これであなたも競馬通! これであなたも競馬通! 著:柏木集保

上がり三ハロン時計の本当の中身とは。
本を手にした私の心にガツンと衝撃が走った。だが著者名を見て納得。
やけに競馬に詳しい奴が仲間にいる ― あの日刊競馬・柏木集保が、
競馬界の趨勢から予想テクニックまで思うところを書き下ろした珠玉の一冊。
読めば、競馬はもっと面白くなる。

2005年07月31日

たまには神頼み

 昨日の強行軍から一夜明け、今日は約束があったので昼から新宿へ。しかし待ち合わせの時点ですでに体が言うことを利かない。十分な睡眠を取ったつもりでも脳の司令部と神経の乱れた調和を補整する機能の衰えは隠せない様子。徹夜も、我慢の意志が働くその当日よりひと呼吸空けた翌日がキツくなるお年頃に差し掛かっているのだ。

「だ・か・ら、今日は二日酔いじゃないんだって」

 草野球の助っ人を人数オーバーで撤回されてもいたのだがこりゃ行けなくて結果オーライ。そんな一足早く夏休みな気分だった帰り道のこと。


 宝くじを買ってみた。突拍子もない話だが、今街角で絶えず「発売中〜」の音声が流れているサマージャンボ3億円である。池袋は西口地下にある東武ホープセンターを通り抜けるたびに、「当売り場で3年連続億万長者輩出中!」の目につく看板が気になっていたことと、自意識の変化が要因だったろう。

 一応、馬券士である。ほぼ重賞レース、しかもメイチのレースしか買わなくなって久しいが、データを通して考えに考えを重ねた自らの推論に従って勝負をしている。そこに運や神の存在は必要なかった。故に単なる確率論の上に成り立っていながら神頼みを謳う宝くじには昔からどこか抵抗があったのだ。

 しかし、である。ある1つのカタストロフィーが私の薄っぺらい先入観を白紙にした。3連単の登場だった。展開を読み切った上で買い目を絞る馬連と異なり、抜け目を恐れた3連単では3〜4頭をピックアップしてBOX買いする戦法に傾倒した。最大18頭立てで組み合わせは4896通りにもなる。そこには運や天の助けが少なからず必要だった。対して変わらない次元の争いになっていることにようやく気付いたのだ。


 4年ほど前、年末のドリームジャンボを付き合いで買った時、日本一当たると言われる有楽町の西銀座デパートチャンスセンターに並んだことがある。3時間半並んで結局的中したのは300円のみ。話題が話題を呼び、皆が揃ってその窓口で買うのだから当然回数を経るごとに売却枚数が増え的中本数は増加していく。そのマジックを知りつつ今回も評判の高い窓口で買ってしまったのはやはり夢の上に欲望を抱いているから、なんだろうなぁ。

 発売は8/2までとのこと。たまには万馬券を超える皮算用に幻を描きうつつを抜かすのもいいものかもしれない。突然ブログの更新が途絶えたらそのときは海外にでも高飛びしているに違いない、きっと。


posted by バイ男 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月30日

ウインアンセム 初出走速報

ウインアンセム 直千でただ一騎独走
ウインアンセム 直千でただ一騎独走

 本日の新潟6R 3歳未勝利 芝1000m戦に出走した愛馬・ウインアンセムの滑走シーン。トリミング(画像の切り抜き)なしでここまで撮れるとは、紛れもなく私の写真ライフにおいて過去最高の出来映えだった。ひとまず速報でお伝えしておく。

 ん?結果?? そんな恐れ多いこと、私の口からはとてもとても・・・いずれ日記で。前夜発の新潟日帰りは無理がある・・・ウ〜ン。


グイッポオーナーズクラブ
http://www.guippo.com/GOC/
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2005年07月29日

リュングベリの残留が決定

 他のどんなニュースよりも待ち望んでいた、喉から手が出るほど手繰り寄せたかった思いが結実した。リュングベリの2007年までの契約更新が成立したのだ。

 25得点を挙げ2004-05シーズンも得点王に輝いたアンリ。その身に故障を抱えながらも抜群のスピードと流麗なテクニックで次々とゴールを攫った。しかし一たびアンリがサイドに流れたとき、チームとしての得点力が減少傾向にあったこともまた事実だった。それはリュングベリが怪我で戦線離脱していたとき、より顕著に現れた。

 流れを見極め的確な判断で前線に顔を見せていたヴィエラがいなくなった。残りのセンター・ミッドフィルダーであるジウベルト、セスクやフラミニはまず第一に安定した守備をすること、そして攻撃の起点となることにプレーの比重を置いている。そのためそこまで大胆な飛び出しを見せることは数多くはなかった。

 生粋のセンターフォワードを欠き、時にぽっかりと前線にスペース、というか"穴"ができるアーセナルオフェンス陣にとって、突如としてゴール前に現れる神出鬼没なリュングベリの存在はそれはもう必要不可欠なものだった。それだけにこの残留報道はたかが一サポーターの肩の荷を随分と軽くしてくれている。今年も怪我に負けずにがんばってくれ、フレディ。


 昨夜、ArsenalTVの再放送でバーネットとのテストマッチを見物。開始2分で新加入のフレブがゴール。チームに溶け込む一発としてこの上ない好スタートをきったことになる。まだ球出しの間が遅れたり、フリーでゴールに迫る際のタイミングを図ったりと慣れが必要ではあろうが、持ち前のユーティリティ振りを発揮してチームに貢献してもらえたらと思う。

 これで残すところはまたレアルにチョッカイを出されているジュリオ・バティスタとキーパーの問題かな。自軍ディフェンスの冷静な分析をホント頼んますよ、プロフェッサー。ではちょっくら新潟行ってきます。
posted by バイ男 at 17:38| Comment(0) | TrackBack(1) | フットボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月28日

高校野球 神奈川県予選決勝を覗き見

 ちょうど今、昼休みに抜け出してワンコインでバックネット裏に侵入してきたところ。甲子園へのたった1枚の切符を巡って、慶應と桐光学園で争われることとなった神奈川県予選の決勝である。

 13時プレイボール。と同時にそれは昼休み終了の時刻でもあった。ちょっとしたスリルと疚しい気持ちがそうさせるのか、熱射の中にとてつもない興奮を覚えた。すぐ戻るつもりがあれよあれよと攻守が転じていく。

 慶應のチアガールに対して、桐光学園は学ランを着込んだ男どもがあっついエールを送り、慶應の吹奏楽が壮大なハーモニーを奏でるところ、桐光学園側はチームカラーの青で統一されたメガホンで大歓声という対照的な構図。

 猫の額ほどの良心が咎めたため3回裏で撤収してしまったが、両軍とも観ていてとてもすがすがしかった。雲ひとつない青空に見下ろされ、背中から尻の割れ目にかけてまでびっしょりと汗まみれにされてしまったのはいただけないが。やっぱりスポーツは、いい。

「あ、ビール1つ!」

たまにはこんな角度で
神奈川県予選決勝
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2005年07月27日

ウインアンセム デビュー決定

 思えばこの場面のためにデジタル一眼レフ買ったんだよなぁ・・・当初の主因は。すでに丸2年が経ち買い替えまでなされて・・・愛馬、オーナーともに回り道を繰り返しようやくゲートに辿り着いたってわけ。シミジミ

 カーリアンの肌にスペシャルウィークの仔が1000m!? 未来の障害王の印す蹄跡の第一歩としてこれも真摯に受け入れまっしょい。フルゲートでもゴチャつかない展開を所望。新潟・・・暑いんだろうなぁ。行きたくないなぁ・・・あぁ肌が疼く。


※ 下記はウインレーシングクラブ発信の近況情報です。転載を禁止します。
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ウインアンセム

7/30(土) 新潟 6R 3歳未勝利 芝 1000 塚田 祥雄 C(除外回数)

フルゲート18頭のところに22頭が出走予定。初出走となるウインアンセムはCで、優先順位は2番目ですので、除外の心配なく出走出来そうな状況です。

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グイッポオーナーズクラブ
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2005年07月25日

決まりすぎたスタートダッシュ

 先日の試合後の話。前回のラーメン屋(ごとう)が気に入ったキャプテンの声に乗り、ゑぐ号で帰り道の池袋に向かうことになった3人。酸いも甘いも4日間で十二分に噛み締めた私は早速コンビニに横付けしてもらい待ちきれんと缶ビールを2缶購入。呪縛からの解放を告げるプシュープシューという快楽の音を立て続けに打ち鳴らすとそれは瞬く間に爽快な濁流となって喉元に轟いた。

 そんな折り、王子に差し掛かった辺りの交差点左折直後に夏服警官の群れが目に入る。

『ピー!ピピピピピ〜』

 一人の警官が静止を促がすターゲットは我々の車だった。3人が3人とも何が起きたかもわからぬまま、大人しく路肩に寄せるゑぐ。まもなく開けたウインドゥに30代半ばの警官の顔が浮かび上がった。

「そんなに急いでどこ行くの?あそこ!一時停止だよ」

 普段自分で運転する機会がないため、「警官はイカつい」という先入観が埋め込まれている私だが、その警官はこちらの想像を超えてフレンドリーだった。渋々と免許を差し出すゑぐに対して

「何?ゴールドかぁ。最近何かやっちゃったことは?」

 口調からして、「見逃してくれるのか」との甘い考えが車中の民に過ぎった。しかし・・・

「ああだこうだ(よくわからなかったので省略)で、点数は2ヶ月後に戻るけど罰金だけ7000円納めてね」

 結局持っていくところはきっちりと持っていかれた格好。期待を裏切られてしょぼんとするゑぐに対し警官はまだ何か言いたげ。

「いやぁ、それにしても今日一番の飛び出しだよ!」

 前の車の進出に併せて向こう見ずに飛び出したゑぐの快走が余程ツボったらしい。ただひたすらスティールの発端となったアンツーカーならぬ通りへの進入口の方向を見つめ悦に入っている様子。するとゑぐ、

「我々野球人はいつだって次の塁を狙っているんですよ」

のような模範解答が引き出されることは終始なかったが、呼びかけに応じる形で他の警官らの群がる白バイの方へと吸い寄せられていった。その姿、まるで盗塁を差された走者がとぼとぼとベンチに向かうがごとく。


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遠くを見つめるゑぐ

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怪しい青装束のグループと取引をするゑぐ


 その昔、同乗した(それぞれ別々の)車が短期間の間に三度事故るという経験を持つ私。その時のドライバーの居たたまれない心境とその場の雰囲気がやりきれなく、自身の運転を極力避ける暮らしが続いている。今回はネタにしてしまったけれど、試合の快勝と自らのホームランで意気揚揚と盛り上がる気持ちを一瞬にして凍りつかせることになったゑぐ氏の心理も十分察していたつもり。感謝してます(何に?)。フォローに全然なってない・・・
posted by バイ男 at 19:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 草野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月24日

適材適所と打順の妙

in 西新井橋河川敷グランド at 11:30 on 7/23
 
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勝 バイ男 5勝3敗1S(11試合10登板7先発6完投)

9番ピッチャー(1〜6回)→セカンド
1.遊ゴロ(左打席)
2.遊打(左打席)
3.遊失(右打席)


 この試合に先立って4日間の禁酒令を強いた。職場での誘いを断り、同期の宴への参加も見送り、コンビニの缶ビールの誘惑をも振り解き、週末の決戦に備えた。鉄人・村田兆治は試合の3日前から酒を断ち、妻と寝室を別にしたと言う。その真摯な姿勢に肖った。そこにはただ勝ちたいというだけには留まらぬ、とある思い入れがあった。


 春。今回の相手・あっぷるずに対して、ニャンキースがエース・すがしん氏の好投で7−3と完勝している実績があった。ニャ軍のエースは私から見て、投手の鑑のような人物。フィールドプレーでは積極的にベースカバーに走り、打つ方でも4番に座りチームの責任を負った。そして試合後は投げ終えて疲れた体を厭わず誰よりも熱心にグランド整備に励むのが常だった。人数合わせに参じるたびにその献身的な姿を目の当たりにしていた。それに対する私はといえば、外野手のポロリをマウンド上で笑い、打順もやる気のない9番が定位置。そして試合後はトンボではなく無下に携帯を取り出しスコアボードの撮影に勤しむのが日課となっていた。そんな畏敬するエースの勇姿に少しでも迫りたく、同じあっぷるずを相手にせめて結果だけでも上回る失点2に抑えたかったのだ。

というわけでこの日のウイニングショット
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 さらには前回見せた、三振か四球かの独りよがりのプレースタイルではなく、今回は打たせて取るピッチングでナイン全員で勝利を分かち合いたいという理想を描いていた。そしてそれができる9人がこの日は揃っていた。ニャンキースからブログ出演を目当てにゑぐとキャプテンが、レッドコックスからは屈託のない笑顔が魅力の兄やん氏が助っ人として参加し、9人どこを見ても潜在的な穴はなかった。久々にながたにがわ監督へ打順オーダーの事前要望を願い入れ、守備位置もこちらの思惑を挿みこんでもらうことで、勝利に対して万全を期した。


 こうして試合当日を迎える。毒素の吸収を断った肉体は枯渇に喘いでいた。惰眠を貪ることができず6時前に目が覚める。程なくして鉛色の濃天からやや強めの雨が降り出し開催が危ぶまれたが、路面を一面湿らせたところですっかりと止んだ。

 会場に向かうライトバンの中で、相手チームの助っ人に上述のすがしん氏ほか、ニャ軍のメンバー3人がいる事実を知る。「なんてこったい」。その思いは試合開始を前にしてより一層強くなった。なんと、あっぷるずの純メンバーは3人しかおらず残りはすべて助っ人で補われていたのだ。しかもひとり人数が足りていない。

「これでは力比べにならないではないか」

 そもそも常識的な問題として同一リーグ内で人員の貸し借りを行うこと自体がナンセンスだった。自軍に加わっているニャ軍2人の存在を棚に上げて憤慨の色は隠せなかった。

「オレが禁酒をやり遂げた意味はなんだったんだ」

 この日に備えて高めていた緊張感が一気に解放され、すべての怒りがあっぷるずの赤いユニフォームへと向けられた。更なる衝撃は、そのあっぷるず3人のいずれも投手をできる人間がおらず、急遽すがしん氏がマウンドに上がることになった裁量だった。

「あいつら、クソだろ」

 こんなところですがしん氏と投げ合う必要などまるでなく、秋にあるであろうバグファイヤーvsニャンキースのメインイベントの価値が損なわれていくのを感じた。この時点で試合の真意は空虚なものになっていた。どこか裏切られたようなメランコリックな感情が私を支配する。

 本来なら不戦勝で然るべきはずだったが、私以外はそれほど相手に拘っている選手もおらずプレイボールの運びとなった。自滅して無駄に相手に勝ち星をプレゼントする最悪なケースだけは避けなければならなかった。相手のマウンドには最強の代役がいる。


 初回。相手の1〜3番にはニャ軍の助っ人が添えられていた。こちらも当初の私の案で1〜2番にゑぐとキャプテンの核弾頭コンビが座っている。お互いとても手を合わせ辛い場面だったが、これをともに三者凡退と、この2人にして十分想定内である投手戦の様相を呈して始まった。

 2回。私のピッチャーゴロ送球エラーを発端に1点を失う。「厳しい展開になる」。そんな思いも束の間、その裏に練馬の怪童・いたが右中間への特大ツーベースを放ちすぐさま1点を取り返してくれた。

 「味方が点を取ってくれたので力が入ってしまった」。桑田がよく残すコメント、3回はこれを標榜する展開となった。力んで急にストライクが入らなくなったのだ。走者を貯め3番打者、勝手知ったる顔がスライダーを掬い上げた打球が右中間を襲う。完全に抜ける当たりだったがライトが身を呈すファインプレーで事なきを得た。普段レフトを守る「を」をライトにコンバートしていたのが最大に奏功した。悔しがるはタイムリー1本を不意にされたニャ軍・好ちゃん氏。

 4日間の努力とは裏腹に、調子は芳しいものではなかった。河川敷というグランドコンディションの悪さも相まって球に勢いが感じられなかった。意識するあまり投球フォームが崩れているのが自分でもよく理解できていた。球が四方に散らばり、空振りも奪えない。しかしそこはこの日自慢のバックが好守でカバーしてくれた。エラーは試合を通じて、私の1つとゲッツーを焦ったショート・ゑぐのお手玉、その2つしかなかったものと思う。


 均衡した試合は4回裏に動きを見せる。走者を2人置いて8番正捕手・シゲ。ストレートを叩いた打球が三たび右中間を襲う。なんとこれが伸びに伸び、ダイレクトに草むらへと吸い込まれる起死回生のスリーランとなった。まさかの一発にマウンド上で仰向けに転がるすがしん氏。続く内野安打の私を置いて、すがしん氏vsゑぐの3度目の同門対決。復調著しいゑぐの打球はライナーでレフト定位置へ。しかしあらかじめ深く守っていた、ヘルプの「を」がバウンドの目測を誤り後逸。はるか後方に延々と転がるランニングホームランとなった。先ほど自軍で魅せた超ファインプレーの面影はどこへやら、とても同一人物とは思えぬ守備姿勢にチェンジの後、相手ベンチに平謝りに行く「を」の姿が敵味方総じて笑いの渦に巻き込んだ。

 試合の趨勢は決していた。ホームランを打ちノリノリで冴え渡るシゲのリードに応え、ナックルでニャ軍・ゆーたん氏からストンと空振りの三振をもゲット。そして6回に自軍が貴重な追加点を奪うと私はもうお役御免。せっかく来ていただいたねぎらいの意を込めて、レッドコックスの兄やん氏にゲームの締めを託したのだった。


 投打が噛み合うというのはこういうことを指すのだろう。守備のいいリズムが攻撃に刺激を与え、個々の力が線となり大量得点を生んだ。熟慮の基に組まれたオーダーはチームの力を2倍にも3倍にも変え、全員野球での気持ちのいい勝利となった。唯一の懸念材料は、この稀に見るパフォーマンスを対ニャンキース戦までとっておいてくれればよかったのに、ということ。本番での再戦が思いやられる。

 この後、ゑぐが自慢のスカイラインで大チョンボを魅せてくれるのだがそれはまた別のお話。


2005年通算成績
 











出塁
長打
左打席1814500021102.357.500.357
右打席149403030220.444.6421111

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2005年07月22日

英国旅行計画が暗礁に・・・

 再び噴煙が立ち昇る地下鉄、そして投げ込まれたリュックサック――まさかの同時テロから2週間、再びロンドンが喧騒の渦に飲み込まれた。あの事件と同じく発生場所は市内4箇所。それもバス1台と地下鉄3駅を狙う手口までもが合致している。果たしてテロなのか、それとも模倣犯の仕業か。事件のあまりの類似性に英国当局も犯行グループを絞らず、その両面から捜査に臨んでいるとの話。


 それにしてもマイッタとしか言いようがない。「一度起きたからもう次(もロンドンが狙われること)はないだろ。この影響で旅費が安く浮いたらラッキー♪」と高をくくっていた。が、それを嘲笑うかのような"おかわり"が待ち受けていようとは。9月のロンドン、行けるのか・・・いや、まだ行く気だったのか。

 スコットランドがメインということで、ロンドンには一昼夜程度しか滞在しないつもりでいた。どこか他国の空港でトランジットをすればロンドンをパスして旅することも可能ではある。しかし、本拠地最終年となる今年のハイバリーに寄らぬイギリス旅行など成り立つべくもない。

 目的地ごと替えて初アメリカ?季節がらウッドウォードSにチャレンジとか。いや、ダート競馬&メジャーリーグのコンビは王室競馬&チャントの折り重なる魅力には到底敵わない(あくまで私個人の場合)。というか、昔からアメリカに興味を抱いてこなかったこれまでの経緯もある。


 カメラを手にする者の端くれとして、発生現場を写真に収めてみたい好奇心がある。危険を省みず中東の壊れたスクープに飛び込んでいく、衝動を止められないジャーナリストの心境がわかる側面もある。自らの目で、耳で感じたものを自らの言葉で伝えたい、表現したい。それが傾倒しているイギリスの異変であるなら尚更のこと。

 行くか、行かざるか。航空券の早期割引が適用される出発の35日前まで、この葛藤はきっと続いてゆく。
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2005年07月21日

ヤマニンプレアデス いよいよデビュー

ヤマニンプレアデス 当歳時のグイッポシーン
ヤマニンプレアデス当歳時

 あれから丸2年の歳月が流れようとしている。我々が北海道牧場巡りの一環として大挙、錦岡牧場に押し寄せたときからのことになる。ヤマニンパラダイスとヤマニングローバルの見学に赴いたところ、パラダイスの02(現ヤマニンアリエル)とこのパラダイスの03(現ヤマニンプレアデス)にご対面したのだった。

 放牧場に放たれた1歳馬の中で馬群の先頭に立ち力強い駆けっぷりで真っ先に我々の元に駆け寄ってきたアリエルだったが、ここまではその秘めたる能力を発揮するのにやや苦労している節がある。それに対してプレアデスは当時、まだ離乳前で母パラダイスと母仔仲良く寄り添っていた。

このままもらってこっかの図
このままもらってこっかの図

「これ、最後のサンデーだし牡だから1億くらいするんだよなぁ」

 そんな当時の会話がまだ耳に残っている。あの小っちゃかった仔馬がいったいどんなファイトを見せてくれることか。とても懇意な対応をしていただいた牧場のスタッフの方には今でも感謝の念が尽きない。彼らの笑顔のためにも懸命な走りを見せてもらいたいと思う。日曜函館新馬戦から目が離せない。まあ他人のPO馬なんだけど。


北海道牧場巡り vol.2003
http://www.guippo.com/hokkaido/
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2005年07月20日

ウインアンセム 坂路一杯

 アンセムに関して「脚元がどう」というところに全く触れられていないコメントは初めてのような気がする。それだけ良化具合がいいと判断していいものだろうか。時計が終い1ハロンで先週比1秒詰まり、徐々にだが軌道に乗りつつある感が窺える。このまま、行こう。

 入厩後、今までの近況メールから調教メールに内容が代わり、そのボリュームに溺れてしまいそう。自サイトでの扱い方にも苦慮している今日この頃。何事も情報が溢れきっている現代なだけに余計な言葉は省いて要所を押さえるコメントをお願いしたいところだが。これはこれでサービス精神旺盛とクラブのプラス条件にも採れるのかな。


※ 下記はウインレーシングクラブ発信の近況情報です。転載を禁止します。
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ウインアンセム

7/20(水)
美浦坂路良 68.0〜50.5〜34.5〜17.0 (6) 楽走
美浦坂路良 54.2〜38.4〜25.0〜12.5 (5) 一杯追う
内3歳500万下トレノラピド馬なりの外、1秒6先着。

 今朝の美浦TCの馬場開場時間、午前5時の気温は20度。関東では一昨日の18日に梅雨明けとなり、連日、連夜、厳しい暑さが続いています。
 幸い、今朝は湿度が低かったので、暑いことには変わりないものの、いくらか過ごしやすい陽気となりました。馬場状態は、Wコースが「稍重」となった以外、坂路を含むその他のコースは「良」となっています。
 今朝のウインアンセムは、坂路で併せ馬での追い切りをかけられました。
 まずは、矢崎調教助手が手綱を持って、厩舎周りの引き運動へと出発。じっくりと時間をかけて体をほぐしたところで、坂路へ移動です。その坂路で、手綱を塚田騎手にバトンタッチすると、8時25分に追い切り前のウォーミングアップの1本目をスタート。時計は、17秒5→16秒0→17秒5→17秒0の4F68秒0で、ほぼ17秒ペースを守っての楽走ゴールでした。
 この1本目で追い切りのウォーミングアップを済ませると、再びスタート地点に戻り、パートナーとなった3歳500万下のトレノラピドと合流。そして、14分後の8時39分に追い切りをスタートしました。先行はトレノで、それに3馬身遅れてアンセムが続きます。最初から気合いを入れられているアンセムは、通過ラップが15秒8→13秒4→12秒5→12秒5と、グングン坂を昇っていきます。ラスト1ハロンで脚色が衰えてしまったトレノを捕らえると一気に抜きにかかり、1秒6の差をつけての先着。全体の時計は、4F54秒2となっています。
 騎乗した塚田騎手は、「多少ビビっていたところがありましたが、動きとしてマズマズでした」と、乗った感触を坂本取材局長に報告していました。
 矢崎助手からも「塚田君がビッシリやってくれたし、時計も先週よりは詰めています。ひと追い毎に動きは良くなっていますね」と、なかなかの評価をもらっています。
 しかし、「ただ、カイバを食わし込んでいるせいで元気も良くなっているんですよ。ちょっと煩いくらい」と、困り顔もチラリ覗かせていました。

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グイッポオーナーズクラブ
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2005年07月19日

熱海に島があること知ってました?

 2話前に工面した発言が現実問題として表面化。久々に競馬が一切絡まないプチ旅に出ることになった。行き先はどこでもよかったが『踊り子箱根フリーきっぷ』なるオトクなチケットの存在を知ったため費用を掛けまいと短絡的に熱海に向かうことに決めた。

 熱海に何があるのか。温泉と海以外何のイメージも沸かなかったが余りにベタ過ぎるのか、本屋にも「伊豆」や「箱根」の特集はあっても「熱海」に記事を割いた冊子は終ぞ見当たらなかった。そんな折り、じゃらんの背表紙にフェリーの広告を見つける。

「ほほぅ、こんなところに島があったとは」

 その島は『初島』と言った。触れ込みによれば、静岡県唯一の離島であり熱海港からフェリーで23分の距離にあるという。スコットランドのアラン島行きの予行演習にちょうどいいかも、と興味を惹かれた。島の名物であるスキューバダイビングも釣りも我関せずの思いだったが、何の変哲もなかろう本土に停滞しているよりはずっと妙案だったのだ。


きじ御膳
きじ御膳
池袋発のスーパービュー踊り子を見送りわざわざ東京まで足を運んだのは、もちろん駅弁を仕入れるため。数多ある弁当の中から自然と鳥に手が伸びる。そろそろ東京駅の鳥関係の駅弁制覇が見えてきた・・・

活き鯵と鮪三点刺身定食
活き鯵と鮪三点刺身定食
帰りのスーパービュー踊り子を待つ合間に熱海駅駅舎2階の磯料理屋で定食を食らう。駅弁との2択で迷いに迷ったがモリモリに盛られた刺身とともに侍らされた捌きたてのアジが時折ピクッピクッと動くことに舌なめずり。


 さて、旅日記の本編へ。と参りたいところだが、先日のバルサ戦と同じコンパクトフラッシュで撮影に臨んだところまたPC転送時に読み込み不良を発してしまい・・・。つまり、フェリー航行中に撮った本土の風景も、朝4時半に起きて撮った海から昇る日の出の写真もそのすべてがパァ。残されたのは上記たった2枚の携帯画像と真っ赤に燃えるブヨブヨ胸板の痛みだけだった。
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2005年07月17日

6回16奪三振で負け投手

 
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負 バイ男 4勝3敗1S(10試合9登板6先発)

9番ピッチャー
1.一飛(右打席)
2.中三打(右打席)


 練習試合・・・のはずだった。「調整登板のつもりでいいから」と伝えられていた。故に暑さに任せて10日ばかり続けて酒を浴びた。前夜も大ファンの鶏と戯れしっかりと午前様を決め込んでいた。そんなユートピアな世界が1回表、マウンドに上がって激変する。

 サード助っ人、ショート助っ人(というか、ゑぐ)、レフト野球未経験者、ライト野球未経験者、そしてセカンドはなんと女性だった。まともな守備を計算できるのはファースト、ショート、センターだけだったのだ。しかも相手に迎えるのは明らかに格上、高校野球経験もある歴戦の腕達者たちが居並ぶ打線。「前に飛ばされたらいつまでもチェンジにならないんじゃないのか」。投球練習をしながらそんなある種の恐怖感に襲われた私は一つの覚悟を胸に秘める。

 三振しかアウトを獲る手段がない。

 この時点で生半可なゲームプランは消え、スライダーとチェンジアップを見せ球にして4隅のストレートとカーブですべて三振を狙う決意は揺ぎないものとなった。それでも際どいところを突かねば軽く弾き返されてしまうことを懸念し四球は一切辞さずの構え。そして長らく低迷を続けていたカーブではあったが、このレベルではおっ付けられて軽々と外野に運ばれてしまうスライダーでは手に負えず、どうしてもカーブの破壊力が必要になった。


 かくして1回、その思いが現実となる。先頭打者がサードエラーで出塁すると、続く2番のボテボテ打球が私の前に。フォースアウトを狙い素早く2塁に送球するもなんとゑぐと女の子がベース上でお見合いパーティー。ボールは2人の"濃密な"空間を妨げることなくセンターへと転がっていった。しかし事前の覚悟が奏功したのか、すべて想定内の出来事と以降の打者を3者三振に斬ってなんとかゼロに封じた。たった1回を投げ切っただけなのにものすごい疲弊感が蓄積していた。

 2回。事態は収束不能な方向へと動き始める。シュートを詰まらせたセカンド後方のポテンヒットを皮切りにエラー、エラー、エラーの連続。あっという間に4点が失われた。2つの三振を挟み、最後はサードが無難にゴロを捌きどうにか進攻は食い止められた。もうこの時点で頭の中は「三振、今何回で何個奪取」、これしか反響しなくなっていた。

 3回4回は記憶にないがゼロで素通りした。5回に四球の連続で満塁となり難儀な左打者(というか、練習試合のためうちのチームから臨時助っ人に借り出されていた「を」)をカーブでハーフスイングに仕留めたつもりがノーの判定。結局、粘る「を」に対して根負けの形で押し出しとなった。その間にファーストフライが1つあったが残りのアウトはすべて三振。しかしこちらの攻撃は最初からノーヒットのまま1つのエラーでの出塁のみに抑えられていたのだが。


 最終回の攻防。例によって四球による走者を貯め、相手チーム随一の強打者・2番を迎えた。向こうはバットを振り振り打ち気が満々だった。初球、高めのストレートをカットされる。このときベンチに向かって「おっ付けてライトに持ってくわ」の声が。2球目カーブ。その発言の通り、ファールとはいえ一塁ベンチをかすめる右方向のライナーが放たれた。このチームリーダーはここまでずっと自軍攻撃の際に審判を務めていた。

「もしかして球筋が見切られてる・・・?」

 困窮窮まった私の疑念を感じとってくれたのか、この日久々に野球に訪れた新婚正捕手がマウンドに駆け寄ってきた。

「次、どうする?」
「ストレート勝負で」
「わかった」

 腹は決まった。小細工が通用しないのならありのままをぶつけるしかない。体調管理もせぬまま6回を迎えていたためいつ足が攣ってもおかしくない状態になっていた。肘が過去にないほど軋んでいる。もう振り絞るものはなかった。

 無心のまま投じられた渾身の一球はその反動で自然とミットから目が背けられ視界を真っ黒に染めた。手を離れた瞬間、岡島の顔が暗闇に浮かんだ。必死に軌道を追う。コマ送りのまま白球が描いた軌跡の終着点は構えたミットのド真ん中に収まった。野村克也が常々口にするセリフ、「困ったらアウトローに投げときゃいいんだよ」。まさに実行したのは寸分も違わぬそれだった。投手にとって最高の栄誉である見逃しの三振。

「ありゃ打てねぇ」

 ベンチへの向かいがてら、相手を称える声が流れてきた。そしてそれに同調するナイン。それだけで力投は報われた。


 シナリオはもう少しだけ残っていた。裏の攻撃。1死で回ってきた6回にしてようやくの2打席目。ピッチャーは前の回からそのチームリーダーへとスイッチしていた。投球練習からすでにスナップのやり繰りだけでカーブ、シュート、チェンジアップ、そして伸びるストレートを軽々と操っているのを目にしている。「硬式経験者はこれだから・・・もうなぁ」。

 相次ぐ2三振でスランプ気味の左をこの日はバッサリ封印し再び右打席に入る。コースを突いた投球が次々と外れるもノースリーからスライダーでストライクを稼がれる。ストレートに対応できるリズムで変化球を待っていた。そして来た。重心はブレなかった。チェンジアップを掬った打球がセンターの頭上を越える。二塁打だろうと流しているともう1つ狙えそうだという欲が生まれ、エンジン再動。間一髪ながらポリシーであるノースライ(怪我しちゃうけん)で三塁を落としいれた。これで今年、右打席での安打全4本のうち3本が3塁打という自己満足な珍記録を達成。しかし・・・続くサードゴロに飛び出し三本間に挟まれタッチアウトの憂き目。

「どうしても1点が欲しかったんだよぅ・・・」


 試合は結局、完封殺に終わった。こちらが2安打なら向こうも2安打。ストレートとカーブは結局芯を捉えさせることがなかった。好投を支えるのはコンディション調整にも優る、その場その場の集中力なのか。来週の公式戦に備え火曜から禁酒生活に臨もうとしている私の心意気は・・・。とはいえ、一人一人に対して執拗なまでの神経をすり減らすこうも過酷な組み立てを毎試合続けていたら絶対に肩か肘を故障するだろうな、とひたむきな野球人の気苦労も奥底に覗き見た貴重な一戦だった。これが野球選手というものなのか。

 前夜飲んでいる最中に、恣意的な理由で草野球から遠ざかっている恥人からメールが入っていた。

「和巳と松坂(ソフトバンクvs西武)が今年一番の試合してますよ。意味のない球がない」

 一球入魂。試合を目にする機会はなかったが、心に刻んだメッセージの結果がアウト18に対しての奪三振16となって表れた。私にはこの数字だけで満足だった。後はモジモジして殻に閉じこもっている"主役"のグランドへの復帰を待ちわびている。足りないパーツはただ1つ、好投を繰り返しても張り合いがないのだ。


 さて、この疲労を癒すべく残る連休は温泉療養に励むズラぜ。


2005年通算成績
 










左打席16400021102.333
右打席13403030120.444

posted by バイ男 at 03:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 草野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月16日

Vieira, whoa-oh oh

「たまにはどこか連れていきなさいよ!」

 顔中をススまみれにしたVAIOがそう投げ掛けているような気がしたので買い物ついでに持ち出すことにした。というわけでただ今モバイル中。


 ヴィエラがいなくなった。ここ2、3年レアルへの移籍の噂が後を断たなかったが、今年は浮いた話は他のプレイヤーに向いていた節があったので安心していた。そんなところにユヴェントス移籍決定の報が。しかも移籍金はわずか20億だとか。確かに昨シーズンのどこか集中力を欠いたプレーを見ている限り、環境を変えるのが一番彼にとってはいい選択だったのかもしれない。9年間アーセナルを率いてくれた恩は忘れない。それにしてもビアンコネロのシャツが、あの褐色で長身の身なりにものすごくマッチしそうなのが何とも。

 ヴィエラに続いてピレスもユヴェントス入りするのではないかという話もある。そしてリュングベリやアシュリー・コールにも移籍の噂が後を絶たない。エドゥーに至っては、コンフェデ杯の日本戦でアナウンサーが

「バレンシアのエドゥーが出てきました」

とまあ移籍した事実を試合最中に知らされる始末だった。


 シュツットガルトからフレブが新加入したほか、レジェスとクリシーがそれぞれ長期の契約を結んだが、今年は2007年の新スタジアムこけら落としに向けて大切な1年になるはずである。

「チェルシーの補強が終わらない限り、我々は動くに動けない」

とヴェンゲルも弱音を吐いていて、いったいアーセナルはどういう布陣で今季の開幕を迎えるんだろうか。余りにも不安だ・・・


 ではお呼びがかかったので、これにて埼玉県民が群れる東池袋より失礼する。
posted by バイ男 at 14:21| Comment(0) | TrackBack(0) | フットボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月15日

読めたサヨナラへのマイルストン

蹴球★情熱
野球中継担当のカメラマンが「蹴球★情熱」のTシャツ着用なんて・・・


 駅貼りのポスター写真がとてもウマそうに見えたカレーミュージアムか、それともこの日唯一のプロ野球開催となった横浜vs広島戦か。悩んだ我々はハイカラな異空間ではなく、オールスター前の"消化試合"を見届けようとバックスクリーン横の定位置に腰を落ち着ける道を選んだ。

 スコアは着いた時点ですでに取ったり取られたりのシーソーゲームとなっており、右側には「関東にこんなにファンがいるのか」と目を疑わせるほど大挙して押し寄せたカープファンの大群がこの日も労を惜しまず屈伸運動に励んでいる。が、試合は特に見どころもなく以後たんたんと進んだ。然したる事前興味もなかった私の目には少なくともそう映った。唯一リマーカブルされていい159km男・クルーンは終盤の広島の"余計な"頑張りに登板の機会を奪われ、そのままゲームは延長戦へと突入した。

「ほらやっぱり。オレ、今年3回来て2回延長っスよ。堪んないっス」とは隣人の弁。

 見せ場は5−5で迎えた11回裏に訪れた。ここまでどうにかこうにか凌いできた広島・高橋建に横浜・金城が相対する。過去5打席凡退だった左打席に替わり、左投手を迎えてこの日初めての右打席に入った。

 すでにここに至るまででその兆候は見えてはいたが、高橋建は決め球を持っていないように思われた。追い込んで優位に立っているにも関わらず打ち取るまでの一球に相当の苦労していた。そしてここでも。

 ストレートとスライダーでツーワンと追い込んだところまではいいが。あわよくばと引っ掛けを狙った外のシュートはしっかり見切られ、続くスライダーも同じく外に外れフルカウントに。そして勝負に出たストレートを遭えなくカットされるともう観ているこっちまで息苦しくなってきた。

「もう投げる球ないんじゃないのか」
「オレだったらカーブだな」

 一球でもインコースに抛る勇気があればまた違った結末が切り開かれたことだろう。だがミットは4球連続、アウトローの同じところに構えられた。そして最後の一投はそのミットよりもボール1つ分高く、さらにはボール2つ分内側へと入ってきた。まるで置かれた立場の危うさをそのまま投球に具現したかのように。

 打球はそんな懸念を知ってか知らずか、ブレることなく一直線に我々の陣取る席の5つ前に飛び込んだ。


スクワットなら任せろ
懸命なスクワットも虚しく自力V消滅なる洗礼を浴びた人々
posted by バイ男 at 15:53| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ観戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月13日

切ねぇっス

 小雨混じりの気だるい朝。ふと車窓の移ろいにまどろみうたた寝してしまうと、まだ呼吸を開始して間もないフレッシュな瞳にハードコンタクトレンズが不協和音を響かせる。

 この互いが接着してしまったようなゴワゴワっとした違和感は目薬のパワーだけでは拭えない。そのため到着早々洗面所にピットインしてメンテを図ることに。その最中、寝ぼけ眼で水に晒し操っていた指からうっかりレンズが滑り落ちた。

「大丈夫。栓はしてある」

 水面を泳いでいたレンズが底に落ち着いたところを確保しようと、安心感に裏付けされた私の動きはとても緩慢だった。まもなく動きを止めた獲物目掛けて満を持して手を伸ばしたところ、イヤイヤと指を逃れるようにレンズはスライドした。そしてあろうことか栓と底面との密着部にできた、ほんのわずかな隙間にスススっと飲み込まれていったのだ。

「あっ・・・」

 腹を空かした鯉がグルテンを豪吸するがごとくまさしく一瞬の攻防だった。にも関わらずすべてがスローモーションに感じられた。例えるなら、勝負は決まったと思い込み楽勝ムードで流していたところを、死角となる第1レーンの泳者に差されたような・・・そんな気分だったろうか。慌てて手を伸ばすこともできず黙って遥かなる旅立ちを見送るほかなかった。さらば2号。



 そんなわけで久々の競馬ネタながらお粗末な一件の影響で、コンタクト代を取り返すという使命が課せられることとなったジャパンダートダービー。とは言ってもすでに昨日オフト滞在中だった恥人の手により小額だけ買われているので今更配当の高望みはできないのだけれど。


ジャパンダートダービー
 3連単 カネヒキリ→アグネスジェダイ→プライドキム
 3連単 カネヒキリ→アグネスジェダイ→ドンクール
 3連単 カネヒキリ→プライドキム→アグネスジェダイ
 3連単 カネヒキリ→ドンクール→アグネスジェダイ
 3連単 アグネスジェダイ→カネヒキリ→プライドキム
 3連単 アグネスジェダイ→カネヒキリ→ドンクール

 逃げ馬は大事にかわいがるもんやで、なあ豊はん。願わくば下の2つ辺りで決まってくれるととっても助かるんだが・・・。
posted by バイ男 at 17:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月12日

橋本真也 早すぎた大往生

 享年40。余りにも突然過ぎるその報せは、小川ではないが現実の出来事として認識するのに時間を要した。例によって表面だけ掻い摘んでプロレスのことを述べようかとも思ったが最近の橋本が、いや、近年のプロレスがどういう構造で成り立っているのかまるで知識を持ち合わせていないことに気付く。複雑多岐に分かれてしまった日本マット界の現行のシステムは私のような薄識な一見客の足を疎遠にしていた。

 そんな私は黒に染まる前の、闘魂三銃士の中でただ一人確固たるキャラを確立できていなかった、やや地味めな蝶野が好きだった。その蝶野の前に他に類を見ない個性で敢然と立ちはだかったライバルが橋本真也その人だった。あの時代のどこの学校でもそうだった(と想像される)ように、私のクラスにいた橋本という少年のあだ名ももちろん例外なく「シンヤ」だった。

「橋本!てめぇ」
「なんだこのヤロー!」

 何の用もないのに挨拶代わりのひと言がそのままチョップの応酬からSTFと四の字固めのための足の取り合いへと繋がった古き良き日々。あの頃のプロレスは、一般人をもその渦の中に容易く巻き込むほどただただ熱かった。根っからのプロレスラーは現在のマット界に自身の居場所を見出すことができず、自らの存在証明を天に求めたのかもしれない。


 そういえばあのワンパクシンヤは今元気でいるだろうか。ふと気になりにけり。
posted by バイ男 at 18:03| Comment(0) | TrackBack(1) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月11日

ロンドン五輪での野球除外に警鐘

 既報の通り、野球(と女子ソフト)が2012年のロンドン五輪において競技種目から除外されることとなった。この決定は、アテネ五輪でもプロ選手を送り込まなかったアメリカではそれほど問題視されておらず、日本のメディアの取り上げ方が世界一(キューバか?)であるかのように、そこかしこで騒然と物議を醸し出している。「野球界の危機」だの「北京五輪での金が至上命題」だの・・・


 私としてはその除外裁定も見方によってはある意味"アリ"なのではないかと思った。まずは単純に、ロンドンに野球場があるのか?という物理的な疑問。旅行を計画するたびにガイドブックをガン見して研究に余念がないわけだがロンドンを飛び出しイギリス全土に目を広げたところでフットボールの聖地、ラグビーの聖地、ゴルフの聖地はあっても野球(ベースボール)の聖地というのは見たことも聞いたこともない。球場自体はあるのかもしれないが五輪ほどの試合を開催するとなればそれ相応の規模のスタジアムを新設せねばならないだろう。

 しかし、半開きの扇型をベースとした独特な野球のフィールドはそれぞれ専用のスタジアムで行うことが当然とされるフットボールでもラグビーでも使用できず、楕円形のクリケットでの代用もあまり期待はできないのではないか。W杯開催に盛り上がり惜しみもなく賽が投げられた未曾有のスタジアム建設ラッシュとその祭りの後に残された巨大な金食い虫の数々。今もなお利用目的もなく維持費だけを毟り取られている日出ずる国の地方財政の苦悩がオーバーラップしてやまない。


 続いて、日本野球界における五輪のステータスの問題。アテネで銅に終わった日本代表だが、次季の北京五輪に向けて一説によるとドリームチーム結成など、アテネ以上の要員を集め早くも金メダル獲得に躍起になっているとか。"もし"、北京で再び金を逃したときは立場的に退路を絶たれ更なる意気込みで次のロンドン五輪に乗り込むしかなくなっていたものと思う。何が何でもプロプロプロ!と。そこに浮かび上がるのは空意地のみでファン主導の大志などどこかに置き忘れてしまっていることだろう。

 だがそれでいいのか。なぜならあくまでオリンピックはアマチュアプレイヤーの最大の目標という位置付けであってほしいからだ。今はまだペナントレースに多大な影響を及ぼさない程度に、と球団ごとの配給人数を調整していたりもしているが連敗が続いたその頃にはもう見境もなくなり球界の威信にかけてだの何たらと理由を付けて五輪至上主義が半ば強制的に巻き起こっていることが想像できる。社会人野球に携わる者にとって最高の頂であったはずの五輪が、プロアマ混成チームに始まりプロオンリーで抜き差しならない勝負の場へと、気付けばまったく庶民が夢に抱くこともできないほど手の届かぬところへと流れてしまっている現状(いま)がある。野球を志す者の目標が断片化され、ごく限られた世界の人間のためだけのステージへと形骸化してしまうことで当然野球界全体としても後進の芽は徐々に先細りとなり潰えていくだろう。


 このロンドン五輪の競技除外がそういう意味で、五輪の主権をプロからアマの元に戻す、そして協会の目を覚ますいい機会になれば不幸中の幸いではないか、と最近野球に目覚めた一(いち)アマチュアプレイヤーとしてとっぽい苦言を呈してみたくなった。また、女子ソフトボールの除外は純粋に残念に思った。言うまでもなく、スカウトの目に止まりプロ入りする道が少なからず開けている野球に対して、彼女たちにとってみれば五輪が陽の当たる最大にして唯一の舞台であるからだ。何はともあれ、まずは北京への様子を窺うしかない、か。



 最近のこのブログ、全然競馬ブログになってない・・・
posted by バイ男 at 20:44| Comment(0) | TrackBack(1) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月10日

プレッシャーを制す者が、ゲームを制す

 
NYANKEES00050016
東京CHAMP12101005

勝 バイ男 4勝2敗1S(9試合8登板5先発)

3番サード→ピッチャー(5〜7回)
1.二ゴロ(左打席)
2.四球(右打席)
3.三振(左打席)
4.遊失(右打席)


 前夜、関内で焼肉をたらふく頬張り帰途に着く。車両の揺れに気分良く、広げていたNumberもいつしか閉じられそのまま夢の中へ。再び意識が戻ったとき車窓は見たことのない別世界へと変わっていた。ポツンポツンと一定の間隔にのみ備えられた、道往く歩行者のためだけの街灯。ハッと我に返り電光掲示板を見ると「Next 大宮」と漏れなく帰宅まで1時間のビハインドを告げる表示が。帰りの埼京線ではそのいずれもが普段耳慣れぬ駅表示を目視しつつただただ反省。ラーメンとアイスで雪辱を誓った。

 当日。この日は14時から助っ人チームの試合、そして19時から自軍での試合が組まれていた。安請け合いしたばかりにダブルヘッターとなってしまったがどちらも先発予定はなかったため乗り切れるだろうという公算をしていた。ところが、インボイスのナイターでソフトバンクの16連勝を賭けて松坂と和田が投げ合うと聞きその"投手戦"に妙味を見出した私。梅雨空模様のためギリギリでの試合中止が重なり三兎を失う最悪なケースは避けたいとはっきりとした大雨期待で迎えた夜明けだったがあいにくの曇り空。こうして1試合目を迎える。


 まず相手の情報を聞き失笑する。なんと「広島カープのファンだけで作られたチーム」であるらしい。カープが関東圏で試合を行う週末は応援に行くため草野球も活動しないという徹底ぶり。実際、ユニフォームもグレー地に赤のアンダーシャツとチームが関東なだけにアウェイ用に合わせているのだろうか。そんな変人が集まったチームの後塵を拝することは個人的に許されない。

 ニャ軍の先発エースの調子は別段悪くないように思えた。しかしコツコツと当ててくる打球が塁間を突き毎回の加点へと繋がった。3回、やや強めも正面のサードゴロをバウンドの上がり際で押さえようとしたところを見事にカスリもしないトンネル。土だからイレギュラー気味にバウンドが撥ねなかっただけさ、と自らのチキンハートに言い聞かせるもそのエラーが失点へと結びつき助っ人としての立場を失う。

 萎縮している私を尻目になおもピンチは続き、一死一・二塁の場面。球場に向かう車中での、すでにこの草野球記のレギュラー化している感もあるゑぐとキャプテンとの会話を思い出す。この日のポジショニングが、サードが私でショートがキャプテン、そしてセカンドがゑぐとなっていたためキャプテンの

「じゃあ今日はゲッツー獲ろう」の声に応じて
「6−5−3で行きましょうよ」と調子よくゑぐをソデにする私。それに対して当の本人は
「いやいや、6−5−4でしょ」とそんなゲッツーあるのか、と疑問に思わせるセリフの応酬。


 まさに千歳一遇の場面が転がってきていた。先ほどと違い今度は捕球に労しない詰まった打球が私の前に。選択肢は2つ。プロなら華麗に5−4−3を狙うところだろうが、クルリと右回転した私は細かなステップで3塁ベースを踏むと、そのまま対角線上に向かって大遠投。ファーストミットのド真ん中に矢のように突き刺さった瞬間、審判の右手が挙がり「アウトぉぉ〜」の声が響き渡った。直前の後逸と2回に3塁線後方のファールフライをフェンス際の土手を気にしてポロリしていた前科もありバッターがサードの技量をナメてベース直前で流していたのも幸いした。一塁コーチャーに対して「なんでボールが来たんだ???」と理解不能な表情で問い掛けているのを垣間見て、失いかけた助っ人の優遇気分を取り戻した私であった。この余韻で1週間はいい夢が見れる。


 そんなファインプレーで流れが変わったのか、それまで大したことのないように思われた沢崎似の相手投手に沈黙していた打線が奮起する。ランナー2人を置いて打席には極度の不振に喘ぐゑぐ。第一打席の同じくチャンスではバットの先端にかろうじて当たった結果オーライのこじ付け進塁打だったが無得点に終わっていた。

「キター!!!またまたチャンスで主砲の登場だ〜」
「この打席に野球人としての存続が掛かっとるで〜」

 味方ベンチからは次々と(嘲笑の)声援が飛ぶ。それもそのはず、昨季の首位打者が今季はこれまで打率1割以下の散々な成績に見舞われていたからだ。そして自身が不在だった先週の試合でチームは久々の勝利を挙げた悲惨な結果もあった。カウントとともにチーム内での自らの居場所まで追い込まれたこの打席。最後に投じたストレートが今度はしっかりとバットに当たった。いや、芯で捉えていたのだ。「うぉ〜奇跡」というベンチからの奇声とともに完璧な当たりが左中間を真っ二つに切り裂く。センターとレフトが追えどもボールは転々と外野を転がり、起死回生のスリーランになった。

 絶不調を脱したムードメーカーの一発に逆転への烽火を上げたニャ軍は、続くバッターもヒットで出塁すると9番に座ったキャプテンがゑぐの打球をトレースするかのように快音を残し逆転のツーランで猛攻を締めくくった。二死になって私。ここで一気に突き放すべしと、球威に衰えが見られた相手投手に対して高慢に望むも他のバッターが次々と外野へ花火を打ち上げる中、三振。なんでやねん???わずかに曲がっていたのか、先日の朝帰り後の一戦から打撃下降線へといざなうイヤな予感が現実味を帯びてきた。


 4回終了後、エースから突然の「もうダメ」宣言が。残り時間から投球回数2回が想定されまあちょうどいいかと承諾するも、実は私、ニャ軍の助っ人に行くこと計8回前後にのぼるが今まで一度も勝つところを見たことがなかった。大半が潮見だったことで当然と言えば当然の戦績なのだが、初めて勝ちゲームでの中継ぎが回ってきたことになる。

 5回、マウンドに上がって早々スライダーがすっぽ抜けノースリーとする。続くストレートで1つはストライクを取れたものの結局歩かせる。相手の打線はもう3順目、この時点で大体レベルは解っていたため不安定なスライダーに見切りを付けストレート主体の投球に徹することに決めた。しかし盗塁とワイルドピッチで3塁に進められ、フラフラっと上がったセンターへの飛球。中継なしの好返球でタイミングはアウトだったがバウンドが高く撥ねた分タッチの差で本塁への生還を許し同点に。まずは先発エースの勝ち星を消してしまった。

 その後四球は出すがバックの安定した守備とバックネット裏で見守っていた監督?のアドバイスに救われたんたんとゲームが進む。誰もが引き分けだと思った6回終了時、「7回やります!急いで」という主審の声に相手選手が皆慌てて散らばった。一死から出塁を懸けて右打席で放った凡ゴロは相手の送球ミスを生む。疲れの見える相手の制球難で塁が埋まると願ったりのレフトへの犠牲フライに懸命にホームを駆け抜け勝ち越しの1点を奪う。


 最終回のマウンド。「時間がないので投球練習はなしでやろう!」。審判も野手も納得の総意だろうが堪らないのは投げる本人。焦りも加わり早速ノーツーとなる。このとき「手の振りが縮こまってるかもしれんなぁ」と自問し体を思い切って広げ抛ってみるとストライクが入った。無難に三振を獲りにいったツーツーからのカーブを引っ掛けさせサードゴロで一死。続く打者はイメージ通りカーブで三振を奪う。残りワンナウト。クライマックスを迎え野手も相手ベンチも些か緊張気味。そこに主審のコールが拍車を掛けた。

「ラストバッター!」

 つまりこの打者で終わり。打ち取れば我々の勝ちだが、ヒットでもエラーでも、ましてや四球での出塁を許したとしても7回の攻守は無効となり結果には6回を終えた時点での引き分けが記されることになるのだ。試合に携わるものすべてにズシリと、まるで完全試合直前を迎えたような緊張が走る。程なく、足の負傷で一塁に回っていたゑぐが「ヤベぇ、これ抑えなきゃ引き分けじゃん」とポツリ。その声は見事にマウンドまで届き投げ手に無駄なプレッシャーを加えていた。「普通は励ますもんじゃないのか、野手ってのは」。しかし耳を塞ぎ集中しようとマウンドからセンター方向を眺めリラックスに努めようとした矢先にひとつ閃いたことがあった。

「(ここまでは残り時間を意識して早くアウトを奪わねば、と気負っていたが)これが最後のバッターということはこの打者を確実に打ち取ればいいのか。1人と対戦する分の時間はもう確保されたわけだから時間に急かされて焦る必要もないんだ」

 何よりその次に控えていたのがいかにも打ちそうな、チームのキャプテンでもある4番打者だったことが安堵を誘った。あそこまでは回らない。と開き直りながらもあっという間にワンスリーとなった。「四球でも引き分け、初勝利はお預け」のブラックデビルな囁きが脳裏をよぎる。思いはただ1つだった。迷うことはない、大胆に投げよう。

 雰囲気に呑まれた相手打者と自らのトラウマを跳ね返すべく心理的に一線を乗り越えた投手。勝敗の行方は決まっていた。1球見送る余裕もなく力ないスイングに裏打ちされられたボテボテの打球が3塁前に転がる。私と代わってサードに入っていたエースが捕球しファーストのゑぐへ。お約束のポロリの戒も犯さず痛む足を伸ばし低めの球をミットでしっかりと掴み取った遜間、初勝利の女神がマウンドに微笑んだ。重圧に負けて数々のチャンスをふいにしてきた男は助っ人の枠を超えてチームの一員として初めて勝利の味に酔ったのだった。



 試合後。感動のフィナーレを見届けた天の祝福の涙か、降り始めた雨を横目に先日のラーメン反省会に続いて、この日はキャプテンお勧めのカレー屋へ。思い思いのオーダーを貪っているとき電話が鳴り夜のナイターの中止が決定すると、(もうすでに飲んではいたが)疚しい思いが消えプレーの1つ1つに感慨に浸りグイッとビールを飲み干した。本来であれば試合前に立ち寄って食べる計画だったカレーを時間が間に合わず延期していたのだが、もしあれを実行に移していたらゲッツーもなく、アベックホームランも腹が邪魔してポップフライへと変わり、ましてや最終回の大団円もなくなっていたのだろうなぁと物思うと日頃の行いの大切さを実感させられる。

 そんな私は帰宅後、松坂vs和田のゲームを観ながら焼き鳥とポテチ相手に3缶追加したところで限界を感じ、止め処なく意図していなかったカレーまで上からゲロゲロゲ〜の降板を言い渡されることとなった。旨かっただけにごめんよ、キャプテン。


2005年通算成績
 










左打席16400021102.333
右打席11302030120.428

posted by バイ男 at 22:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 草野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月07日

イギリス遠征計画 vol.2005

「夏休みはどうする(云々・・・)?」

 例年動き出しの遅い我が現場にしては珍しく、7月のこの時期に早々と嬉し愉しなサマーバケーションの話が浮上した。内輪だけの非公式な切り出しだったとはいえ、自分より立場が上の者から発せられるとどことなく気分が和らぐ。

「個人の都合は知らないけど、取れるなら7月のうちに取っておけば。8月以降はオレは知らないよ〜」

 自分が7月いっぱいでお役御免となるため気を使ってくれての発言なのかどうなのか。しかしそうした甘い投げ掛けにはピクリともせず、私の卓上カレンダーは真夏を忘れたかのようにすでに9月の面を表に見せ、そこには英国競馬の開催日程やプレミアリーグの対戦カードがびっしりと書き加えられている。

 当初はBHBプレミアリーグのオフィシャルサイトを何気なく覗いて気分を高揚させているだけだったが次第にある種の義務感のようなものが沸いてくる。今後の己の身をどう御すかも英断に踏み切れていないにも関わらず話がこういう路線になると躊躇なくスイスイとピースが組み合わさっていく。


 こうして今回のターゲットは、2012年の五輪開催地に決まったロンドンは元より、ちょうど本日未明よりグレンイーグルズ・サミットが行われている地・スコットランドへと向けられた。一昨年がロンドン郊外、昨年がアイルランドときた流れからしてオプションとしても広く浅くマッチする。うん、いいいい。

 休めるかも明確に定まっていないのにもう掛かり気味?そんな不安もどこへやら、プレミアリーグの2005-06シーズンの全日程が発表に至り、アーセナルのホームゲームが決まると同時により話が具体性を帯びてきた。目指すは昨年と同じく9月中旬。8/25に決定されるチャンピオンズリーグの日程如何になるがミッドウィークの対戦次第では最大3試合を観戦できるかもしれない。到着後のロンドン(ハイバリー)でまず1戦、再び飛んで翌日のグラスゴー(セルティック・パークorアイブロックス)で2戦目、そしてローランドを満喫した帰り道のリヴァプール(アンフィールド)で締める、とかどうとか。いくら掛かるんだろ、いったい。


 そんなこんなで、スコットランドでのヤリタイコトリストを掲示。

・スコッチの蒸留所に行きたい
・グラスゴーでスコットランドプレミアリーグが観たい
・エディンバラ城に踏み入りたい
・ローカル鉄道に乗りたい
・孤島にも行ってみたい
・スコットランドパブで陽気に過ごしたい
・競馬場にも当然顔を出す


 支笏湖のシコッシーに続いて、ネス湖で本家のネッシーとも対面したい。スペイサイドのマッカラン蒸留所の見学もものすごく気が惹かれる。しかし短い期間の中で北の玄関口・インヴァネスまで行くには余りにも他に失うものが多すぎるため泣く泣く自重気配。ノルマとしてスコットランドに5つある競馬場のうち唯一GTが開催されるエア競馬場訪問と、その近郊にあるアラン島に渡りアイルオブアラン蒸留所の見学とを掲げてみた。上記リストをすべて網羅するとして現地での移動距離500kmを超えるであろう行程を今回はスコットランド内を3日程度で周ることになるのだが、フライトスケジュールやら鉄道の本数やらの時間配分を調整して、もうなんとなく実現できそうな気分になっている辺りがまた恐ろしい。

 まずは計画実現に向け、"サボっていた"わけではないが間隔の開きすぎた英会話の復権と、前回の旅日記の清書をいいかげんに始める(すでに10ヶ月が経過・・・)ところから一歩ずつ詰めていきたい。ただの現実逃避と相成りませんように。



と思ったら、なんだこりゃ(@ @;)

<ロンドン同時爆発>地下鉄、バスで 死傷者90人以上か
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050707-00000085-mai-int
posted by バイ男 at 23:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅・グルメ・モバイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月06日

ちょっと不気味な話

 我がアパートは2棟で構成されており、それぞれの階が2mほどのコンコースで接続されている。

 つい先ほど雨を振り切り帰宅すると敷地内から何やら話し声が伝い漏れてくる。見上げるとそのコンコース上に人影が2つ。私の家は奥の棟にありそこを通らなければ部屋に着けぬため死角にある階段を登り正面に出る。するとその正体はなんとまあ50歳ほどの外人と、手前に顔は見えなかったがこれまた同程度の女性の外人だった。

 時刻は0時過ぎ。「こんな時間に何やってんだ???」と思う私の反応は至極冷静なものであると思われる。突然現れた2人の間を遮る対象に視線を向ける男。別段飛び掛ってくる気配はない。そして目が合った。

「グッドイブニング」

 英会話から縁遠くなって5ヶ月ほど。なぜ声を発したのかわからないが記憶の根底からようやく搾り出したこちらの咄嗟のひと言に対し、相手もごく普通に会釈を返してきた。そしてすれ違う。

 入り口まで着いてきたらどうしようかと思ったが2人はそのままコンコース上に佇みポツリポツリと途切れ途切れの会話を続けていた。雨宿りにしては些か内部に侵入し過ぎではないか。とはいえ、この建物に外人、しかもそれ相応の年齢の人間に精通している者がいるとは考えづらい。(前回に続いて)なんだろう。部屋に入っても存在の意義が見い出せずどこか落ち着かずにいる。




 あ、いなくなってる・・・
posted by バイ男 at 01:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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