これであなたも競馬通! これであなたも競馬通! 著:柏木集保

上がり三ハロン時計の本当の中身とは。
本を手にした私の心にガツンと衝撃が走った。だが著者名を見て納得。
やけに競馬に詳しい奴が仲間にいる ― あの日刊競馬・柏木集保が、
競馬界の趨勢から予想テクニックまで思うところを書き下ろした珠玉の一冊。
読めば、競馬はもっと面白くなる。

2005年09月30日

ウインカスケード 初時計でフラフラ

 競馬界も出入りの激しい秋本番を迎え、若駒に負けじと愛馬の話題も何かと絶えない。「薄手のジャンパーなんてどうでもいいんだよ」とつい思ってしまう気持ちも抑えて適当に流してください。

 というわけでプール三昧の生活から一転、陸に上げられウッドチップコースに連行されたカスケードは500万下の古馬に胸を借りる形で併せ馬を消化した模様。アンセムの坂路調教でヤキモキさせられ続けただけあってしっかりコースで追えるということがとても心強い。ウイン僚馬の30万ホースがたたき出した調教時計(栗東坂路4F 〜54.0〜40.8〜28.5〜15.2 一杯)が物議を醸している現状からして、初追いでフラつくくらいどうってことないようにも思える。本当に「共に馬なりでゴールを目指し」ていたのであれば、なのだけど。

 新規募集馬は関西の非サンデー系3頭に白羽の矢、かな。


ウインカスケード

9/28(水)
南W稍 68.6〜52.8〜38.9〜13.2 (3) G前強め
直線併せの内、外4歳500万下リスティアライース馬なりに半馬身遅れ。
美浦プール 直線1回。
9/29(木)
美浦プール 直線2回。

<以下本文は9/28(水)配信の調教メールを掲載>

 今朝の美浦TCの馬場開場時間、午前6時の気温は17度。どんよりと曇った灰色の雲が目立つ中、今朝もひんやりとした空気が続いています。
 トレセンでは、薄手のジャンパーを羽織っている人の姿も増えて来ました。馬場状態はWコースが「稍重」、その他のコースは「良」となっています。
 先週、ゲート試験をパスしてデビュー戦へ向けて一気に視界が広がったウインカスケードは、今日は古馬を相手に平地での追い切りをかけられました。
 今朝は横山賀騎手の手綱で南馬場へと姿を見せたカスケードは、そそくさと角馬場の中に入ると20分ほどの乗り込みで追い切り前のウォーミングアップを完了しています。
 これを終えるとWコースへ移動。コースインすると、軽めのキャンターを行き出し、そのままペースを上げて5Fからの追い切りへと突入しました。
 5F→4Fを15秒8のラップで駆け抜けたカスケードは、ここで、大きく前方を走っていた4歳500万下リスティアライースを目標としています。
 カスケードが4F標識を通過した段階で、前のリスティアとの差は1秒2もの大差がついていましたが、4F→3Fを13秒9のラップでペースアップして追走したことで、3F通過地点では4馬身差まで詰め、4コーナーへと流れて行きました。
 コーナーの入り口で前のリスティアにさらに接近したカスケードは、直線入り口で馬体を併せています。直線の位置取りは、内にカスケード、外にリスティアでした。
 直線へ入ると、共に馬なりでゴールを目指した2頭ですが、道中、古馬を追走したことでカスケードはだんだんと苦しくなってきたのか、外のリスティアに半馬身ほど遅れ出し、また内にモタレ気味の走法になっています。これは、苦しさの表れでしょう。
 しかし、これに呼応するように、鞍上の横山賀騎手が追い出しを開始すると、ズルズル下がることなく、半馬身の遅れをキープしたまま、外のリスティアに最後まで食らい付いてゴール板を駆け抜けました。
 カスケード自身のタイムは、ゴール前強めに追われて5F68秒6〜52秒8〜38秒9〜13秒2です。
 稽古を見守った鈴木伸調教師は「もっと軽めの追い切りを予定していたんだけど、思っていた以上に時計がですぎちゃいましたね」と、坂本取材局長にニガ笑いを浮かべています。
 さらに続けて「ゴール前で苦しくなったのか、少し内にモタレていたし、口向きも悪かったみたいです。この後の稽古では、馬混みに入れたり、砂を被せたりして矯正していきましょう。まぁ、入厩して本格的に時計を出してのは今日が初めてだから、アレコレ注文つけちゃかわいそうだけどね」と、最後はカスケードをフォローしていました。
 また、カスケードは、午後からプール調教場へと出向き、直線コースを1本泳いでいます。


グイッポオーナーズクラブ
http://www.guippo.com/GOC/


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2005年09月29日

ウインアンセム 志半ばにして引退

 チャンピオンズリーグ2戦目の吉報を掻き消す形で残念極まりないニュースを伝えねばならなくなった。その筋の方はご存知の通り、不治の病と言われる屈腱炎を両前脚に患っていたウインアンセムだったがその後の調整過程も空しく自身の競争生命にピリオドを打つことになったのである。


〜 アンセム これまでの軌跡 〜

 初対面はベンチ温め係―クラブ主催の見学ツアーに参加し初出資馬が坂路コースを疾走する姿に胸を打たれるシーンが展開されるはずだったが前日に引いた風邪の影響で乗り運動は中止に。そしてそれからわずか1週間と経たぬうちに脚部不安の情報がもたらされた。一説にはこの時すでに前脚に何らかの異常をきたしていたとも後になって囁かれてもいる。

 牡馬に出資したはずだが―脚元の不安は意外と長引きただひたすら牧場でウォーキングマシンに追われる日々が続いていたある日、それは何の前触れもなく執行された。事後報告にあるのは重い重い「去勢」の二文字。かくして以降狂おしいほどに燃える気性は影を潜めることとなる。と同時に残された道は走り続けて結果を出すこと、それしかなかった。

 愛馬を持つ喜びと歯痒さ―ここまででも十分過ぎるほど波乱万丈。しかしアンセム史はまだまだ盛り上がりに事欠くことはなかった。新潟のデビュー戦でダントツの最下位を記録。やっとの思いでそのゲートに辿り着いた、そこに至るこの2年間の過程を痛いほど知るだけにこれまで観てきたどんな未勝利戦よりも味のある、胸に残る58.5秒だった。

 明日への期待、そして・・・―アンセムの進路はいつも突然切り開かれる。2戦目はオーナーの夏休みに合わせるかのように平日の船橋が選ばれた。初戦のイメージを払拭できず疑心暗鬼な応援団を前に秘めたる能力のほんの一部を垣間見せての2着。初めてオーナー気分を満喫した日。そして膨らむ次走への希望。しかしその願いが形を成すことは、こうしてなくなった。


 日米オークス制覇の偉業を成し遂げた名牝、未知なる衝撃波に真っ向勝負を挑んだダービー2着馬と同期のスペシャルウィーク産駒は間もなくあと4日で競走馬としての役目を終える。ありがとう、アンセム。そしてこの馬の存在から何かを学びとって欲しい、いや、学ばねばならないクラブが残った。


ウインアンセム

 本日、田中清隆調教師がサーストン牧場を訪れ、ウインアンセムの状態を確認しました。最後の福島未勝利戦へ向けて治療に専念していましたが、右ヒザの裏はまだ張りと熱を持っていて、ギュッと押すと痛がる素振りがあり、歩様もスムーズではありません。獣医の診断では、「今調整を進めていくのは厳しい状況、まして速いところ、レースとなるとさらに厳しいでしょう」との事でした。
 獣医師、田中清隆調教師の診立てでは「10ヶ月から1年位休ませればまたレースへ向けてやっていけるかもしれません」との事でしたが、アンセムは未勝利馬のため、仮に1年休んだとしても、出られるレースは限られてしまいます。地方競馬出戻り制度適用という選択肢もありますが、休養後、地方競馬を経て中央競馬に復帰するには1年半から2年ほどかかってしまう可能性もあります。さらに休ませれば完全に不安がなくなるというのもでもありません。長期休養を経ていざレースへ向けての調整を進めていった時点で、さらに脚元に不安が出るという可能性も否定できません。
 そういう事情を踏まえ、本日、田中清隆調教師、森本代表、坂本取材局長で協議した結果、誠に残念ではありますが、今週土曜日10月1日に中央競馬登録抹消の手続きを取ることとなりました。
 なお、ウインアンセムの行き先につきましては、ウインレーシングクラブ馴染みの乗馬クラブ、明松寺馬事公苑で決定しました。土曜日に美浦TCにて登録抹消の手続きを行った後、その足で長野県にある馬事公苑へ向かいます。
 また、引退通知・補償に関する書類につきましてはJRAからの見舞金が確定する約1ヶ月後にお送りさせていただきます。長らくのご声援本当にありがとうございました。


グイッポオーナーズクラブ
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2005年09月28日

ウイン出資馬検討会でフォー!

 前述の野球観戦から1時間後、池袋の某店個室に場所を移して二次会(正式には2005-06年度WIN出資馬検討会)が執り行われた。出席者はここから登場の3名を加え総勢7名。GOCの組員として残る3名が欠席のためこの場で出資馬が確定されるわけではないが10月頭の会員先行受付に備え昨年よりひと足早い召集会合となったのだった。

 会議に先駆け、新規加入者として某氏が新たにGOCのパーティーに加わることが発表された。ここ2年ずっと待ち望んでいた氏のようやくの英断を一同拍手で快く迎え入れる。これで組織としては何かとキリのいい10人になったのだ。

 続いて話は本題の馬選びに。しかしそれぞれが確固たる意思を持ち、尚且つお互いの相馬眼をまるで信用していないためやはり今年もひと筋縄に収まる気配がない。「過去2年第一希望馬のご指名を逃した人間には優先選択権がある」という取り決めを皆が認識していながらもそんなものはあってないようなもの、クラブの成功のためには各人選択に妥協を許すはずがないのであった。


 そんな折り、西口のふくろ祭りから追いやられてきたのか一人の勇者が停滞した個室の空気を切り裂いた・・・

ガチャ。キィィィ・・・バタン(ドアが開くと同時にGoldfinger'99のメロディスタート♪のイメージでどうぞ)

「皆さ〜ん、何やらお困りのようですねぇ。フォ〜っ!」

HG
民に予告なしに突然登場したHG

「優柔不断な皆さんに男の中の男であるこの私がアドバイスをして差し上げましょ〜う。フォ〜っ!」

横から見てもHG
女性店員の目を気にせずオーダーをするHG

「私の下半身ばかりに食いついでないで今日は冊子の方を見てくださいよ〜。フォ〜っ!」

どこからどう見てもHG
「馬並みフォー!」と腰を振るHG


 ・・・・・・。結局大勢は変わらなかった。しかしこの男根の、いやいや、痛恨の一撃を皮切りにして皆が再び論議を始める。


果糖HG「1988年生なんてマダムな熟女放っておけるわけない!(ミノリスパークル04)」
ヴェルHG「フォーティナイナーで四十八手のキャバクラ奥義決めちゃる!(クラウンロッジ04)」
カープHG「スペシャルウィークには散々痛い目にあってるけぇのう!(ミナミノバレッツ04)」
バイ男HG「どうせ外れ引くならこの辺の価格が手頃だわい!(クラウンロッジ04)」
茶磨HG「わしゃ天下のディープインパクトのPOじゃ!(スターズインハーアイズ04)」
あんしゅうHG「我太身為痩馬好!(ミナミノバレッツ04)」
デーヒーHG「この立派な下半身を見てくださいよ〜!(ジリーズヘイロー04)」


 こうして何かにとり憑かれたかのように悲鳴にも似た素っ頓狂な声が次々と部屋にコダマした。なお、実際のところは「繋ぎが立ちすぎている」やら「脚が広がっている」やらの真面目なコメントも飛び交ってはいるのだがその辺りはHG的な流れ上割愛している(フォロー、になってない!?)。

 しかし決定打は出ないまま会は終了を迎えた。その後何も失うもののない4人が三次会へとコマを進め更なるミーティングを重ねたがついぞ名案は打ち出せなかった。そして淫ボイスに集結した正午から11.5時間掛けてこの日導き出された最後の結論が・・・

「どうせ当たりないんだから一番安いのでいいんじゃない(エシュクアルバー04)」

という消極的なものになろうとは。この迷走劇は検討会次開催(毎日王冠当日を予定)までずるずると続いていくことだろう。
posted by バイ男 at 00:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 一口馬主 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月27日

サヨナラ負けは序曲に過ぎず

「なぜここにいるんだろう・・・?」

 そこに居並ぶ男たちは4人が4人ともどんよりとした曇天の所沢に靡く重みがかった風にただただ呆然と晒されていた。投手戦ファン、エセ広島ファンに広島不安、そして国分寺の電車男。ソフトバンクとは関わり合いのない一群がゲームが終盤に差し掛かるにつれて一人、また一人と隣の蒼い芝生席で共鳴する応援団に融合するように手を振り声を上げの大エールを送っていた。結末がカブレラに代わり一軍に上がってきた後藤(武)のサヨナラ打に終わるとも知らずに。

 9月24日。この後半3連休の中日となる土曜日は本来であれば同じ埼玉でも西武線ではなくJRは高崎線に揺られ1年に1度しかない11月末の草野球大戦に備えみっちりと中身の濃い練習をするはずだった。しかし無念の天気予報。チーム人数過少のため来るもの拒まずの姿勢で当日を待ったところ、気を使った欠席者が自分の代役にと台風を連れてきたのだった。

 今年9試合目のプロ野球観戦となったこの一戦は新垣と西口のお互い一歩も譲らぬ好投に始まり、両先発が降板した後は一触即発の打撃戦へとムードを変え見どころには事欠かなかった。が、今回野球の話はここまでとしたい。次号、ビールひと筋11時間半の後半部に誰もが想像しえなかったあのニューヒーローが池袋の地に光臨する。


昨年も選んだ気がするホームラン弁当
ホームラン弁当

外野ながらもチケットは内野自由席
内野じゃない・・・
posted by バイ男 at 21:17| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ観戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月26日

徒歩ベースな旅に限界痛感

 最近投稿がすこぶる滞りがちで。なかなか書くまとまった時間がないざんすね。というわけでもう先々週の遠い出来事にならんかという前半の3連休のうち2日を費やした鬼怒川温泉の写真から。

鬼怒川ライン下り
鬼怒川ライン下り裏方さんも大変
下り終わった舟はトラックで上までGO!

今にも落ちてきそうな楯岩と岩隈 じゃなくて熊岩 だっけ?プーさん岩?
楯岩熊岩
3列縦隊の真ん中に入ってしまい「これじゃリアルな写真が撮れないよ」と乗船直後は嘆いたものの舟が流れ始めるとこれが爽快に変わる。傾斜が急なところでは川の水が船べり上10cmほどの高さから襲い掛かってくるためその都度ビニールシートを掲げねばならないのだった。両サイドが濡れるの死守に励む間も余裕のシャッター。


ロープウェー丸山山頂駅より
鬼怒川温泉全景

天への懸け橋へようこそ
展望台から山を見下ろすよりもこの展望台へと至る売店の入り口からの視界の広さに感動を覚えた。


猿鹿同舟
猿鹿同舟エサよこせや!

この仔はキュート
展望台とともにその脇には猿と鹿が一緒になって放たれている広場があるのだが全面を網に覆われた細い通路からの見学となり、どちらかというと人間が檻に入れられエサを強請る猿どもに囲まれバカにされているような気分が味わえる。


鬼怒川温泉イメージ(表と裏)
鬼怒川温泉・表鬼怒川温泉・裏


ネタですか(鬼怒川温泉駅売店の看板より)
日光茸舞弁当
いつも思うがこういった誤変換はどう打ったら起きるんだろうか?


 さて訓戒。車を持たない(&乗れない)身としては前々日に急遽決めた旅行に対しても鉄道(東武特急)を用い現地でも公共の交通手段を使うしか手がない。しかしそこは鬼怒川、日光よりも奥地ときたもんである。日本が誇る観光名所ほど交通網が整っていないのも当然のことで車で訪れる家族連れがメインのターゲットとなる。頼みのバスはすべて鬼怒川温泉駅を中心にメジャーなアミューズメントと直結しておりグルリと他を周るというスベを知らない。わざわざ一旦駅に戻る"ルール"を怠り「直接行けるだろ」などとタカを括ったりすると・・・山道にわずか50cmほどだけ設けられた、それこそあってないような歩道をトボトボと徘徊することになる。連なるワゴンを横目に肩身を狭めつつ。途中で「まだまだ遠いな」などとヘコタレたとしてもそれこそ後の祭り、流しのタクシーなど走っていないんですからなぁ!

 こうしてリハビリ相手の養生のために付き添いでやってきた温泉旅行なのにも関わらず9月半ばにしてますます猛威を奮うお天道様の下、病人は体調が、いやそれよりも精神の高揚がマックスに達し、熱射とともに私の背中にグサグサと角を突き立てるのであった。


 車要らず旅。これまで、誰にも迷惑を掛けない一人旅であればこなせたはずだった。地図なき道を重いカメラを抱え小走りに、駅を求めて1時間彷徨ったアイルランドの過信もあった。しかし今夏、イングランドを抜け出しスコットランドの孤島を目指そうと企てるもテロで頓挫。ならば国内と四国一周を志し広島から道後温泉、四万十川を経て讃岐に至らんという企みも徒労に終わっている。

 メジャーな都市部への往来をそこそこに満喫し、未開なエルドラドへの進出をと目指す路線が変わってきた昨今、机上の計画を自らの足だけでは踏破できなくなっていることをこの2件で切に感じていた。自然に踏み入れんとすればするほど自然の力だけではたどり着くことのできぬ現実問題。時代遅れの頑固野郎も思考の変化を求められている。己を見つめる旅を少なからず続けていくために。
posted by バイ男 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅・グルメ・モバイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月22日

ウインカスケード ゲート試験合格

 幼い頃に度々報じられていたチャカつき様も今はどこへやら、適度な訓練を施され無事にゲート試験に合格したとのこと。これで調教のペースも徐々に上がってくるだろう。府中の杜でいざ君を待たん。

 さあ、今夜は駿馬のグラビアとにらめっこするのが楽しみ楽しみ。

ウインカスケード

9/21(水)
美浦プール 直線1回。
9/22(木)
美浦プール 直線1回。

 今朝の美浦TCの馬場開場時間、午前6時の気温は21度。厚い雲が空を覆い、今朝もスッキリとしない天気となりました。陽差しが完全にシャットアウトされた状況で、気温の変化もあまりなかったため、ここ最近では今朝が一番涼しく感じられます。馬場状態は引き続きWコースが「稍重」、坂路を含んだ残るコースは「良」でした。
 昨日の鈴木伸調教師の報告にあった通り、ウインカスケードは、本日ゲート試験を受け、見事1発合格を成し遂げています。
 昨日同様に、南馬場の角馬場で10分ほどのウォーミングアップを行ったカスケードは、いよいよゲート試験を受けるべく、ダートのDコース2コーナー引込み線にある発馬機へと向かいました。
 ゲート試験の内容は、「枠入り→枠内静止1分前後→枠からの飛び出し(スタート)」の一連のゲート動作を2回行います。また、そのうち1回はゲートを出てから50m以上のダッシュを課せられます。そして、この2回のゲート動作の総合判定で合否が決められます。
 カスケードの最初のトライは、枠入りをゴネることなくたんたんとこなすと、続いて枠内静止でも悪さなくジッと我慢しています。繰り返し練習した成果がアリアリです。
 そして、ゲート係員の「開けるぞ!」の声と同時に前扉が開くと、カスケードの出る気に任せて、タイムングよくポンとゲートを飛び出して行きました。
 再び、ゲート裏へ回されたカスケードは続けて2回目のトライに臨んでいます。こちらも、枠入り→枠内静止1分前後と無難にこなしました。
 そして、この2回目は1回目と違い、今度は鞍上がグイッと首を強く押して、「出すぞ、出すぞ」と追い立てるようにスタートを促すと、これにキッチリ応えて、ポンとゲートから飛び出したカスケードは、そのままキャンターで1Fほど走っています。
 鈴木伸調教師は「まぁ、練習にも十分時間を費やしたし、悪さすることはほとんどなかった馬だからね。今日の合格は予定通りでしょう。ただ、スタートを見てると、出てからグイグイスピードに乗るような感じでもないので、1000mとか1200mだとちょっと忙しそうですよね。もう少し長い距離の方が現状はいいのかもしれません」と、ゲート試験の総括を坂本取材局長に話していました。
 また、午後からは、リラックス効果を狙ってプールの直線コースを1本、元気に泳いでいます。


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2005年09月21日

ウインRC 2005-06年度募集馬リスト

馬名厩舎父名/母名誕生日総額
美浦TCピンクタートル04二ノ宮フレンチデピュティ
ピンクタートル
04/02/285800万
ルプロムナード04国枝タイキシャトル
ルプロムナード
04/04/114200万
フラワーケープ04宗像アグネスタキオン
フラワーケープ
04/04/033400万
シンコウノビー04小島太フジキセキ
シンコウノビー
04/02/063200万
キャッチフレーズ04田中清ゼンノエルシド
キャッチフレーズ
04/04/061800万
エシュクアルバー04鈴木伸ベルトリーニ
エシュクアルバー
04/02/011600万
栗東TCミノリスパークル04山内ダンスインザダーク
ミノリスパークル
04/03/034200万
ミナミノバレッツ04池江郎スペシャルウィーク
ミナミノバレッツ
04/03/044000万
ジリーズヘイロー04佐々木カリズマティック
ジリーズヘイロー
04/04/283800万
スターズインハーアイズ04藤原モンジュー
スターズインハーアイズ
04/02/213400万
クラウンロッジ04石坂フォーティナイナー
クラウンロッジ
04/02/153200万
フェアリージェム04坂口正マンハッタンカフェ
フェアリージェム
04/02/201800万
センターコート05大久龍ウインマーベラス
センターコート
05/04/21800万

 今後2週間ほど何かと参照する機会が多そうなのでサイト風にリスト化。それにしても高い高い。少数精鋭なのか、それとも後の祭りなだけか。乞うご期待。

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2005年09月20日

アーセナル ホーム3連勝

アーセナル 2−0 エバートン
 11分30分キャンベル

 危なげない勝利だった。ミランやバルセロナといった各国の強豪(大気圏にて消滅気配の巨人はもはやどうでもいいとして)がチャンピオンズリーグ明けの緒戦を取りこぼす中、アーセナルは今季17位と不振に喘ぐエバートンに対し終始押し気味にゲームを進め順当に勝利を収めた。

 この日の2ゴールはともにセットプレーでレジェスが放り込んだボールをキャンベルが高い打点のヘッドで豪快に決めたもの。「アンリには休養が必要であり、キャンベルには試合感が必要だった」。ベンゲルのこの試合後のコメントに深く同意したい。

 先日の退場の一件でレジェスとファンペルシーの結束が深まったのか、前線でのコンビネーションがよくなった気もする。アンリ−ベルカンプに続く第二の層の台頭となればこれはうれしい怪我の功名。キャプテン代行のこの活躍も踏まえて今後チームも勢いづくといいのだが。
posted by バイ男 at 16:58| Comment(0) | TrackBack(2) | フットボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月16日

ウインカスケード 晩夏のプールサイド

 タイトルの通り、カスケードがプール調教とゲート試験に向けたトレーニングに励んでいるようで。強いところを追い始めるのは試験に合格してからと思っていいのかな。プール調教ってゲームではよくスタミナ強化に効き目アリとなっているけど実際のところはどうなんだろう。私の身近にもあくせくプール調教に励んでいる人間がおるようだが果たして効果があるのかどうか。この年にして要介護認定を授かった私やこの男とは異なり、確かに彼は最近酒で潰れなくなった(スタミナアップ?)。しかし体が絞れたかどうかなんてそんなこと気の毒で口にはできんよ。

 ダイエッ党所属といえば今の私、環境が変わったことで食生活が一変。やり場のないストレスと積もり積もった欲求不満で16時半からひたすら間食をし続ける平日を繰り返した先月までと比べ、今はスナック菓子を手に付けなくなった。ん?じゃがりこにてりやきポテト味が出たことなんて知らん知らんぞ(しかもあまりイケてない)。これは深まる秋へカスケード共々飛躍が期待できそうだわい。いよぉ、ポンっ(←腹をたたく音)

ウインカスケード

9/9(金)
美浦坂路良 70.9〜53.3〜35.9〜18.1 (5) 楽走
美浦プール 直線3回。
9/13(火)
美浦坂路良 76.9〜56.6〜37.1〜18.2 (3) 楽走
美浦坂路良 69.4〜51.1〜33.8〜17.1 (4) 楽走
9/14(水)
美浦プール 直線2回。
9/15(木)
美浦プール 直線1回。
9/16(金)
美浦プール 直線1回。

<以下本文は9/15(木)配信の調教メールを掲載>

 今朝の美浦TCの馬場開場時間、午前6時の気温は23度。昨日までの残暑がうそのように、今朝はひんやりした空気が漂っていました。9月中旬を迎え、ここから季節は一気に秋の様相へと変化しそうです。馬場状態は引き続き全てのコースが「良」でした。
 入厩後も順調に競走馬へのステップを上がっているウインカスケードは、今朝もゲートからのスタートの練習を繰り返しています。
 いつものように南馬場へ入場したカスケードは、角馬場での乗り込みを20分、続いてダートのAコースを軽めのキャンター1周、そしてWコースを18秒ペースの普通キャンターで1周と、一連のウォーミングアップを終え、ダートのDコース2コーナー引込み線へ移動しています。
 今日のゲート練習もスタートに重点を置いたものとなりました。今朝は、枠入り→枠内静止30秒前後と行うと、1回目からいきなり自動で前扉を開けてスタートさせています。
 ところが、昨日、一昨日と練習を積んだことで、扉が開く音、そして他馬の枠入り動作などにもだいぶ慣れてきたのか、今日はポンとゲートから出て行きました。
 2度目のトライもたんたんとゲートの中に収まると、前扉が開くと同時にダイミングを合わせてスタート。この2回目は、スタート後もそのままキャンターでコースを回り、スタンド前まで流したところで厩舎へと引き上げて行きました。
 「この馬はなかなか学習能力があるね。今日はスムーズなスタートだったし、この調子なら来週ぐらいには試験を受けるところまでいきますよ。本当、1歳時と比べれば、気性的にも素直になっているし、落ち着きもあります。今週末ぐらいには、15〜15秒ペース以上の時計を出してみるつもりです」と、カスケードの順調振りにまんざらでもない表情の鈴木伸調教師です。
 また「午後からはプールに連れて行きます」と、あったように、連日に渡ってのプール入りを坂本取材局長に報告していました。


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2005年09月15日

アーセナル ピンチを救ったのはやはりあの男

アーセナル 2−1 トゥーン
 51分ジウベルト 53分フェレイラ 90分ベルカンプ

 このゲームを見つめる視線には特別な意味が込められていたと言っていいかもしれない。当初の思惑通りに今夏のイギリス旅行の計画が遂行できていたらこのCL初戦(と週末のエバートン戦)はハイバリーの一席で熱烈なサポーターとともに固唾を飲んでいたことになるのだ。もし行っていたらどんな感動が待ち受けていたのか。試合の動向を窺う姿勢に否が応にも力が入る。


 ビエラの移籍と、それに代わる精神的支柱となるべき選手を獲得しなかったところから来るメンバーの失望感、そして新キャプテン・アンリの6週間の離脱。格下極まりない相手に対してそんな目下の不安が溢れ出たゲームだった。ボールキープ率こそ7割近くを握ってはいるもののそれはあくまで守勢で臨む相手にボールを持たされていたにすぎない。センターミッドフィルダー2枚と左右それぞれのハーフ&バックでパス交換は延々と続けられるがいつまで経ってもペナルティーエリア内への導きがない。キャッチングが不安定なゴールキーパーに対してミドルシュートもなかった。これぞまさしく悪いときのアーセナル・・・

 悪いことは重なるものだ。前線への浮き球を処理しようとファンペルシーが脚を振り上げた先にヘディングに来た相手選手の顔面がジャストフィット。まったく故意ではない行為に降された審判は無情なるレッドカード。そして攻めども攻めども入らない先制点。風雲急を告げていた。


 しかし前半終了間際のこのミスジャッジに奮闘する形で、相手のペースに合わせてそれまで眠っていたイレブン(1人減ったからテンか?)が目を覚ました。ロビンの無念を晴らそうという一心の基、後半開始と同時に全員がピッチを縦横無尽に駆け巡り数的優位なはずの相手を圧倒する。中でもレジェスの僚友のために跳梁跋扈する頑張りが一際際立っていた。

 後半6分、コーナーキックでファーに飛び込んだジウベルトの雄叫びヘッドで待望の先取点をもぎ取ることに成功するがすぐその2分後、自陣ゴール前でのこぼれ球を相手プレイヤーが蹴り上げたボールが奇特にもこの以上の角度はないという弧を描きそのままゴール右隅に吸い込まれ同点となってしまう。その後、勝ち越し点を奪わんと遮二無二ゴールを目指すアーセナルだったがなかなか思いは実らなかった。

 もはや失意のドローかと思われたロスタイム、我々は奇跡の立会人となる。ゴール前に放り込まれたボールをゴールに背を向け、さらにマーカーを抱えながらベルカンプが右足で柔らかにトラップすると同時に左に逸らした。それは敵を交わす方法として次のコマンドを予測した上でのアクションだった。不意にこぼれてきたボールに対し相手ディフェンダーはバランスを崩しそのままボールを抱きかかえるようにその場に倒れこむ。しかしベルカンプは図ったかのように膝から下を相手の体の中に差し入れると足首の動きだけでボールを掬い出し、フリーに。ここまでが実に流れるような一瞬の出来事。そしてゴールキーパーとの1対1の対決をまるで問題とせず沈着冷静に右隅へ流し込み勝利のガッツポーズを握り締めたのだった。


 かろうじて勝ち点3こそ獲得したものの内容は決して誉められるものではなかった。それも次の中2日でのエバートン戦が心配になるくらいの10人での必死のファイトだった。しかし勝利という(タナボタの)結果を得た上でゲームを振り返ってみると、ソル(・キャンベル)は長期休養からの復帰戦にしては上々の出来を披露し、セスクのセンスも随所に光っていた。低調気味だったピレスもこの日は攻守に渡りチームに貢献し、そしてジウベルトは強かった。

 1つ収穫に思えたのはフレブの可能性について。普段はサイドで使われることが多いが1人足りないことが逆に好転してか、この日は途中交替でワントップのレジェスの後ろに流れトップ下のようなポジションからパスを各方向へ散らばす役割が実によかった。平時ではツーラインが並ぶ4−4−2のセンターで守備を含めてどうかという評価が必要になってくるがこれまでにない巧さを感じることができた。ベルカンプ二世はもしかして・・・今後へかすかな希望の光が広がった。

 とはいうもののデニス、今回のゴールで「また1年続けよう」とか言わないものかなぁ。


【05/09/16追記】
どうやらエバートンが今朝UEFA杯を戦った影響でプレミアでの対決が月曜に延期になっていたようで。情報に疎い疎い・・・
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2005年09月14日

どこよりも早いCL開幕戦リポート

リヨン 3−0 レアルマドリード
 21分カリュー 26分ジュニーニョ 31分ヴィルトール

 リヴァプールの劇的な優勝から4ヶ月、2005-06シーズンの開幕を迎えた。アーセナルのマッチが組まれていたのは翌日だがスカパーが初日の8ゲームをすべて生中継してくれるということでこの大盤振る舞いに便乗することにした。

 さて何を観よう。おいおい、オリンピアコスvsローゼンボリなんて誰が観るんだ、いったい・・・。全試合中継のサービスが微笑ましく思える。チェルシーの機械的なフットボールなど観たくもないしイタリア勢の冗長な試合も後で早起きを後悔することが多い。結局無難なところでフランスのチャンピオンチームと古の巨人との激突を選択することにした。


 レアルは怪我のジダンと出場停止中のロナウドを欠いていた。というわけでオフェンスはラウールとロビーニョのツートップ、後ろにはジュリオ・バチスタとベッカムが控える形。グラベセン、パブロ・ガルシアと実質2枚の守備的ミッドフィルダーを敷いたことでアウェイで守備の意識を高めた布陣と言えよう。

 この観戦ゲームチョイスは成功した。リヨンのフットボールは実に爽快だった。対するすでに地に堕ちて久しい銀河系軍団は国内リーグが開幕して間もないことを差し引いてもまったくイケてない。チームプレーでは国内リーグ4連覇のリヨンに敵うわけもなく個の戦いを強いられるがこれがまたさっぱり。ジュリオ・バチスタなどまるで自分の良さが活かせていないのではないか、とその実力すら疑わせるほど精彩を欠いている。これではアーセナルのスピーディな攻撃に加わることもできなかっただろう。

 チームとして機能しないとなるともはやいつものように個の力に頼るしかない。しかし瞬発系デブを欠くこの試合において何かが生まれるのはロビーニョが前を向いたときだけ。リヨンはこのベビーフェイスのゴール前での個人技だけを注意していればよかった。そして新加入のプレイヤー4人を抱えどうにもならないレアルをあざ笑うかのように成熟したチームワークが得点を重ねた。次から次へとボールに絡んでくるそのシステマチックなボール運びは見応え十分。どことなくアーセナルに似たものを感じた。ヴィルトールのせいか!?


 前半終了後、ハーフタイムに窓から迷い込んできた蛾との格闘を終えた時点からこの項を書き始めてしまっていたが後半の頭からパブロ・ガルシアをグティに替え攻撃の枚数を増やすことで幾分攻守のリズムが整ってきているようにも思える。このチームはやはり根底からどこかおかしい。

 さて、明朝はいよいよ(手負いの)アーセナルの開幕戦である。
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2005年09月12日

遅刻は許しまへんぇ

 
 in 天王洲野球場 at 9:00 on 9/10
 
NYANKEES00000022
TSC002010X3

勝敗なし バイ男 5勝4敗1S (15試合14登板8先発7完投)

3番 サード → ピッチャー(4〜6回)
1.投ゴロ[左] 2.二失[右] 3.右飛[右]
 


「いてぇぇぇ〜!!!」

 予期せぬ絶叫で夜が明けた。超が付くほど寝相が悪い私にとって首の寝違えとこむら返りは試合当日の朝に絶対起きてはならない、言わばプレイヤーとしての生命線。草野球当日に足を攣ったのはこれが初めてのことだった。どうなるものかと恐る恐るいたものだが、幸い左ふくらはぎを伸ばしたときにやってくる筋の違和感はプレーには何の影響も及ぼさなかった。今後も引き続き要注意あるのみだろう。


 なんとも健康的なことにこの日は試合の開始時間が午前の9時だった。「こんな時間にやる野球に参加するなんて名実ともに草野球愛好家の仲間入りじゃねぇか」とボヤきながらもまた今週もプレイできる喜びを噛み締めながらしばし迎えのゑぐ&同乗の山ちゃん(キャプテンから呼称変更)の登場を待つ。

 土曜の朝の道路は込んでいた。ナビを見ても延々と過度の渋滞を表す赤のラインが主要道路に沿って隈なく張り巡らされている。この状況はドライバーも想定外だった様子。下では間に合わじと踏んで首都高を使う選択を余儀なくされた。

 話によれば、今回の相手チームとの前回の対戦でもメンバーの1人が遅刻をしており、さらには練習試合とはいえ相手が加盟リーグの上層部に通じる人間の息のかかったチーム(1部)ということで最下部(3部)に低迷するニャ軍にとって2度目の失態は絶対に許されないとのことだった。例えるなら接待ゴルフに遅れて現われるようなものだろう。


 高速に乗る判断が成功を呼び込み到着時間にも余裕が生まれたことで車中には安堵の空気が流れていた。と、ピリピリムードを脱したのを見計らって質問を切り出すことにする。

バイ男「青空野球場ってきれいなんですか〜」

ゑぐ「いいところだよ。天王洲と違って土なんだけどね」

バ「そうっスかぁ、投げやすいといいんですけどねぇ」

山ちゃん「あれ、でも今日は青空じゃないよね」

ゑ「ゑっ???」

 3人の見識に相違の色が浮かび上がった。途端に運転席と助手席で顔を見合わせ再び焦りと不安に満ち満ちた針の筵タイムが始まる。

バ「ネットの予定表には青空って書いてありましたけど」

山「オレの送ったメール、天王洲ってなってたよね?」

ゑ「いや、オレはずっと青空だと思ってたんだけど・・・」

 審議の結果、天王洲であることが判明。青空野球場へ向けた高速を降りようかとしているところでのこの路線変更にゑぐの表情がガラリと一変する。まるでお腹が下ってトイレには来たものの個室へと繋がる1本の大行列に出くわしたかのような。

ゑ「ヤバいぞ、ヤバイヤバイヤバイ!」

 大慌てで自分が依頼した助っ人相手2人に開催場所の変更を告げる。まさしく尻に火が点いていた。しかし対する山ちゃんの方は残る純メンバー全員に目的地の確認を取り付けると「こっちは大丈夫」となんとも平然とした落ち着きぶり。この大らかさは絶対O型(かB型)だろうと後部座席では目の前に広がる2人の対照的な応対に見入っていた。手の平にたんまりと冷や汗の粒を浮かべながら。

 結局9時を告げる鐘とともに球場入りを果たした我々。青空と天王洲が近かったことが最大限に奏功し青空に行ってしまっていた2人もなんとか駆け込みで間に合うことができた。前回の遅刻没収試合となった"不祥事"と合わせた「いいがげんにしろよ!」の声を連れて。次回からはゆとりを持って挑もう、本当に。宮本武蔵ほどの器でも持ち合わせていない限り、試合前にしてすでに精神的に負けてしまっているのだ。あ、山ちゃんならいい勝負かも・・・


 かくしてようやく試合に。最高の舞台は5回の裏に用意されていた。練習試合ということで4回から早めにマウンドを引き継いだ私。近走の中継ぎでの試合ブチ壊しの経験から1〜3回の攻撃時に念入りにキャッチボールを行った甲斐あって代わり端の4回は2三振を含む三者凡退に斬っていた(奇跡)。続く5回、運悪いポテンヒットと甘いスライダーを右中間に運ばれる3塁打で1点を失った場面だった。

 対するバッターはここまで芸術的な流し打ちとライトオーバーのホームランを放っている、ここ数年1部リーグでの優勝を度々繰り返しているチームの主力メンバー(この日は助っ人扱い)だった。それも願ってもない左打者である。これまでの私であればこれだけの強打者にはバッターボックスの左に入られただけで勝負を毛嫌いし自然と気持ちの弱さを露呈し四球となっていたところだろう。しかし前回スライダーの行方について体で学んでいる。向こうには大層失礼な話だが、苦手意識を払拭するための最終試練として真っ向勝負を挑むには格好の相手だった。


 初球。ここしかないという渾身のシュートが外角に。それもボール気味に切れていく球。普通のバッターなら空振りか手が出ないところを躊躇せず振り抜いた打球はバットの先端をかすめバックネットへ。さすが。

 2球目。変化球のサインに迷わず胸元のインコースを狙う。もちろんその位置なら当てられてもファールにしかならないというコースにスライダーを。再びフルスイングで捉えた打球は思惑通りファールになった。しかし一塁側のフェンスを楽々と越え団地の8階辺りまで飛びに飛んだ特大ファールに。事実、前の打席でホームランにされたのは甘く入ったスライダーだと聞いていた。ボール1つズレていたら・・・ひょえ〜。

 ツーナッシングからの3球目。この試合一番というクライマックスを迎えバッテリーの呼吸はぴったり合っていた。「ストレートを外に外せ」の大きなジェスチャーに応え1球見せ球を抛る。念には念を入れて2つ分外側に。集中力が限界まで高まっていたためか、どれも狙ったところそのままに的の中心に突き刺さる矢のようにボールが勝手に飛び込んでいく。

 舞台は整った。次なる要求はバットに空を斬らせるための「カーブを低めに落とせ」。しかし、ここで私は首を横に振った。この日で3回目のコンビになるがこの野球大好き実力派キャッチャーのサインを断ったのは実に初めてのことだった。続くストレートのサインに再度ノーを突きつける。残された選択肢はこの場面、この瞬間のために相手に軌道を見せずにここまで温存しておいたナックルのみ。いざ、勝負。

 肩の力を抜き相手を騙すべくストレートを大胆不敵に叩き込むような大きなモーションを開始。真ん中低めにボールになる球をイメージし、指を弾いた。その軌跡は・・・敢えなくして右打者であれば頭の位置にくるようなクソボールになった。がっかり。

 さて仕切り直し。勝負はまだ続いている。気後れすることなく再び1球目とまったく同じ高さ、同じコースにシュートを投げ込む。相手も同じくバックネットに直撃するファールを放った。これでは空振りは奪えない。いや、歴戦の猛者だけにもう一度投げたら今度はフェアゾーンに快音を轟かせていたのではないか。相手には流し打ちがあるのだから。

 ツーツーから再び出されたカーブのサインに今度は黙って肯く。ストライクからボールへと抜けるシュートの後に投じた、ボールからストライクに転化する落ちるカーブだった。4たびミートの姿勢に入る相手。しかしやや軌道を誤ったか、ボールの下を叩いた力ない打球が3塁ベンチ手前にフラフラと上がった。これをしっかりと3塁手がキャッチしてたった6球の私の中での名勝負は幕を閉じたのだった。身近にもこのくらい燃えさせてくれる左打者がいればいいのに、とうっすらとした不満を覚えながら。


 実はこの後、チームとしてのハイライトは最終回の攻撃に訪れる。これまで無安打に抑えられていた打線が連打を繰り返し、1点差まで迫ったのだ。まあその中にはその反撃ムードに水を注すゑぐの初球凡退死もあったのだが。そして二死二塁三塁。一打逆転のチャンス。その一縷の望みを懸けて打席に入ったキャッチャーの放った打球は快音を残して・・・キャッチャー前へと転々と転がりゲームセット。あぁ・・・

 負けはしたがあと一歩まで追い詰め、くだらないエラーがなかったために締まった試合にもなった。時間厳守でゆとりを持って集合できていれば最後あと1本の願いも届いた・・・のだろうか。いい教訓になった一日だった。


2005年通算成績
 











出塁
長打
左打席2218600021104.333.454.333
右打席2014403040330.285.550.714

posted by バイ男 at 02:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 草野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月11日

ご利用は計画的に

 たしかスーツや革靴の下見に行っただけだったんですよ、夕方に。しかし帰ってきたときにはなぜか手にこいつをぶら提げて・・・

アーセナルシャツ&パンツ

 いや、これでも上とセットで買うのは我慢したんですよ。欧州サッカーチームのウェアというのはブルゾンはよく見かけるもののパンツとなるとめっきり希少に。それもバルセロナやユヴェントスといったミーハーどころではなくアーセナルとなると国内では未だかつて目にしたことがなかったのです。それがつい新入荷で置いてあったものですから。

 ペラペラで縫い目の解れまくりだったこれまでのナイロンパンツに代わりこれでピッチングも百人力。残るはキャプテンマークが揃えば完璧かな。改めてここにお尻の痛いスライディングもパンツが擦れるようなラフな接触プレーもこれまで通りまったくしないことを誓います。ついでに、これとは別にもう1つ買ったスポーツとは関係のないアイテムがあるのですがそれについてはここでは触れずいずれ新たなネタとして報告することにしましょう。

 皆さ〜ん、どっからどう見ても草野球選手でしょ〜う。フォー!
posted by バイ男 at 21:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 草野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月09日

ベルカンプ 今季限りの引退を決意

 とうとうきた。きてしまった。これまでシーズンオフを迎える度に「限界を感じたらユニフォームを脱ぐ」と常々洩らしては撤回を繰り返していたが今回はどうやら本気らしい。アッシュバートングローブの新スタジアムでのこけら落としにデニスの姿がないなんて、信じられない・・・。春には今一度現地に飛んで、ハイバリーの最後の雄姿ともども心に刻み込まねばならぬ必然が生まれた。残るシーズン、今後のガナーズを背負って立つ後進たちにその偉大なる背中を可能な限り魅せてやってほしい。

最強のツートップ

36歳のベルカンプ、今季限りでの引退を発表
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20050909&a=20050909-00000014-spnavi-spo

 ニュース自体は前日に知っていたものの今日になってヤフーのトップを飾っていたので思わず(全国規模のニュース沙汰が嬉しくて)取り上げてしまった。で、今日本来取り上げようとしていて一面差し替えの目に遭った記事がこれ。

有馬記念でペリエとロブロイが対決
http://www.nikkansports.com/ns/horseracing/p-hr-tp0-050909-0009.html

 久々の競馬ニュースだったのだが。ロブロイが秋3冠を横典→デザーモ→デザーモで挑むというのは既報の通り。こりゃ3戦続けて2着だなと思っていたところに怒涛の有馬記念4連覇を目指してペリエ来襲の報。確かデルタブルースの復帰戦(アル共杯)は武豊が御すとの報道もあったはずだが。ディープインパクトが菊→JCで年内休養(仮説)ともなれば有馬記念で武⇔コルモバルクの変則タッグも可能性あるかも(あくまで仮説)。これはこれで面白そう。
posted by バイ男 at 18:19| Comment(0) | TrackBack(0) | フットボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月08日

オランダ代表 ドイツ行きに王手

オランダ 4−0 アンドラ
 23分ファンデルファールト 27分リマ(OG) 42分89分ファンニステルローイ

 ワールドカップ出場に向け残る3戦のうち2勝すれば自動的に権利が転がり込んでくるオレンジ軍団。この日の相手は格下のアンドラだった。前節のアルメニア戦では攻守がまるで噛み合わぬちぐはぐな試合運びに終始し苦戦を強いられた(結局はアウェイ0−1の辛勝)が今回は前線からのプレッシングもしっかり機能し地力通りの快勝劇となった。

 何よりスタメンがものの見事にハマっていた。中盤にはファンデルファールト、コク、スネイデルの3枚が並び、ファンニステルローイをトップにロッベンとファンペルシーが左右に開く。まるで自らがウイイレでフォーメーションを組んだかのようなネームバリューと実力を兼ね備えた観る者には堪らない布陣。アーセナルサポーターにとってはたとえウイングとしてでもカイトよりファンペルシーが出る方が好ましいのは言うまでもない。

 先制点はファンデルファールトの絶妙なループシュート。ハンブルガーSV移籍が復権への発奮材料となり往時のキレが蘇りつつある。そしてロッベン。敵に回すとこれほどイヤなプレイヤーもいないが味方としてライン際でボールを受けた際など今度はどう切り込んでくるのかとそのキレ味には思わず乗り出して見入ってしまうほど。これでドイツ2006へのチケット獲得まであと1勝となった。次節・10/8のチェコ戦が名実ともにグループAのクライマックスとなる。


 3:30キックオフのゲームを観終えてからでも2時間の仮眠が取れる体にとても優しいオフピークな制度。不満を挙げるなら清潔感溢れるトイレながらもウォシュレットの水温と便座の設定温度が変えられないこと。あーちーちーあーちー尻が火ぃ吹くっちゅうねん。
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2005年09月07日

ウインカスケード 入厩

 昨日突然、美浦坂路云々の調教メールが送られてきてびっくりしたウインカスケード。そう、先週末に入厩を果たしていたそうな。脚の状態については一切触れられていない。もうソエは完全に治まったと踏んでいいのだろう(ホントにいいのか?)。

 アンセムのバッドニュースで俯きがちだった一週間を経て飛び込んできた吉報に顔の表情筋が緩む。まだ単に厩舎に入っただけとはいえ、カスケードが歩む未だ見ぬ道のりに明るい未来を思い描いてしまう。まだ2頭所有でこの状態。確かに悪いこともあるが気分の浮く話もないわけではない。これを繰り返していたらやっぱりやめられなくなるんだろうなぁ。我、道の真ん中に立てり。

 というわけで、アンセムの状況には触れるのやめとこっと・・・(詳報は後ほどサイトで)。


※ 下記はウインレーシングクラブ発信の近況情報です。転載を禁止します。

ウインカスケード

9/4(日)
美浦坂路良 73.2〜55.1〜37.1〜18.2 (2) 楽走

9/6(火)
美浦坂路良 68.1〜49.8〜33.4〜17.0 (3) 楽走
美浦坂路良 66.4〜49.0〜32.6〜16.4 (2) 楽走

9/7(水)
美浦坂路稍 73.7〜54.0〜36.0〜18.4 (7) 楽走
美浦坂路稍 72.5〜52.4〜34.6〜17.4 (5) 楽走

 今朝の美浦TCの馬場開場時間、午前5時の気温は25度。天候は曇りのち晴れ。各地で猛威を振るった台風14号の影響は徐々に治まり、今朝の美浦は8時過ぎ頃にはすっかり天候も回復していました。
 ただ、台風特有の湿った風が南から吹いていたため、蒸し暑さは通常のこの時期以上となっています。馬場状態は芝コースが「重」、その他のコースは「稍重」でした。 
 まずは、先週3日土曜日、ウインカスケード(父サクラバクシンオー、母イットーティアラ)が無事に美浦トレセンに入厩を果たした経緯から説明いたします。
 2日金曜日の夜に鈴木伸調教師から「連絡が遅くなって申し訳ありませんが、急遽、検疫馬房が取れたので、明日、カスケードを入厩させます」との連絡が入りました。
 そして、入厩翌日の4日には楽走ながら坂路1本、5日の全休日を挟んで、昨日6日には同じく楽走で坂路2本を駆け上がっています。
 今朝はと言うと、馬場入り前にジックリと乗り運動を行い、体の筋肉をほぐしたカスケードはゆっくりと坂路コースへ向かって移動を開始しました。
 坂路コースに到着すると、7時56分に本日1本目の登坂を行き出し、19秒7→18秒0→17秒6→18秒4の4F73秒7で楽走ゴールしています。
 続く2本目は、1本から12分のインターバルを取った8時8分にスタート。こちらも、楽走での登坂で20秒1→17秒8→17秒2→17秒4の4F72秒5で手応え十分にフィニッシュラインを通過しました。
 坂路2本を駆け上がったカスケードは、続いて南馬場へと移動。ダートのDコース2コーナー引込み線へと向かっています。ここには、発馬機(レースでも使用している発馬ゲート)が設置してあり、ここでゲート練習に勤しみました。
 入厩間もないカスケードですから、今日のゲート練習は、実戦形式のものではなく、枠入りと枠内静止に重点を置いた練習となっています。
 カスケードも含めて、育成先でゲート練習に触れずにトレセンに入厩する馬は、現在では皆無といっていい状況となりました。しかし、特に2歳の若駒は環境が変わったことで、これまで教わってきたことを忘れてしまう馬も少なくありません。ですから、いきなりスタートの練習を行わず、ゲートに慣れさせるところから練習を行う厩舎が大部分を占めています。
 まずカスケードは、前扉を開けた状態で、枠入りしてそのまま並脚で前から出す練習を2度、3度行いました。続いて、前扉を閉めた状態で枠入りを行い、20秒ほど枠内静止を行い、バックで出す練習を行っています。
 最後は、前扉を閉めた状態で枠入りを行い、同じく20秒ほど枠内静止をした後、前扉を自動ではなく人の手で開けて、ゆっくり前から出す練習を行ってから厩舎へと引き上げて行きました。
 鈴木伸調教師は「牧場でも十分乗ってもらっていたし、入厩して今日までの様子を見ても、今週末ぐらいからは追い切りをかけられるんじゃないかな。それだけ順調ってことです」と、着実に仕上げの過程が進んでいることを坂本取材局長に報告していました。
 また、ゲート練習に関しては「枠の中でも大人しいですね。まだスタートの練習はやっていませんが、これも徐々に練習していけば大丈夫でしょう。体形的にも血統的にもスピードタイプだと思うし、今のところなかなか見栄えのする身のこなしですよ」と、カスケードの順調さに自然と顔をほころばせていました。


グイッポオーナーズクラブ
http://www.guippo.com/GOC/
posted by バイ男 at 19:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 一口馬主 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月06日

珍妙な投手継投で無敗がパァ

 
 in 台東リバーサイド野球場 at 15:00 on 9/3
 
REDCOX060010-7
BUGFIRE000000-0

勝敗なし バイ男 5勝4敗1S (14試合13登板8先発7完投)

9番 サード → ピッチャー(6回)
1.三振[左] 2.一ゴロ[右]
 

ダブルヘッダーはダブルで損々
http://guippo.seesaa.net/article/6564569.html
の続き


 幸い、ポカリスエットとクーリッシュとコーラを全吸収することで体調を戻すことには成功した。胃がおかしくなった以外は。移動時間と軽いウォーミングアップを済ませるとすぐ2試合目が始まった。

 1回表。心配をよそにゑぐは快調に先頭打者をショートフライに打ち取る。投球内容などは二の次でストライクが入っていることにただただ安堵した。レフト前ヒットの2番を1塁において続くバッターがなんと外人。さらに驚くべきことに相手チームの会社のCEOだとか。メジャー張りの力強いスイングに裏づけされた打球がサードを守っていた私の正面に来た。確実に捕球しセカンドにノーステップスロー。ベースカバーに入った2塁手が慎重かつ華麗にファーストへと送球して、今年3つ目のダブルプレーの完成だった。何よりゑぐは1回を三人で終えたことになるのだ。

 立ち上がりは順調だったが落とし穴は2回に待ち受けていた。ピッチャーをやるということで気持ちはリフレッシュし適度な緊張が体を突き動かしていたとはいえ、同じくすでにひと試合こなしていたゑぐの体は自分の意識以上に疲労が蓄積していたのだろう。徐々に球離れが悪くなり制球に難が生じ始める。しかし何とか2回は投げきり自己責任は果たした。なぁに、6点くらいワンチャンスで。お疲れんこん。


 2番手、ゑぐの後を継いだのはキャプテンだった。すでに1試合目の4回の守りの時点でショートの守備に付きながらピッチングフォームを散々試し(自チームの試合最中にも関わらず)心ここにあらずを全身で体現するキャプテンの姿を目撃していた。これは期待が持てそうだ。

 昨年の大敗試合をきっかけにしたのかどうかは不明だが投球フォームを改善しサイドスローに変身を遂げていたキャプテン。元々球威はそれなりにあるためブルペンで受けたミットの感触からこれはイケるだろうとの感はあった。横投げ独特の内に切り込むナチュラルなシンカー回転も武器になる。

 予想は当たった。追加点をもぎ取ろうと襲い掛かるレッドコックス打線をバッタバッタとキリギリス、いや、きりきり舞いさせ寄せ付けない。3回を投げて堂々の1失点。上々の出来だろう。理想を言えばやはり2試合目であることを鑑み、ゑぐ・キャプテン双方ともにもう1イニング早い投手交代をしていれば完封リレーでつなげたというところか。しかし代わる人間が他にいないのだから致し方なかった。


 というわけで6回、まだ1試合目の苦投の後で肩が硬直していなかった私が最後を締めることになった。もしバグとニャ軍との間でのスイッチ登板が成立していなければ、この日はストレートとナックル(&制球が定まらぬチェンジアップ)だけでどこまで通じるかを試そうと思っていたのだがこの機会にそれを実行。恐るべきことにキャッチャーとサインの取り決めも行わず、しかも投手交代時から会話をひと言も交わさずノーサインで1イニングを投げてしまった。1球だけスライダーのおまけをつけて。

 だがゑぐ→キャプテン→バイ男という綱渡りの継投策にうっとりしている間に攻撃の方が大変なことになっていた。いつでも逆転可能と余裕綽々でいたのもいつのことやら、ゼロ行進のまま最後の攻撃を迎えることになるとは。そしてあえなく凡退。6回をわずかに一塁後方へのポテンヒット1本に封じこめられ、我々はレッドコックスのチーム創設以来初勝利に多大な貢献をしてしまったのであった。

 しかしそんな過酷な道のりの果てにもかすかな収穫がひとつ。左打者に対してカーブではなくインコースのスライダーではじめて三振を取ったこと。1試合目に3人いた左打者がいい研究材料になった。その三振のコースからボール1つ分インに寄るとボールになる。そして反対側、外側に1つズラすとライト線へのギリギリファールの打球を生む。さらに1球分外に膨らむとこれは決定的なライト方向への長打に繋がる。左打者のスライダーに対してトラウマのような観念を抱いていたがこれは大いに今後の参考になった。恥人、危ぶむなかれ。


 ネタになることはいっぱいあったような気もするがまあここらで終わり。ダブルヘッダーは目に見える体力的な消耗も然ることながらあまり目立たないところで打者のスイングスピードにも影響を及ぼしミートポイントのズレを生む。そして疲労から来る集中力の低下がさらに快打を困難なものにする。当然好結果は出ない。そして2試合分戦評書くのもツラいものだ。


2005年通算成績
 











出塁
長打
左打席2117600021104.352.476.352
右打席1813403040230.307.500.769

posted by バイ男 at 20:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 草野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月04日

ダブルヘッダーはダブルで損々

 
 in 亀戸野球場 at 12:00 on 9/3
 
XNAP6041---11
NYANKEES6000---6

敗 バイ男 5勝4敗1S (13試合12登板8先発7完投)

9番 ピッチャー
1.四球[右] 2.三ゴロ[右]
 


 今節の試合回顧はまず謝罪の弁から切り出さねばならない。バグとニャンキースの試合が重なりダブルヘッダーとなったこの日の1試合目・3回のこと。

 9月にして太陽はまだまだそのイニシアチブを強烈に誇示していた。異様に蒸す気候も加わりグランドレベルでの体感温度はさらに上昇していたことだろう。座っているだけでも体力が搾り取られていく状況の中で私はマウンド上で意識を失いそうになっていた。投げるスタミナが切れたのではなくおそらく熱中症と言われるものの類いだったのではないかと思う。あんなことは初めてだった。

 その結果、周りが目に入らないままランナーが1塁にいるにも関わらずワインドアップのモーションに入り、走者のスタートで我に返り慌てて2塁に送球。これが暴投となりその後も立て直しが利かずズルズルと得点を許すこととなった。今年これまで先発した試合でわずかに2点しか失点を許していない、肩の調子が最高潮に達する3回というイニングに4点を失ったところに異変が表れている。拮抗して進んでいたゲームをブチ壊したのは投手だった。


 この1試合目の相手はリーグ戦で現在首位をひた走るチーム。今年私が相対する中で一番強力な打線と言ってよかった。そのチームに一泡吹かしてやろうと前夜飲まずに配球を練る。興奮が極みに達したのか、4:37に早々と目が覚めた。

 初回、その打線に対してポンポンとアウトを奪う。ボテボテのサードゴロで「はい、チェンジ」それで終わりのはずだった。しかし普段ファーストか外野を守っている急造3塁手がまさかの送球エラー。そこから打者一巡で再びベンチに足を進めるまでには6点が入っていた。

 しかしセンター前へのクリーンヒットはあったが決して痛打はなかった。「点を奪えれば勝てるかも」。相手クリーンナップをすべて凡打に抑えてきたホヤホヤの手応えがその意志を強く高めさせる。そしてなんと味方打線がその歩みかけた道程に明確な回答を出してくれた。バランスの取れた好投手に対してセンター中心の打撃を繰り返し、出るわ出るわのヒット祭り。唯一、助っ人に連れて行った私のバッテリーパートナーのバットがきれいに空を斬った他は連続出塁で打者一巡のお返しを見舞い、すぐさま6点を取り返したのだった。

 こうして振り出しに戻ったはずのゲームだったが長い攻守の時間にじりじりと体力は消耗をきたし先に触れたシナリオを踏襲することとなる。お互い同じ条件化で戦っていただけに同程度の球速を持った相手投手に根負けした形なのが悔やまれる。真っ当に投げきりたかった。まあ帰りの便が救急車にならなかったことは幸いだったか。


 懺悔に事を費やすあまり説明が足りていない。この日1試合目がニャンキースの試合で2試合目がバグの試合。私の在籍チームはバグなので2試合目での先発が当然なのだが、昨年1試合目のチームにニャンキースは手痛い目に合っていた(話せば長くなるが投手経験薄のキャプテンが投げて2-23の大敗北)ため、急遽投手をスイッチする契約を事前に成立させていたのだった。

 スイッチということは、バグの戦いで投手を務めるのはニャンキースの選手ということである。なんとマウンドに上がったのはゑぐだった。試合で投げた経験があるのかどうかはあえて聞かなかった。打つ職人から投げる側へと立場を変え、クネクネ投法で打者を翻弄するのか、ゑぐ。

珍妙な投手継投で無敗がパァ
http://guippo.seesaa.net/article/6631968.html
に続く
posted by バイ男 at 23:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 草野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月03日

最後の横浜スタジアム

 8月31日。最終日に用意された記念すべきラストゲームは熱く燃える甲子園での首位攻防戦を尻目に、これまで1年間のさもしい境遇を反映するかのような中身のない展開が繰り広げられた。

 肝心の赤ヘルファンの到着を前にしてすでに初回で5−0と横浜に大きく水を開けられた広島。それは「駅着いたで〜」の一報を聞いた時点で、結果を伝えたら遥々都心から来ておきながらそのまま折り返して帰るんじゃないかとこちらに余計な危惧まで抱かせる。


 それでも試合は容赦なく進み3回終了時点で10−0にまでなっていた。「もう帰るか」と呆気に取られるバッテリーの前に突如として現れた珍獣。その背中を見てびっくり。3〜4年ほど前になるか、この隣りの広島ファンからメールアドレス変更の連絡を受けたその変更後のアドレスの頭に記された『slyly・・・』の文字。

「こいつの名前だったのか!」

 「なんだ、このシリリーって!?」との思いが芽生えてから実に数年来積もっていたモヤモヤが解けた瞬間、なんだかうれしくなってその怪物の後を追い写メを撮りまくっていたおっさんが一人。この日の収穫は本当にこれだけ。

スライリーと読むんだね
スライリー君スライリー君スライリー君


 4回。先頭打者の出塁を送りバント失敗でダブルプレーに取られた矢先、隣りからは「こういうときにホームランとか出るんだよなぁ」の切ない声。続く前田が2塁打で出塁すると待ってましたとばかりに初球を捕らえた栗原の打球が我々の居座るレフトスタンドに飛び込んだ。

 そして裏の横浜の攻撃。故障から復帰間もない多村の打席。その堂々たる構えに威圧されたか「なんかスゲー打ちそう」と思わず零れた広島ファンの本音。するとその声を具現化するかのごとく次の一球を振りぬいた多村の打球は迷うことなくスタンドインしたのだった。恐るべし。


 結局ゲームは5回に新井の凡フライが伸びに伸びてホームランとなって以降はそれこそまさに山も谷もなく淡々と進み、11−4と試合としては見る陰もなく終わった。8回にもう帰ろうかと腰を上げたところで「ピッチャー佐々岡」のアナウンス。観るしかない。そしてもういいだろと階段を降りかけた瞬間に再び流れたアナウンスが「ピッチャークルーン」。こんな演出をされては最後まで佇むしかなかった。相手を上回る12安打を放ちながら重殺と残塁続きの拙攻を繰り返していては最下位の現状も致し方ないと言えようか。

 そして男はもう二度と戻らないと固く誓った。スタジアムにも、そしてもちろんあのビルにも。


スタンドで出番を待つ野村
代打の機会を前に充電を図る野村


【05/09/04追記】
 何やら内部のタレコミによると、試合展開に関する記述が多分に誤りを含んでいるとのこと。まあ酒の上での出来事なのでその辺は流してください。
posted by バイ男 at 06:10| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ観戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月02日

ウインアンセム 無念の戦線離脱

 やはり見て見ぬフリはできないか・・・できればこのまま何も触れずに素通りしたい事実。しかし現実は変わらない。淡々と書かれた文の中に浮いた「屈腱炎」の文字。そんな、他の馬と比べて3/4の状態でありながら、そして馬房を出たくなくなるほどの痛みを堪えながらもあれだけの走りを見せ付けてくれたアンセム。我々はその気高き"男"の意志を受け継ぐ必要がある。復活という言葉をしっかりと胸に秘めながら。


※ 下記はウインレーシングクラブ発信の近況情報です。転載を禁止します。
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ウインアンセム

8/31(水)
 今朝の美浦TCの馬場開場時間、午前5時の気温は23度。上空一面を雲が覆い、調教中はいつ雨が降ってもおかしくない空模様でした。また、陽差しがないわりには気温が高く、ムシムシと不快な暑さとなっています。馬場状態は全てのコースが「稍重」でした。
 今朝のウインアンセムは引き運動だけの調整にセーブされています。そして田中清調教師の坂本取材局長への報告は「先週金曜に坂路で乗ったあとは、引き運動だけにしているので脚の方も、大分良くなってきているよ」から始まりました。
 ここで田中清調教師はひと呼吸。そして「だけど、相変わらず歩様は良くない。今日午後からエコーを撮るが、右の膝裏なのでエコーには映らないかもしれない」で、午後にエコー検査をすることを続けて予告していました。
 そして午後4時半からのエコー診断。左前の元々の屈腱炎の損傷は25パーセントで、損傷部分の腱全体へのパーセンテージは縮小されてきています。厩舎サークルでいう「枯れてきた」状態です。
 問題は右前。場所が膝裏ですから、このエコー診断では、危惧された通り、エコー写真に映りませんでした。ただ診療所の獣医師が押すと痛がりますし、微熱もあります。炎症を起こしているのは間違いありません。多少の水も溜まっているようでした。
 「やるだけのことはやりたいから、とりあえず明日サーストンFに放牧します。治療に全力投球しながら少しずつ同時に仕上げていって、なんとか秋の福島のラストチャンスにかけたい」
 田中清調教師は真剣な表情で、その決意を新たにしていました。明日、早朝の馬運車の手配もなされ、午前7時ころには美浦TC近郊のサーストン牧場へ放牧に出ることになります。

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グイッポオーナーズクラブ
http://www.guippo.com/GOC/
posted by バイ男 at 23:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 一口馬主 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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