これであなたも競馬通! これであなたも競馬通! 著:柏木集保

上がり三ハロン時計の本当の中身とは。
本を手にした私の心にガツンと衝撃が走った。だが著者名を見て納得。
やけに競馬に詳しい奴が仲間にいる ― あの日刊競馬・柏木集保が、
競馬界の趨勢から予想テクニックまで思うところを書き下ろした珠玉の一冊。
読めば、競馬はもっと面白くなる。

2005年08月31日

さよなら関内

 木星に着いてもいないしピテカントロプスに近づいてもいないが突然の幽閉から1年と少し、宿願叶ってようやく解放宣言が発布された。来月より横浜スタジアムに替わり東京ドームがホームとなる。というわけで多くは語らず、横浜での思い出を振り返り。

桑田と初対面
http://guippo.seesaa.net/article/3939443.html

高校野球も初観戦
http://guippo.seesaa.net/article/5423679.html

一番の衝撃はやっぱりポロリ、か
http://guippo.seesaa.net/article/3920235.html


続いて食い物編。

馬車道方面のラーメン屋
馬車道方面のラーメン屋
亭主はラーメンにこだわりを持っているようだったが味の方はまるで冴えがない

関内駅徒歩5分のラーメン屋
<>←写真が見当たらなかった・・・すんまそん
2回も行ったところからこちらの方は味もそこそこ。しかし評価を付けるまでには到らず

桜木町の大勝軒
桜木町の大勝軒
ウインズから通りを挟んだ向かいにあるラーメン屋。あの"大勝軒"との繋がりはないが人のよさそうな亭主が思い浮かぶ

焼きカレー
焼きカレー
食い物の雄は間違いなくこれ。カレーミュージアムに出店中。所謂ただのカレードリアなのだがチーズ好きな人間にはたまらなくツボ


最後に、出し惜しみしていたワンショットを。

おっさん、そんなとこで寝てたら風邪引くで〜
ホームに横たわるおっさん
実はこれ、横浜駅のホームなのだが撮ったのが1月の23時。まあ本人は寒さなど寄せ付けぬほどアルコールでアーマードコアされているのだろうけど


 そして時は動きだす。


posted by バイ男 at 12:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月30日

中年男性にめった打ち

 
 in 新木場夢の島球場 at 14:00 on 8/27
 
NYANKEES000100-1
東深澤学園100133-8

勝敗なし バイ男 5勝3敗1S (12試合11登板7先発6完投)

2番サード → ピッチャー(5〜6回)
1.三振[左] 2.右飛[右] 3.右打[左]
 

 およそひと月のオフを終え偉大なる目標をシーズンの終盤に見据えた秋の開幕ゲーム、と言えば聞こえはいいがその内容は散々たるものだった。


 そもそも召集の声を聞いたのが前日の深夜。自主キャンプの地にて二晩続けてカーペットでのザコ寝を繰り返したことで四肢が軋み、さらには試合当日の朝、帰宅途中に足を踏み入れた定食屋で100円引きフェアだった生ビールをお冷替わりにグイっと一杯&丼おかわりまでしてしまっては体が動くはずもなかったか。

 試合開始までに自軍の人数が揃わず公式戦から練習試合へと格下げされた事の顛末から(試合をしたという)事実を隠蔽してもよかったのだがせっかくなけなしのヒットも1本打ったので載せることにする。


 5回。接戦のマウンドを進んで譲り受けた私だったが投球練習7球そのすべてがストライクゾーンから弾かれるように四方八方に飛んでいく。これほどまでにキャッチャーミットが小さく見えたこと、いや、目に停まらなかったことは久しくない。

 結果、先頭打者を恒例のストレートの四球で歩かせると後は軒並み40〜50代を揃えた生ける屍打線にいいように直球を当てられクリーンヒットの連続。コースを投げ分ける余裕などなくすべてド真ん中に抛るしかなかったため、たまに入る打ち頃の高さの棒球を狙い打つのはある程度キャリアを積んだ人間であれば苦労しないということなんだろう。

 急造バッテリーの弱点とでも言うべきか、リズムが悪くなってくると球種の多さが逆に災いしてストレート主体の単調な投球に終始してしまうようになる。ひと月登板間隔を空けたことで指はチェンジアップとナックルの握りの感触を忘れ打者の後ろを通過するクソボールにしかならなかった。NANDA今中直伝のスローカーブなど試すゆとりもない。

 前回中継ぎKOされたのも2次会朝帰りのときだったはず。やっぱり酒はダメなんだって。ピッチング同様単調だが汚点を掘り返す意欲もないのでこれにて筆了。


大乱調

2005年通算成績
 











出塁
長打
左打席2016600021103.375.500.375
右打席1510403030220.400.6001000

posted by バイ男 at 00:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 草野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月29日

あの日の千葉マリン

加工していた写真が残っているのでせっかくだからアップ。

千葉マリンの外野席で愛を叫ぶ
http://guippo.seesaa.net/article/6192238.html

最初はこんな天気だったのに・・・
曇天の千葉マリン

翌日の登板に備える和田
和田和田

キャッチボール青年と海
キャッチボール青年と海

プルコギ弁当買うはずがやっぱり鶏そぼろに手が伸びる
鶏そぼろ弁当

ハワイアンな出し物も雨で台無し
アロハ〜

ジエンド
千葉マリンの滝

二塁ベース上に諸角
諸角

続いて西岡も登場
西岡

アウトぉぉぉ〜
ヘッドスライディング

いやぁ、最低で最高な夜でした。
posted by バイ男 at 18:33| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ観戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月27日

今試される愛馬魂

 そこに至る経緯に踏み込むと話が長くなる。要は今季絶好調であるサブマリン・渡辺俊介のピッチング観戦のために取っていた夏休み初日に、愛馬・ウインアンセムの船橋競馬出走がちょうど日中の空き時間を埋めるかのごとくジャストフィットしたということ。船橋競馬経由で2駅先の千葉マリンナイターへ。当初出走を予定していた前週末の新潟で震度5強の中越地震が発生したことを加味してもこれは超絶たるハマりきったローテーションだった。


 アンセムが出走を表明したのは当日9Rに組まれたナティーサドル特別。南関競馬のサイトで出走表を確認しようとしたところ、レース名に「ナティーサドル特別 3歳(未格)選抜馬」とのカッコ書きがあったのだがこの未格を『失格』と勘違いしまずは一杯食わされる。

 出走馬は全11頭でうち7頭がJRAの所属馬だった。どうせ地方競馬出走ならJRA馬は少ないに越したことはなかったのだがいずれもがダート競馬を経験済みの、どこかの馬とは違い過去5走の欄に空白など見当たらないほどキャリアは豊富な馬たちが相手。地方出走と聞き甘く見ていた節もあったが「やっぱ厳しいかな」、そんな思いが心を過ぎった。


パドック
ウインアンセム

ウインアンセム


 馬名表記のない地方競馬のゼッケンを背負い、パドックにアンセムが現れる。前回同様、入れ込む素振りなどどこ吹く風、たんたんとマイペースで周回を重ねた。どういうわけか、厩務員が大幅に若返っている。新潟の酷暑に担当馬よりも先にヘバリ顔を覗かせこちらに要らぬ心配まで抱かせたあのおじちゃんではなかった。果たして超神水でも飲んだのだろうか。

今日はやる気満々(厩務員が)
ウインアンセム

たまには縦写も
ウインアンセム


 そしてこの日のアンセムは前回着用していたゴツいバンテージを巻いてもいなかった。生足の愛馬にうっとり。どこかが目立つほど腫れているという様子は窺えなかったが、ホワイトソックスの内側に隠されたピンク色の肌にくっきりと浮かび上がる細い腱の1本1本が妙に生々しく、そして思わず目を細めたくなるほどか弱く感じられた。

一番右の脚が最も丈夫な脚かも
魅惑の生脚


 本馬場入場時も気負う気配はない。新潟では既出走馬に返し馬の道を譲るなど勝負の舞台の中でただ一騎"お客さん"の役を演じねばならなかったアンセムだったが、この日は新人・塚田騎手から嘉藤騎手に乗り代わったこともあり、この1人と1頭はこれから厳しい戦いを共に向かえるパートナーとしての関係をお互いに認め合い堂々と立ち振る舞っているように思えた。

宙に浮くボロ
ウインアンセム


 こうして2戦目のレースを迎えた。船橋の1マイルコースはスタート地点がゴール前200m地点にあるため、ゴール板手前で待ち構える我々の面前を2回通ることになる。例によってファインダーを覗き込みながら首を伸ばしスターターの合図を待つ。

 すんなりとゲートが開いた。然したる好スタートではなかったがのっそりと出て他馬に進路を阻まれることなく互角の位置に付ける。今回は逆噴射することもない。課題は位置取りだった。初ダートも地方競馬のぬるいであろうペースに対しどれだけのポジションを取ることができるのか。発馬こそ五分に出たもののまた前回のように自分だけの競馬をさせられることになるのか。

 新潟での諸行無常以来、絶えず疑心暗鬼に囚われ続けていた我々は目を見張った。アンセムは追っ付けながらも前から5頭目、それも外目のいい位置で1周目のゴール板前を通過していったのだ。あれだけの苦境に曝され続けてきた馬がなんと普通にレースに参加しているではないか。このとき、シャッターを切りながら初めて、ウインRCに入会してから本当に初めて「自分はオーナーなんだ」と嬉しいばかりの感慨の炎が心底から滾ってきたことを覚えている。


 アンセムは好位をキープしていた。「掲示板イケるかも」。最悪の事態(地方競馬でも最後方惨敗)を脳裏に描こうとするトラウマから感激の矜持と共に脱していた私の夢は広がるばかりだった。

 出遅れ気味のままそれまで後方にいた一番人気馬が3角手前で小回りコースを意識してアンセムの外から進出を図る。見慣れたピンクに緑の襷の勝負服、地元船橋の雄・石崎隆之だった。すでに鞍上の手は軽くとはいえここまで動き通しだったアンセム。ここで一気に寄せられては戦意喪失の上でズルズル後退してもおかしくはなかった。しかしアンセムはそうはさせなかった。信頼の手綱に導かれ追う者の気概を推進力へと変え、離されじと食らい付いていったのだ。

 4角を回り再び直線に戻ってくる。マクり切ったベルスエルテに抵抗していたがんばりがここで活きた。それまで前を進んでいた他馬がまとめてその内にいる。もう手を伸ばせば届くところまで迫っていた。必死に追う嘉藤騎手。そしてムチに応えるアンセム。「もしかしたら勝てるかも!」。ゴール前で愛馬を待ち続ける聴衆の声が一段と高くなった。1頭、また1頭と先行馬を撫で斬りにしていくアンセム。突き抜けろー!!!


 その差2馬身。勝ったハンセル産駒にわずかに遅れた2着でアンセムは入線を果たした。前走18着のダート初挑戦馬の激走という意味では大健闘と言ってよかった。パドックに入った時点で(ファンに推された?)5.3倍の3番人気という破格の地位にあったアンセムのオッズは最終的には16.9倍の7番人気という妥当な評価に落ち着いていた。そして1番人気馬との馬連が53.4倍。パドックを去るときの最後のひと言「やっぱり馬連総流しも買っておいて」。想いが少しだけ身にもなったレースだった。

 レース後、興奮冷めやらぬまま奮える手でメールを打ち結果速報を各地の職場へと送信すると速攻で1本の着信が返ってきた。思いも寄らぬ快走がそのまま歓喜の声となって話し口を抜けていく。しかしこのときアホ声で話す私の、柱を背にしたちょうど反対側でレクチャーが行われていたのだった。「今日はレクチャーやってないんじゃないの〜」などと陽気にヌケヌケと話し電話を切った後にその輪の存在に気付く、とことん詰めの甘い男。結局会終了直前の1フレーズしか聞くことはできなかった。

「今日がこういう好走だったことでまた交流戦、例えば浦和とかになる可能性もあります」

 その後のウイン発メールの内容からも「次走は中山」と伝えられているところからして地方挑戦はあくまで可能性の範疇の一選択肢なのかもしれないが、私個人としては今回重いと言われている船橋の開幕日ダートをある程度こなせたところからもう一度交流戦に出走して確実に1勝をゲットしてもらいたいという思いもある。中央の残り少ない未勝利戦、壮絶な多頭数の争いでどうなるか。しかし、この日の一戦がアンセムの今後を語る上で限りなく前進した2戦目になったことは間違いないところではある。



 ここまで長々と付き合っていただき、やっと終わったかとお思いの皆さんの中には、ここまでの流れで何か腑に落ちないことに気付いている方もいるかもしれない。そう、撮っていたであろうはずの返し馬以降の写真が一切掲載されていないのである。


 実は、この後予定通り千葉マリンスタジアムへと向かい、我々はソフトバンク側のレフトスタンドに陣取り名だたる投手戦(と言っても登板がスイッチされ、この日は俊介ではなく小野だったのだが)が始まるのを今か今かと待ち望んでいた。しかしやってきたのはホームランボールではなくバケツを零したようなという表現がぴったりの大雨と黒い雲、そして豪快な雷様だった。

 スタンドで祝杯を重ねながらヒマな時間を有効に活用しようと、私は所持していたノートパソコンにアンセムの勇姿画像を取り込み始めた。今回も合計で200枚ほど撮っていたため時間がかかる。作業中のVAIOを脇に置き、更なる杯の継投策に余念がない我々。「さて、どのくらい進んだかな」とふと目を落としたとき、画面上にメッセージが浮かんでいた。

「トラック障害のため読み込みを停止しています」
↑正確な表現は忘れたが、こんなようなもの

 異変に気付きその後何度も読み込みにトライするも最終的には差し込んだだけでコンパクトフラッシュのリードエラーが導かれるようになってしまっていた。カメラのプレビューでは確認できるのにPCに取り込めない哀れなデータたち。懐かしむようにカメラ背面の小さなモニターを覗き込みこの日の最初のショットから順にめくっていると、返し馬からいきなり2周目の直線へとデータが飛んでいることにも気付く。トラック番号6101-6200間のちょうど100枚のデータが消失していた。そしてこの豪雨に面して当然ながら野球も中止に。雷が轟く大荒天の中、海浜幕張駅脇の飲み屋までズブ濡れになりながら足を運び、そして祝勝会だか残念会だかわからぬ場で泥酔して帰途についたのだった。

籠の中の鳥状態
カメラの中のアンセム


 どうにか生存が確認できている残りのゴール前写真を救出したいのだが、そのためには本格的なデータ救済ソフトを購入せねばならずこれの相場が揃って10000円前後。馬連200円流しにしておけば何の問題もなかったのだが・・・愛馬と私、そしてGOCと私との絆の深さが今、問われている。


グイッポオーナーズクラブ
http://www.guippo.com/GOC/
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2005年08月26日

西方見聞録中止につき

 何やら台風直撃の渦中に西日本に出兵しているものと思われ続けている節があったので軽く補足と能ガキを。元々、24日の早朝に東京を離れ青春18きっぷを無理強いして、山陽・四国を渡り歩く構想を練っていたわけだが。

24日 園田競馬ついでにJR福知山線乗車(←時間的にムリ)
25日 広島市民球場で広島vs阪神戦
26日 四国アイランドリーグ観戦
27日 ハルウララなき高知競馬参戦
28日 小倉競馬場ゴール前でジャンプ

 しかし強行して行くだけのメリットのなさと硬い椅子に揺られ痔になりそうな尻具合を鑑み自重。すっかり普段と何ら変わらぬ生活(怠惰な泥酔?)を送っている。とはいえ、さぬきうどんと広島風お好み焼きを選んで食べてる辺りが何とも未練がましいところではあるのだが。イギリスにも行けず国内をも彷徨わずではまるで7連休の意味がない。


 というわけで二日酔いで引き篭っている間にふとキッチン回りを掃除してみた。住んでいる自分よりも鍋をやる時の奉行殿の方が我が家の台所事情に詳しいだけあってパーティーをやらなくなって久しい食貯まりからは賞味期限切れのアイテムが出てくる出てくる。キムチ鍋の素からみりん、片栗粉から誰かが栓を開けたいいちこの瓶まで片っ端から廃棄。結局残った調味料は冷奴用に欠かせない味ぽんだけになった。

 ついでにガンガンに張り付いていた冷凍庫の霜取りまでやって無駄肉を削いできれいさっぱり、丸4年過ごしている我がフリーザ一族に有用な戦力はこれだけだったようだ。

超広角はこんな時にも効果的
フリぃーザぁぁぁっ

 誰かが買った飲まない酎ハイにお土産でもらった飲めない焼酎。奉行が何年か前に買って勝手に手を付けるとキレられそうな桃の缶詰になけなしの飲料水。あ、ちなみにビールはいつもある分だけすべて飲んでしまうので在庫はなし。結論は、生きていくのに冷えたビアグラスは必要でも冷蔵庫は不要だということ。いつぞやあった生茶の景品の冷蔵庫だけでも十分に事足りそうな気配がした。


 もはや内容が競馬ブログ失格・・・
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2005年08月25日

アーセナル ゼロからのリスタート

アーセナル 4−1 フルアム
 イェンセン シガン アンリ アンリ シガン

 前節の敗退から中2日で同じくロンドンダービーを迎えた。昨年、そして3年前とビッグゲームの敗戦を機に、気持ちの切り替えがうまくできずズルズルと覇権争いから後退してしまった前科があるだけにここは結果を出しておきたい一番だった。

 試合は前半5分、アンリが得たPKであっさり先制かと思われたが(なぜか)キッカーに指名されたラウレンがまさかの失敗。これで気を良くした相手ゴールキーパーがファインセーブを連発する間に逆にフルアムのトリッキーなゴールを許すことに。

 一方的に攻めておきながらゴールが割れない展開に嫌なムードが漂い始めるところだったがそこは格の違い。アンリの同点ゴールが入ると後はもう逆転も時間の問題。落ち着き払った自分たちの形でボールを回すと次々と追加点が生まれていった。完勝。

 セスクがよかった。チェルシー戦と比べて守備面の負担に余裕があるのは明らかで隙を見てはペナルティーエリアに出没しフィニッシュまで至る。理想的なセンターミッドフィルダーの道を歩み始めている。それとアシュリー・コール。ウェイン・ブリッジとの左SBの代表争いがどうとか言われていた2、3年前のプレイを思い浮かべると格段にうまくなっていることに気付く。無尽蔵のスタミナも含めて現在世界最高の左サイドバックとも言えそう。これなら週給2.5倍増の要求に首を縦に振る首脳陣にも納得がいく。

 ベルカンプがチェルシー戦を欠場したのは背中を痛めていたからとの話。この日は乾坤一擲のフル出場で健在をアピール。いざというところでだけ全力での突破を試みるそのインパクトにはやはり痺れる。あとは8月中にゴールキーパーをどうしても見つけてくるというベンゲルの言葉に期待を向けよう。
posted by バイ男 at 15:19| Comment(0) | TrackBack(0) | フットボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月24日

千葉マリンの外野席で愛を叫ぶ

千葉マリン

ただ今著者酩酊のため更新が滞りがちになっております。ご諒承ください。
posted by バイ男 at 12:52| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ観戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月22日

幻滅

チェルシー 1−0 アーセナル
 73分ドログバ

 どうコメントを残せというのか。試合後、腸が煮え繰り返る思いを滅することができず3時間寝付くことができなかった。自陣を固めるだけ固めておいて折りを見計らってセンターフォワードにロングパス1本。たまの守備のミスを突付いて1点をもぎ取るとそのままフタをして逃げ切るだけ。こんなサッカー見ていて面白い人間がいるんだろうか。チャンピオンのサッカーは観る者すべてを魅了して止まないものではないのか。こんなものなのか。打ち合いに臨んだところをスッと交わされ消化不良。勝ち続けることに見合う爽快感や高揚感がない。勝つことを至上命題に掲げ結果を完璧なまでに追求したフットボール。それがモウリーニョイズムではあるのだろうが、ゲームとしては勝ち負け以前の問題の気がした。あくまで個人的なサッカー感の問題だが。今回はこれで終わり。あームカつく。

 負け惜しみ、か・・・なぜベルカンプを出さないんだ、ベンゲル・・・
posted by バイ男 at 14:56| Comment(0) | TrackBack(0) | フットボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月19日

7万円で買ったもの

 スーツが欲しかった。「1着買ったらおまけにもう1着」のような量産型のモビルスーツではなく今回はきりっと締まった名のあるドレススーツを。とある事情で一夜にしてボロボロになり泣く泣くゴミ処理場行きになったトラウマの1着以降、もう丸3年もそういうタイプのものには袖を通していなかったからだ。

 が、時期が悪かった。現在のこのドムのような体型をベースに購入を決めた日にはせっかくの高額スーツが見るも無惨なシルエットを鏡に映し出してしまう。後々シャープになることを期待して、今は自重。


 革靴が欲しかった。ブーツとスニーカーを愛用しているトリッカーズで揃えるのが性格面からして理想的なのだが、プレーントゥーのフォルムが気に入ってノーザンプトンの老舗ブランド・クロケット&ジョーンズのブラウンの一足に手が、いや、足が伸びそうになった。

 果たしてよれよれスーツに対して靴と鞄だけが浮いている格好っていったい。その前に、身に付ける人間の中身が伴っていないことには何を履いても・・・吐いて汚れるだけ、か。


 ウインヴィーナスが欲しかった。言うまでもなく、ブラックホークの初年度産駒である。それが昨年所属しているウインレーシングクラブから募集と何とも都合よくきたものだ。競走馬時代の父を応援してきた者として背負わねばならない目に見えない絆のようなものを感じた。

 以来こつこつと毎月1万円ずつ積み立てをしてきたものの、茨城まで駆けつけるすでに馬主気取りの愛心に反して肝心のヴィーナスの成長がなかなか追いつかない。牝馬で結果を出していないクラブの実績も不安な思いに拍車を掛ける。締め切りはとうとう今月末。どうしてもすぐそこまで迫っている10月募集の2004年産駒に賭けてみたくもなる。いつだって謎というヴェールに包まれた未知の魅力に青より蒼い人の心が勝るものはないのだから。


 デ、結局手を出したのがこちらの一品。

CANON EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM
CANON EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM

 お盆期間中の特別価格と聞いては眠っていたデブも動かざるをえない。この超広角レンズを使ってみたくてわざわざEOS20Dを買う人間もいるとの風評があるのなら、20Dを持っているからこそこのレンズをマイリストに加えてみたくなるのもパラドックスな本望だろう、と自らを納得させた。外に出て抜けるような青空を撮ってみたくなるレンズだ。

 こうしていつのまにやら我が家にはレンズが5本もある・・・


ためし鶏
EFS10-22_050818.jpg
自宅屋上より新宿を仰ぎ見る
posted by バイ男 at 18:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月18日

オランダ代表 ドイツと分ける

 試合は終始優勢に進めたオランダが前半で2点を先制する。ホームで楽勝かと思いきや、後半に追いつかれ結局ドロー。ここまでの対戦成績が通算8勝8敗5分の五分だったドイツとのライバル対決はまったくのイーブンを保ち次戦を待つこととなった。もしかすると本大会で今度は立場を変えての激突もあるかもしれない。

 というゲームだったが、このオランダの2点をたたき出したのがロッベン。両方ともキレ過ぎているドリブルで相手のマークを完全に振り切ってのゴールだった。半端なディフェンスでは数で囲んだところでお互いの守備範囲の隙間、いわゆる人間の意識の盲点を突いてくるロッベンのドリブルは止められずまんまと切り裂かれてしまう。守備に問題を抱えるチームとして一人で局面を打開できるプレイヤーほどイヤな相手もない。

 前夜、愛馬の地方出稼ぎの報を肴に一杯。その酔いも覚めやらぬまま早起きこそ決めたものの週末に雌雄を決する相手として観ているのがイヤになり目を逸らした。そういえば、V.ニステルローイももたついた昨季とは異なりプレミア初戦でさっそくゴールを決め今シーズンへの意気込みの高さを窺わせている。アーセナル、ますますヤバいか。

【05/08/19追記】
オランダ 2−2 ドイツ
 3分46分ロッベン、49分バラック、81分アサモア

 ネットのニュースを見て思い出したのだが、言われてみればロッベンの2点目は後半開始早々のゴールだったような気もする。いや、確かにそうだった。好きなチームのプレイながらどれだけ虚ろな眼をしていたのかがバレバレのようで。
posted by バイ男 at 21:52| Comment(0) | TrackBack(0) | フットボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月17日

ウインアンセム 衝撃の次走報

 週末、この身は再び米どころに赴くものかと思っていた。真夏の日帰り遠征が過酷なことは前回(とさらには3年前)で経験済みだったため、1泊して佐渡などにも足を延ばして物見遊山な気分を嗜もうかと計画を企てていた最中にそのニュースは電撃的に轟いた。

 ―― ウインアンセム 8/23 船橋競馬に出走 ――

「なんだよ!新潟じゃないのかよ!!」

 アンセムのオーナーである大半の方々がメールを受け取って上記の反応を示したのではないかと思う。前触れのなかった余りにも突然の路線変更であり、中央の未勝利戦の賑わいを憂えた陣営の思い切った英断だった。しかし私のリアクションは少々違っていた。

「ふ・・・船橋!ん?23日・・・火曜日・・・・・・もしかして千葉マリン!?」

 その日は前以って定めていた私の夏休み初日だった。その日行われる千葉マリンスタジアムでのナイター、ソフトバンク戦に登板予定である球界のサブマリンこと渡辺俊介を初めてこの腐った両の眼に焼き付けた後、翌日早朝から虚無の世界を求めて西日本に逃亡しようかと企んでいたところだった。奇しくも前日には恥人から「野球観戦の前に船橋競馬行っときますか?」のメールも届いていた(その時は意にも介さなかったが)。奇抜な偶然に翻弄されるがままにぴったりと折り重なったピースに驚かざるをえない。一日早くても一日遅くても成立しなかった完璧なローテーションが完成した。

 まあ一番喜んでいるのは船橋近郊在住で勤務の関係上、新潟遠征の輪に前回も今回も加われずにいた恥人なのだが・・・。酒とあんかけ焼きそばに負けずしっかり応援してこよう。


※ 下記はウインレーシングクラブ発信の近況情報です。転載を禁止します。
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ウインアンセム

8/17(水)
美浦坂路良 71.3〜53.3〜36.4〜18.5 (8) 楽走
美浦坂路良 54.1〜38.7〜25.7〜13.0 (2) 馬なり
外4歳500万下タイキレクイエム強めの内、半馬身先着。

 今朝の美浦TCの馬場開場時間、午前5時の気温は22度。まさに夏空といわんばかりの快晴となった今朝は、明け方こそ暑さが凌げたものの、その後の気温はうなぎ登りとなりました。
 午前9時を迎えるころには、すでに30度近いところまで気温が上がり、風ひとつ吹かない中、体感温度はその比ではありません。そのため、人も馬もいつも以上に水分補給を心がけています。馬場コンディションは、全てのコースが「良」でした。
 歩様の異常も、すっかり気にならないぐらいまでに回復しているウインアンセムは、今朝は坂路2本での調整で、2本目には「併せ馬追い切り」がかけられています。先週中には、このまま調子がよければ今週出走のプランも考えられていましたが、実際には、今の時期の未勝利戦において田中清調教師が理想とするレースへの出走は事実として困難な状況です。
 ですが、脚元の状態を考えると、レース出走が延び延びになることもあまり好ましくないとの判断から、田中清調教師は思い切って「地方交流戦」を使う方向で動き出しました。その後検討の結果、白羽の矢は8月23日火曜の船橋競馬交流競走、「ナティーサドル特別」ダート1600mに立てました。
 既にこのレースへの出馬投票は済ませており、出走も確定した状態。出走となった場合には、当日は嘉藤騎手と初コンビを組んで臨む事も、既に決まっています。ここからは、レース出走に向けての調整段階へと、入っていくことになりました。
 さて、連日坂路2本での調整を続けているアンセムは、今朝は併せ馬での追い切りを敢行。その追い切り前には、例によって馬場入り前の厩舎周囲を回ってのウォーミングアップが、しっかりと行われています。
 そうして7時50分頃に坂路コースへと姿を現したアンセムは、早速まずは1本目の登坂のため、スタート地点へ。そのまま7時53分、1本目の登坂をスタートしました。18秒0→16秒9→17秒9→18秒5の4F71秒3を楽走ゴールしています。
 その後、坂路をゆっくりと下って、再びスタート地点へとUターンすると、8時9分、4歳500万下のタイキレクイエムをパートナーに迎えての併せ馬での追い切りを開始しました。先行でスタートを切ったレクイエムを、3馬身半後方から追走する形でアンセムがスタート。
 スタート地点を勢い良く飛び出したアンセムは、15秒4→13秒0→12秒7→13秒0の4F54秒1を馬なりのまま、余裕たっぷりにゴールしています。走り出した後、3馬身半開いた差は見る見る縮まり、併せた相手のレクイエムがゴール手前200m地点から強めに追われるのを尻目に、最後のゴール地点では、キッチリ捕らえ切っただけでなく、アンセムが半馬身先着してみせていました。
 稽古の後、矢崎調教助手は「今朝は坂路コースを併せ馬で追い切りました。脚のほうは変わりなく来ていますし、大丈夫そうですね。時計は前回には足りませんけど、動きは良かったと思います」とまずは今朝の追い切りを振り返りました。
 そしてひと呼吸置いたところで、少し表情を曇らせ「ここに来ていろいろなことを覚え始めたのか、稽古でも速いところをやられるということは、わかって来ているようです。現在は馬房から出るのを、嫌がるようになって来ています」と。
 追い切り内容には満足も、メンタル面では多少課題が出始めていることを示唆していました。また最後には「次走は船橋競馬になると思いますが、ここで何とか良い結果を出して欲しいですね」とも続けていました。

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グイッポオーナーズクラブ
http://www.guippo.com/GOC/
posted by バイ男 at 23:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 一口馬主 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月16日

ゼンノロブロイは2着・・・

 これはないなぁ・・・インターナショナルSもいよいよレースの後半に差し掛かるかという辺りで突然グリーンチャンネルのレース映像が消滅。そのまま1分間映像は戻ることなく日本で司会進行をしていた鈴木淑子お嬢様と一緒にゴールインの瞬間を迎えてしまったじゃないか!しかもちょい差しをやられ結局ロブロイは2着敗退。

 スカパーを観ていてこちらの天気が大荒れのときなどよく受信不可能になるものの、90分あるフットボールの一場面ならまだしも、たった2分のレースの半分でタイミング悪くこんな事態が起きるなんて!しかも後方2番手に待機していたロブロイをマークしていた最後方の馬にほんのわずかだけきっちりと差し切られるんだから・・・

 勝ち馬を御したマイケル・キネーンを誉めるよりもロブロイはペリエ提督が乗らないと"ただの一流馬"に過ぎないというのが証明されてしまったかな。個人的にはこの悔しさをバネにこのままヨーロッパを転戦してもらいたいところけど・・・
posted by バイ男 at 23:18| Comment(0) | TrackBack(1) | 競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月14日

アーセナル なんとか開幕戦V

アーセナル 2−0 ニューカッスル
 アンリ 81分(PK)、ファンペルシー 87分

 いやぁ、危なかった。とてもヒヤヒヤした。つい先ほど終了した試合は、アーセナルがホームでニューカッスルに2−0で"辛くも"勝利し翌週の大一番に向けてまずは結果を残してくれた。

 今日観ていて一番思ったことは「センデロス、下手になってないか?」ということ。一対一のマッチアップでほとんどが後手に回っていたように思う。半分以上の局面でその相手がシアラーだったとはいえ、安定さを欠きディフェンスラインにボールが絡んでくるたびに心中穏やかではいられなかった。

 課題のゴールキーパーについては評価のしようがない。90分を通じてニューカッスルが放ったシュートはわずかに1本。それも枠外シュートでありゴールマウスに飛んだ球は1つもなかったのだから。道理であの新しくなったオレンジのキーパーユニフォームを目にする機会がなかったわけだ。

 結局のところ、前半でジェナスが退場してしまい、もはやドローを狙うしかなかったニューカッスルに対して81分にどうにかPKで先制点を奪い、後は惰性でファンペルシーの巧みなゴールが生まれた。まだ全体を通じて調整過程にあるのだろうが次節を思うと詰めの甘さが不安にもなる。

 この日、セスクに一番の歓声が送られていたのはコミュニティーシールドで貴重なゴールをたたき出したからだろう。ピレスに代わって入ったフレブへの歓迎振りも微笑ましく感じた。早いところで1点取ってチームの一員として解けこんでもらいたい。ファンペルシーが今日のゴールで昨シーズンのレジェスのように波に乗ってくれるとポジティブなイメージを描くことができるのだが。

 何より今日は勝ててよかった!と同時に、「やっぱり生で味わいたい」という自らの欲求を封じることの難しさも感じた。テロ・・・かぁ
posted by バイ男 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(2) | フットボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月13日

プレミアリーグ開幕!!!

 いよいよ、2005-06シーズンのプレミアシップが今夜開幕する。アーセナルは明日ホームにニューカッスルを迎えての初戦となる。当然毎年この時期は丸3ヶ月もの間遠ざかっていたゲームに涸渇し、期待に胸躍らせただただ観たい!という本能の赴くがままに生活を支配されるわけだが、今年は些か様相が異なる。


 なぜかと問われれば、それは不安が先に立っているからということになろうか。チェルシーやユナイテッド、そして欧州王者・リヴァプールまでもが前向きな(時に過剰な)補強を成功させ順当なオフを過ごしたのに対して、アーセナルだけがどこか乗り切れなかった感がある。

 絶対的な主力・ヴィエラ、エドゥーの移籍に代わって新たに加入するのはフレブと17歳ソングしか目立つところがない。最大の懸念材料であるゴールキーパーの獲得に至ってはウルグアイ代表セバスティアン・ヴィエラとメディカルチェックまで話が進んでいながら結局契約が流れてしまった(アーセナルサイドが拒否したわけだが)。

 アンリ、ベルカンプ、リュングベリ、ピレス、レジェス、ファンペルシー、フレブ、ジウベルト、セスク、フラミニ、ソング・・・と、言わずもがな蒼々たるメンバーが揃う前線に対して後ろの方は控えに値するプレイヤーが存在するのかどうかも怪しいところ。ひ弱過ぎる。失点が恐い・・・


 必要以上の戦力の流出が避けられたことは幸いで、今季もスピーディで流れるような美しい攻撃は健在であろう。どうにか毎年起こるチャンピオンズリーグが始まってからの疲労に伴うパフォーマンスの下降を最低限に抑え、覇権奪回へ尽力してもらいたい。まずは開幕2戦目、いきなりの頂上決戦となるアウェイでのチェルシー戦がエベレストになる。
posted by バイ男 at 18:45| Comment(0) | TrackBack(2) | フットボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月12日

サマージャンボ多空くじ

 と、いうわけでイギリスの片田舎に逃亡することも競走馬を買うなんてこともまったくなくなったんで。ええ、神宮なんかでラッキーチャンスカードなんて無料の抽選に当たって運を無駄遣いしているようじゃあまずダメダメってことで。

サマージャンボ宝くじ当選番号
http://www.takarakuji.mizuhobank.co.jp/tsujyo/zen0493.html


たまには神頼み
http://guippo.seesaa.net/article/5519535.html

 届かず・・・。今回は3億円逃げ切りを狙って連番にしたけど、1枚ずつペラペラとめくりながらその都度悶絶できるバラ売りもまた乙かもしれない。次回はそうしよう(まだ買う気かい!)。年末ジャンボ多空くじ・・・
posted by バイ男 at 23:26| Comment(0) | TrackBack(1) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月11日

鯉のから騒ぎ

 まさかの快投・レイボーンの煽りを受けたのはあの男――昨夜は久々に外苑前で飲み会決行との召集令状が投げられていた。東海道線から地下鉄へと乗り換えさらに歩くこと10余分ばかり。遥々やってきた先は、なんてことはない神宮球場のヤクルトvs広島戦だった。しかし試合の印象がまるでないのは神宮の、ダイヤモンドまでが果てしなく遠い外野席からのビューだった影響もあるだろうが、やはり到着した時点ですでに0−8もの大差がついていたことが最大の要因だろう。

 遠方からやってきた私のがんばりが序盤のたった2発によって徒労に終わったことを労わる意味も含めて、仲間は歓迎の音で迎えてくれた。中でもいつになく一際異彩を放っている男がいた。

「今日はビールのことなら何でもワイに言ってくれよ」

 その表情には自信が満ち溢れている。だが一人シラフのまま何のことか把握しきれずにキョトンと佇む私もすぐにその発言の意図を察することとなった。少しすると、並んだデブ3頭を見据えて一人の売り子が階段を上がってきたのだ。

「あれ、一人増えましたね」
「頼もしい助っ人が来たよ」

 普段はネガティブこの上ないキャラで「あの歯切れの悪さは手の打ちようがない」と我々からもサジを投げられていた男が、この日は先頭に立って誰よりも積極的に切り盛りしているではないか。自分のカップにはまだ半分ほど黄金の液体が残っているにも関わらず、「3杯ちょーだい!」と誇らしげに指を差し出している。こんな笑顔は出遭ってから10年来見たことがなかった。

 ならばこちらもまな板の鯉ならぬ、厳しい逆流にその身1つで果敢に立ち向かう鮭のごときこの男の後方支援をするのが筋というものだろう。並々と注がれた1杯目に手を伸ばし2時間遅れの乾杯の声と同時にグイっと乾いた喉元に流し込むと、そのまま3人目のビールを慎重に注いでいる彼女に向かって空になったカップを差し出し「おかわり」の雄叫びを揚げるのだった。これで売上が伸びるとともに男の接触の機会も増え2人ともども満足だろうて。


 試合は2時間49分であっさりと終了した。最終回に広島が2点を追加したものの10得点にしては短すぎる余りにも淡白なゲームだった。そして我々の腹には男に唆されるがままにマイペースを大きく上回る何リットルものビールが樽のように実っていた。普通ならグロッキーな己を省みてこれで会もお開きになるところだが、21時前を示していた時計の針が我々を解放路線へと歩ませなかった。もう飲めもしないのに「一軒寄ってくかぁ〜」の声声声。その勢いは、私が初めて当選したスタジアム主催のくじの賞品との引き換えを見事に3人揃って忘れるほどだった。

 結局一行は外苑前駅へと至る道を進み、適当な一軒の焼き鳥屋に腰を下ろすことにした。「生3つととりわさと何たらと・・・」とオーダーするももはや「とりあえずビール」どころか押せども引けども何も動じない状態。せっかく入ったのだからこれではいかんと"いつものように"トイレに篭り、Oh!Yeah!と自発的に放出させると再び席に戻る頃には顔もすっきり、乾杯ビールに続いて軽やかに箸を滑らせる私だった。しかしこのときはまだこの後にあれほどのワッショイな出来事が控えていることを知る由もなかった。


 私と恥人が飲み直しとともに話題を変えプロレス談義に花を咲かせていたとき、目の前ではビールバブルが弾けてしまったように頭を垂れうつらうつらと記憶を飛ばしがちになっている男がいた。何も食せず何も話さずの姿勢に終始するしかない男を見かねて、全く手を付けられていない男の分の乾杯ビールを代わりに飲み干す。

 こうして幾ばくかの時が無駄に流れた頃、メニューから釜めしが「おいでおいで」と自分を誘っていることに気付き、トイレにひた走るとアンコールに応えOh!Yeah!を再度熱唱。出てきた頃にはポワ〜ンと旨そうな香ばしい匂いを立てて釜めし様が待ち構えていた。さっきまでの満腹三昧がウソのように一人で釜を囲み小鉢から勢いよくかっ喰らう。

 すると1つの異変が否が応にも目に入ってきた。自力で体を支える能力を失った男が頭をテーブルに接着させすでに封神寸前になっている。それはまさにロープ際に追い詰められてクリンチでただただゴングを待つボクサーのよう。特に顔が青ざめているわけでも他人に迷惑をかけているわけでもないのでそのままの状態で放置しておいた、のだが・・・


 ちょうど釜めしの底が見えこれからオコゲの部分を堪能しようかというとき、"それ"は始まった。

『コポっ コポコポコポっ。。。』

 何かの培養液が一杯に満たされたビーカーから溢れ出るように、奇怪な音とともに男の口からつらつらと透明な液体が滴り始めたのだ。

「あらららら〜」

 咄嗟の出来事にただただ目を見開くしかなかった対岸の2人を傍観者へと追いやると、そのうち無色だった液体に固体までもがドロドロと混じり始めた。そう、どうしてもこの日の主役を譲れない男は民衆の面前でOh!Yeah!の片鱗を披露し始めたのだった。

「これはホントにヤバい!」

 普段から介抱される側の立場にしかいない私が素早くおしぼりを手に口を押さえOh!Yeah!の園へと男を搬送していく。

「手を洗うところではやっちゃダメよ!あれ修理するの10万かかるんだから」

 以前何者かにやられたのであろう災難を思い出したのか、やや厳しげな表情で圧力をかけてきた店のおばはん。「なぁに、しんぺーすんな。もうすでに今日2回も"経験済み"なんだから」と言ってやりたかったがこちとらそんな余裕もなかったか。

『グフォぅぅ。。。』

 間一髪間に合った。2人を閉じ込めた密室に備えられた陶器の底がみるみるうちにオレンジ色に染まっていく。薄れゆく意識の中で男は肺に残っていたひと握りの酸素を振り絞った。

「1つだけ教えてくれ」

「なんだ?なんでも言ってみろ」

「オレは・・・フラれたのか?」

「・・・何言ってるんだ。勝ったんだ!オマエは勝ったんだよ。だからオマエはこんなところで歩みを止めるわけにはいかないんだ。明日また行ってキメてくるって約束しただろ。あのコが待ってるぞ!」

「そうか、よか っ ・・・ た ・・・」

『ガクン。。。』

「まさか・・・おぃ!」

「おい!」

「オィィ!寝るなぁぁぁ」


 安らかに逝くがいい、友よ。この後、男は微かな理性に促されるがままにほうほうのていで自宅の門を叩いたと言う。この男の名は、"太った黒田"とでも伝えておくことにしようか。ちなみに私は帰り道にラーメンを摘み食いし帰宅後この日3度目となるライブを開きこの夜の一切の活動を終えている。


確か野球を観に行ったはずでは・・・
神宮外野自由奔放席
posted by バイ男 at 23:26| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ観戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月09日

逆境ウイン

⇒本題:愛馬を訪ねて百里行 to 新潟 vol.5

 7/30新潟6R。昨春のミッドウェイファーム見学ツアー以来の対面であり競馬モードのウインアンセムとの初顔合わせはこちらが仮想していた思惑とは180度異なる形で始まった。奇しくもアンセムの収まった枠は1枠1番。新潟競馬場のオッズ掲示板の脇に設けられた、パドックへと進入する通路から一番最初に現れるであろう馬は、大よそまともに舵を取れる状態になく、頭の天辺から喉の裏側までも見せながらロデオのように頭を上下に振り振り尻っぱねでもしながら入ってくるものだとばかり思っていた。

「大丈夫。あれは気合いの表れなんだよ」

 遠路遥々訪れた自らの心を平常に保つためにそれを誤魔化すセリフさえ事前に用意してもいた。しかし実際目にした愛馬はこれだけの人間に囲まれるのが初めての体験にも関わらず他の経験馬17頭のどの馬よりもおとなしかった。"大人しい"よりも"音無しい"という変換がマッチするほど気配がなかった。まさに借りてきた猫、いや、見知らぬ人々の輪の中に放り込まれた時の私のように。あの、目に入る物(者)すべてに今にも噛み付かんばかりの威圧感を放っていた1年半前のギラギラした獰猛さは大事な大事な2つの宝物と一緒にどこかに置き忘れてしまったかのようだった。実際そうだったのかもしれない。

 そして気掛かりだったのは体調面だけではなかった。我々はこのスペシャルウィーク産駒の前脚に注目していた。

『古くからある左前の腫れは入厩当初と比べて半分ぐらいにへっこんでるし、右の腫れなんかは、もうスッキリしちゃったもんだよ。』
by ウインアンセム 7/29調教メールより抜粋

 本当に走れる状態にあるのかどうか、腫れ具合がわかるというならそれをこの目で確認してやろうとの目論見だった。だがアンセムの両前脚にはやや深みがかった緑色のバンテージがしっかりと巻かれていた。いや、バンテージというよりも内側の腱の部分を確実に保護するために、プラスチックかカーボンのような何らかの素材で患部を腱に沿って縦長に覆う補強の目的も兼ねたプロテクターのようにさえ見受けられた。

「あんなの見たことないぞ・・・」

オッズ板
オッズ板
いよいよ真打ちの登場

パドック
パドック徘徊

パドック徘徊
こんなに静かな馬だったっけ?


 待ち焦がれた愛馬への期待と拠りどころのない不安。

 未出走ということは100%プラス思考で言い換えれば、負け知らずということ。レース経験のある他馬はすでに敗戦を繰り返している経歴をそれぞれが持っていた。それも大敗続きの馬が半数以上を占めている。

「あわよくば勝てるんじゃないか」

 血統面から見ても掟破りと言わざるを得ない新潟芝1000m、いわゆる"直千"への挑戦、そしてコース追いができない、目一杯に追えないという調教での圧倒的なマイナス点。しかしそれらを差し引いても、出たら何とかなるかも、という希望的観測が漲っていた。まるでレースが近づくにつれて買った馬券が自分の中で(だけ)確勝に違いないとの慢心が徐々に深くなっていくように、デビュー戦勝ちの野望は刻々と膨らんでいっていた。

 しかし、積み重ねた根拠のない自信は自身の猜疑心によりあっさりと掻き消されることになる。

「あの落ち着きが去勢した効果なんだ」
「万が一に備えて過剰にケアしているに過ぎないんだ」

 "現実"に直面し動揺を隠しきれない心を、もはや虚勢を張ることで払拭するしかなかった。パドックを周回する愛馬に温かい視線を送りながらも、過去の幾多のレースで目にしてきた着順「−」というイヤなイメージだけが思い浮かんでは次々と通り過ぎていく。

「無事に完走だけはしてくれ」

 結局それはアンセムが故障でどんな大志をも抱けなかった状態のときに切に願っていたものと同レベルに落着していた。こんな怪我をしてしまったのだからひとまずデビューさえしてくれればよい、とだけ。


 地下馬道を経て本馬場に姿を現した出走馬。塚田騎手ともどもコンビの両方がどこかよそよそしく、内ラチぴったりに寄り添ったまま他馬の邪魔をしないようにと遠慮をしているようにも見える。さて、見どころはまともな返し馬ができるのかどうかだった。近くに漂っていた馬がアンセムの先を越していき周りに障害がないことを確認すると、いよいよアンセムも動き出した。手綱から伝わる塚田騎手の合図に応え、一完歩ずつ歩幅を大きくしていく。慣らし運転はほんの軽いもので筋肉の躍動感もそれほど伝わってくるわけではない。しかし"初めての芝"を気持ちよさそうに助走していたのは確かだった。

本馬場入場
本馬場入場

 揺れるこちらの心理をよそに、発走の時間は刻一刻と迫ってきていた。単勝オッズはパドック入り前には21倍を前後していたものがなんと43倍にまでも高騰している。出資馬というフィルターを外した市場期待値の急激な下落、それが何よりもこの日のアンセムの出来を物語っていたように思う。

出走表
新潟6R 3歳未勝利戦

 時は来た。普段はグリーンチャンネルを通してしか耳にすることのない冗長な新潟平場のファンファーレが流れる中、アンセムはどの馬よりも早くゲートへと促がされていく。あのパドックの状態からしてゲート入りを嫌がり突如暴れるような情景は思い描けなかった。ゲート試験を一発で受かった理由も肯けるほどすんなりと、そして大人しく精神を圧迫する初めての"個室"に収まっている。

 全馬枠入り完了、ガッシャンとゲートが開いた。坂のないコースの1km先は肉眼でギリギリ見えるかどうかというとても際どい位置にある。我々3人は方や直接、方やターフビジョンで、そして私はファインダー越しにアンセムの発馬の様子を窺っていた。

「お、ちゃんと出た!」

 直千での出遅れはそれだけで致命的。まずは第一関門クリアと無難な立ち上がりにほっと胸を撫で下ろす。しかし次の瞬間、我々はそれぞれの両の眼を疑う不自然な光景を目の当たりにする。順調なスタートをきってさあこれからというアンセムの姿が突然隣の馬に比べて極端に小さくなったのだ。

「あぁっ!!」

 まるでバックトラッシュでもしたかのように後方に下がったアンセム。故障か!との思いも頭を過ぎったが、前を行く他馬に視界を遮られ確認し辛いとはいうものの、何事もなく駆け続けているようにも見える。「なんだなんだ?ただテンの速さに付いていけなかっただけなのか?」とゴール前で不可思議に言い合っている間にもレースは進み、新潟直千の鉄則・外ラチキープを目標に内枠の人気馬が問答無用に幅寄せを開始していた。すでにターフビジョン上にもアンセムの姿はほとんど映らない。

 あの分でいくと相当差が離れてしまっているなぁと私はとりあえずレースのV写真を撮っておくため、見えない愛馬からターゲットを変え馬群の先頭にカメラを向けていた。アンセムを撮るためにはまだまだ十分な時間が残っているように思えたからだ。しかし勝ち馬と上位入線馬が通過してすぐ隣から叫び声が耳に飛び込んでくる。

「来たぞ来たぞ来たぞ!!!」

 私の予測より全然早くにアンセムは我々の元にやってきた(失礼)。それも写真を撮るにしては絶好とも言える広い馬場の中央をただ一騎で疾走している。「直線コースの内枠じゃ他馬が邪魔でうまく撮れないよ」と苦言を洩らしていた専属カメラマンもこれでは何も文句を言えない。迫るシャッターチャンスに焦りまくりながらもアングルを切り替え、フォーカスを合わせ連写した。結果は神のみぞ知る・・・

独走
独走
この画に付けるタイトルはやっぱりこれしかない

クールダウン
ウインアンセムウインアンセム
脚元が大丈夫そうだったのが何より


 出走18頭中18着。走破タイム0.58.5、上がり3ハロン34.0、勝ち馬との着差3.0秒。これがウインアンセムが残したデビュー戦の記録になる。他のアンセムの出資者の方々には申し訳ないが、初めて出資した馬が故障を抱えながらも一応入線を果たしたという事実は私にとってはショッキングな事由とはならなかった。鬼門とされた最内枠も勝つためには不利なことしかない最低なハンデだったが、皮肉にも何事もなく穏便に初出走の"儀式"を終えるという意味では他馬に進路を妨げられることも接触の危険に曝されることもない最適な条件だったように思う。陣営の手腕を信じてこの経験を次に活かせるのなら、今はあえて不満は口にしまい。

 著作権法上転載することはできないが、翌週の競馬ブック・レース結果欄に載せられたゴール前の白黒写真にて。勝ち馬以下が眼前を通り過ぎているにも関わらず、それにはまるで見向きもせずただただ後ろの動向だけを気にして背伸びしながら待っている3人と1台の望遠カメラが妙に微笑ましかったものである。

着順表示板
1番がない!
1番がない・・・


 初めて出資した馬は、気性難だった。トレセンに見学に行った日は風邪を引いて調教を休んでいた。そして脚を痛め、去勢手術もされた。こうして七転八倒を経て挑んだデビュー戦が最下位というここまでのプロセス。もう上にあがるしか進むべき道はない。アンセムの戦いはまだ始まったばかりだ(よね?)。


おまけ
馬群の隙間からかすかに見えるアンセム
馬群の隙間からかすかに見えるアンセム

勝ったのはフラワーレインボー
実は狙って当てにいった馬券も外れ・・・


グイッポオーナーズクラブ
http://www.guippo.com/GOC/
posted by バイ男 at 18:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 一口馬主 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月08日

太陽の街

 チアズガディスが一敗地に塗れた昨日、ハナ争いができずレースに参加すらさせてもらえなかった即戦力PO馬の末路を思いやりつつ歩は西へと向けられた。同郷(中学)の友に1年半借りたままになっていた極上のアイテムを返すためだったが夜まで都合が付かない相手を待つついでにと別件で飲み会をセッティング、高校の友人3人だけのプチ同窓会の開催に至った。


 「日曜そっち行くわ」と軽く決めたものの折りしも地元・八王子は金土日の3日間、甲州街道をメインにした恒例のお祭り『八王子祭り』の真っ最中。山車に神輿にとそれはもう気分を害するやかましさで、久方ぶりに戻ってきた地元っ子に対していと手荒い歓迎が待ち受けていた。昔はそれなりに顔を出したものだが、成人の今となっては年に一度のJC祭り(ジャパンカップ開催)だけで十分という陳腐な自負もあった。

(と言いながら、誰よりも民の前面に立ちブログネタの採取に走るクズ↓)
女だけの神輿
女だけの神輿


 同じ部活(手ニス)だった友人とやや遅れてきた、これが6年ぶりの再会となる同業の男を交え話は弾んだ。『ビール半額』という最強のアドバンテージを武器に舌が独りでに躍るは躍る。初めはそれぞれ職場の人間関係や身辺状況など重い話題を持ち回りで語り合っていたものだが、ある時を境に状況が一変。トリガーが外れ、その道の素人を相手にイギリスの話、競馬の話、おまけにラーメンの話が機関銃をぶっ放したかのように一方的に宙を舞った。その瞬間だけは最近のモラトリアムに悩む堅固なる呪縛から解放され、ひと昔前の漲れんばかりのバイタリティがこの身に宿っていたように思う。

 高校を卒業してはや10年。同じ(アスベストの?)屋根の下に学んだガキんちょが以降ユニーク(唯一無二)なキャリアを経て今に至っている。これまで歩んできた道程とそしてこれから目指すべき指針。相手は今の自分よりも過去の自分をより多く知っている。先入観を介して現在(いま)を語ることは発想が固定観念に囚われる意味でマイナスにもなるが、それは当時の自身の思想を客観的に振り返るとてつもなくありがたい存在でもある。

 こんな時期だからこそ日頃疎遠だった友人と顔を合わせ、酒を酌み交わすのも有効、いや、技ありくらい効果的なのかもしれない。止め処なく過ぎ去っていく惰性の日々に楔を打ち込み、どこかに置き忘れていた若さゆえに抱いた大志を今一度胸のうちに再掲することもできるのだから。汝自信を持て!


 今回この項を書いていて、幼少期より実家前のお祭りで散々聞かされていた「八王子音頭」の歌詞を全章通して知る機会を得た。結構いい詞だなと自分の育った熱い街を誇りに思う。


太陽おどり ―新八王子音頭―
井田 誠一 作詩  いずみ・たく 作編曲

1.東西南北
  月から星からやって来る
  逢いたい見たい住みたいと
     キンラキラキラキラキラ
  みどりがいっぱいあるところ
  美人がいっぱいいるところ ハア
  太陽の街八王子
   ハッパキラキラキラキラ ハア
       キンラキラキラキラキラ

2.はだかでぶつかれ
  若さでぶつかれどんと行け
  振り返らずに止まらずに
     キンラキラキラキラキラ
  足音百万空高く
  あしたをみつめて大行進 ハア
  太陽の街八王子
   ハッパキラキラキラキラ ハア
      キンラキラキラキラキラ
    −間奏−
3.あの娘とあいつが
  高尾の山からおりて来た
  平和の花を胸につけ
     キンラキラキラキラキラ
  やさしい瞳と情熱で
  世界へ扉を開く朝 ハア
  太陽の街八王子
   ハッパキラキラキラキラ ハア
      キンラキラキラキラキラ

http://www9.big.or.jp/~yazakin/fy02/020224/


 かくして、『半額』のマジックに陥ちた抜け殻だけが街には取り残されていた。昔の面影に浸るのも結構だが、帰りに乗る電車まで昔のイメージを踏襲して下りの終点まで行っちゃいかんだろ・・・
posted by バイ男 at 20:11| Comment(0) | TrackBack(0) | ネガティブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月06日

愛馬を訪ねて百里行 to 新潟 vol.いきなり4

新潟県中越地震の痕跡
山崩れ
至る所で山崩れの跡が見られ作業中の重機が物々しい

曲がった看板
曲がった看板

校庭の仮設住宅
仮設住宅
こうして直に被災状況を目の当たりにすると考えさせられるものがある

うまいお米 コシヒカリ
コシヒカリ

トトロの森?
トトロの森?

日本一長い川・信濃川
信濃川

こんなところにも地震の影響が!
ボロボロ

と思ったらただボロいだけだったゴルフ場
ゴルフ場

おいおい、字が違うだろ
巻?

旅の定番・駅舎写真(JR新潟駅)
JR新潟駅

食べたら絶倫だった?すっぽんらーめん
すっぽんらーめん

レクチャーの活動の幅を広げたのかな
家庭教師もウイン

遅刻した罰でおごらせた負けカレー
負けカレー

ドライバーが飲んじゃいかんだろと思いきや、このとっくりにはうなぎのたれが。
うなぎのたれ

時間帯悪しでここしか営業していなかった千代鮨
千代鮨

特上頼んでもいくらは食えんのですわ
すし特上

ノスタルジックな景色に思わずシャッター。この後雷雨
ノスタルジー


 全然まとまった文に起こせる気がしなかったので淡白にひとまとめ。ただ寿しのことだけはメモ書きを残しておこう。ここ最近東北、そして今回の新潟とネタに当たりがない。一番旨いかなと思ったのが最近食えるようになったばかりで特に好きでもないウニだったのだから満足には至らないところ。やっぱり伊豆か北海道に行かないとダメかな。

 クライマックスのアンセム報はしっかり〆たい。
posted by バイ男 at 17:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅・グルメ・モバイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月05日

純情ドライバーに虹の花

⇒本題:愛馬を訪ねて百里行 to 新潟 vol.3

 ワゴンは、青々と生い茂ったコシヒカリの大草原を真一文字に切り裂いていく。7時前にしてすでに朝日はその傾きを急にし車中の3人を煌々と照り付けて久しい。

 件の紆余曲折がありながらもここまでは順風満帆にきていた。新宿から郊外に向かって放射上に飛散していくタクシーの大波に飲まれ、SAで食った沖縄そばは程度の割にダシがイケていたものの私のネギだけが腐っていた。小千谷市を通過した際にはひと目で見てとれる昨年の震災の被害状況に胸を痛くもした。

 我々一行の選択した"さくせん"は「いのちだいじに」だった。先へ進めば進むほどSAへのピットインの間隔を短く、そして休憩時間を長く取るようにしていた。全滅を避けるために。しかし新潟県に突入したというのにまだ目的地までの距離は150km超を示している。恐るべし細長き越後地。

 この行けども行けども一向に光の見えないマンネリズムが一夜を明かしたドライバーのスタミナをいつ限界を超えてもおかしくない状態へと追い込んでいた。夜跨ぎ往復700kmの行程に対して"安全運転"のアビリティを備えている者が1人しかいないこのパーティーの組み方に問題があることは初めから明らかだったのだが。


「もうダメだぁ〜スゲーねみぃ・・・」

 それまでコーヒーにガムにとあの手この手で寿命を延ばしてきたドライバーだったがとうとうグゥの根を上げてしまう。「これでパーティーの所持金も半額か」と思われたその矢先だった。ちょうど内蔵ハードディスクのトラックが変わり、聞き慣れた懐かしいイントロが重苦しい車中に流れ始めたのだった。

 それはラルクアンシエルのアルバム『True』。かくしてどこからともなく2人のhydeが現れた。気分の高揚という何物にも代えがたい睡魔への武器を手に入れた2人の喉は滑らかだった。Fare Wellに始まり、メロディアスなCaress of Venus、ロックなRound and Roundと続き、不朽の名曲・flowerでボルテージは頂点に達した。

「これ、プロ野球ニュースのテーマかなんかじゃなかったっけ」

 次々と迫りくる内面の敵と戦う前列の葛藤も知らずに後方で眠りこけていたヴェルスパーまでもが2つの雑音に意識を取り戻し併せてノッてきた。三者三様、当時のほろ苦い想い出を胸に燻らせ束の間の大団円は幕を閉じた。


 もう大丈夫。パーティーは危機から脱出した、かに思われた。ちょい役を終えたヴェルスパーは再び自らの世界に閉じこもろうと床作りに余念がない。樹海を抜けた今となってはこの一面に広がる緑の上にアンセムの快走する姿を浮かび上がらせたりもしていた。

 そんな充足感が芽生え始めた無言の車中。flowerの次の曲は"good−morning Hide"。終始英語で綴られた激しい曲だった。「これは歌えないしな」。ふと疑念がよぎった。歌を歌い始める前は命をつなぎ止めるための会話が絶えずあったはずだ。今はすべてが止んでいる――とある考えに基づき首を横に振り向けるとそこには・・・

「オィっ!」

 メガネの奥に潜む瞳は閉ざされていた。車は惰性で進んでいることになる。

「うっ!?ん?寝てないよ・・・よくあることだって」

 高まる本番での夢模様はどこへやら、異国語の解析に対処する余力もすでになく厳粛に回路が遮断されてしまったようだ。good−morningなるタイトルの曲でおやすみ。ここに男・カマーチョの真骨頂を見た気がした。


 これまでのvol.1〜3を以って遠征した3人のキャラ付けは完了。次回はやっと本編に触れる予定。
posted by バイ男 at 00:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅・グルメ・モバイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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