これであなたも競馬通! これであなたも競馬通! 著:柏木集保

上がり三ハロン時計の本当の中身とは。
本を手にした私の心にガツンと衝撃が走った。だが著者名を見て納得。
やけに競馬に詳しい奴が仲間にいる ― あの日刊競馬・柏木集保が、
競馬界の趨勢から予想テクニックまで思うところを書き下ろした珠玉の一冊。
読めば、競馬はもっと面白くなる。

2006年01月15日

アーセナル 取りも取ったり7発快勝

アーセナル 7−0 ミドルズブラ
 アンリ 20,30,68分 センデロス 22分 ピレス 45分 ジウベルト 59分 フレブ 84分

 スコア通りの一方的な展開。4試合続いたリーグ戦での無得点試合にアンリの一撃で終止符を打つと、最近の不振がウソのように次から次へとゴールネットを揺らした。中でもパスばかりでフィニッシュに対して消極的だったフレブが初得点を決めたことが一番の朗報か。

 1月の移籍市場ではモナコからアデバヨルが、オセールからはディアビの加入が決まり、これがアンリのチーム残留へプラス影響を与えてくれることを期待する。
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2005年10月03日

アーセナル 10人の相手に辛勝

アーセナル 1−0 バーミンガム
 ファンペルシー81分

 前半20分辺り、リュングベリが抜け出してキーパーと1対1という決定的な場面でファールを犯した相手キャプテンに一発レッド。それまでホームながらもやや圧され気味だったアーセナルもこれで優勢に進められるだろうと誰もが思った。しかしパスが回れどシュートに至らず。シュートを放てど相手の北アイルランド人キーパーの獅子奮迅のファインセーブに幾多のゴールが阻まれた。数的優位に立ってすぐに訪れたPKもピレスが止められそのままズルズルと後半の途中まで行ってしまう展開。

 最後は故障明けのためベンチで静観予定だったベルカンプまでも投入し、ファンペルシーのミドルシュートが相手ディフェンダーに当たりコースが変わったボールがキーパーの腹の上を転がりようやく一点をもぎ取った。得点力不足―アンリ帰還までまだ3週間。どうにかしなければなるまい。


 しかし今節の問題はそこにあらず。更なる大問題が発生した。なんとアーセナルのマッチがスカパーのプレミアリーグの生中継枠から漏れたのだ。当日にこそ放映されたもののそれは試合が終了した後の録画放送。ウェストブロムウィッチ、マンU、ボルトン、リヴァプール(vs青の金満チーム)と、恐れていた日本人チーム(稲本と中田)に生中継枠を奪われる形での録画放送だった。

 先週のマンデーフットボール(フジ)でもお決まりのアナウンスに顔を向けてみれば「チェルシー」「リヴァプール」「ボルトン」「マンU」ときて次こそと思ったら「ニューカッスル(オーウェン)」が出てプレミア枠終了。スコアレスドローの一戦だったとはいえあんまりの扱いに恐怖すら覚えたものだ。

 世界一美しいフットボールも、それは華麗に繋がるパスワークの先にゴールがあってこそ。いかん、いかんぞ〜この流れは。
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2005年09月20日

アーセナル ホーム3連勝

アーセナル 2−0 エバートン
 11分30分キャンベル

 危なげない勝利だった。ミランやバルセロナといった各国の強豪(大気圏にて消滅気配の巨人はもはやどうでもいいとして)がチャンピオンズリーグ明けの緒戦を取りこぼす中、アーセナルは今季17位と不振に喘ぐエバートンに対し終始押し気味にゲームを進め順当に勝利を収めた。

 この日の2ゴールはともにセットプレーでレジェスが放り込んだボールをキャンベルが高い打点のヘッドで豪快に決めたもの。「アンリには休養が必要であり、キャンベルには試合感が必要だった」。ベンゲルのこの試合後のコメントに深く同意したい。

 先日の退場の一件でレジェスとファンペルシーの結束が深まったのか、前線でのコンビネーションがよくなった気もする。アンリ−ベルカンプに続く第二の層の台頭となればこれはうれしい怪我の功名。キャプテン代行のこの活躍も踏まえて今後チームも勢いづくといいのだが。
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2005年09月15日

アーセナル ピンチを救ったのはやはりあの男

アーセナル 2−1 トゥーン
 51分ジウベルト 53分フェレイラ 90分ベルカンプ

 このゲームを見つめる視線には特別な意味が込められていたと言っていいかもしれない。当初の思惑通りに今夏のイギリス旅行の計画が遂行できていたらこのCL初戦(と週末のエバートン戦)はハイバリーの一席で熱烈なサポーターとともに固唾を飲んでいたことになるのだ。もし行っていたらどんな感動が待ち受けていたのか。試合の動向を窺う姿勢に否が応にも力が入る。


 ビエラの移籍と、それに代わる精神的支柱となるべき選手を獲得しなかったところから来るメンバーの失望感、そして新キャプテン・アンリの6週間の離脱。格下極まりない相手に対してそんな目下の不安が溢れ出たゲームだった。ボールキープ率こそ7割近くを握ってはいるもののそれはあくまで守勢で臨む相手にボールを持たされていたにすぎない。センターミッドフィルダー2枚と左右それぞれのハーフ&バックでパス交換は延々と続けられるがいつまで経ってもペナルティーエリア内への導きがない。キャッチングが不安定なゴールキーパーに対してミドルシュートもなかった。これぞまさしく悪いときのアーセナル・・・

 悪いことは重なるものだ。前線への浮き球を処理しようとファンペルシーが脚を振り上げた先にヘディングに来た相手選手の顔面がジャストフィット。まったく故意ではない行為に降された審判は無情なるレッドカード。そして攻めども攻めども入らない先制点。風雲急を告げていた。


 しかし前半終了間際のこのミスジャッジに奮闘する形で、相手のペースに合わせてそれまで眠っていたイレブン(1人減ったからテンか?)が目を覚ました。ロビンの無念を晴らそうという一心の基、後半開始と同時に全員がピッチを縦横無尽に駆け巡り数的優位なはずの相手を圧倒する。中でもレジェスの僚友のために跳梁跋扈する頑張りが一際際立っていた。

 後半6分、コーナーキックでファーに飛び込んだジウベルトの雄叫びヘッドで待望の先取点をもぎ取ることに成功するがすぐその2分後、自陣ゴール前でのこぼれ球を相手プレイヤーが蹴り上げたボールが奇特にもこの以上の角度はないという弧を描きそのままゴール右隅に吸い込まれ同点となってしまう。その後、勝ち越し点を奪わんと遮二無二ゴールを目指すアーセナルだったがなかなか思いは実らなかった。

 もはや失意のドローかと思われたロスタイム、我々は奇跡の立会人となる。ゴール前に放り込まれたボールをゴールに背を向け、さらにマーカーを抱えながらベルカンプが右足で柔らかにトラップすると同時に左に逸らした。それは敵を交わす方法として次のコマンドを予測した上でのアクションだった。不意にこぼれてきたボールに対し相手ディフェンダーはバランスを崩しそのままボールを抱きかかえるようにその場に倒れこむ。しかしベルカンプは図ったかのように膝から下を相手の体の中に差し入れると足首の動きだけでボールを掬い出し、フリーに。ここまでが実に流れるような一瞬の出来事。そしてゴールキーパーとの1対1の対決をまるで問題とせず沈着冷静に右隅へ流し込み勝利のガッツポーズを握り締めたのだった。


 かろうじて勝ち点3こそ獲得したものの内容は決して誉められるものではなかった。それも次の中2日でのエバートン戦が心配になるくらいの10人での必死のファイトだった。しかし勝利という(タナボタの)結果を得た上でゲームを振り返ってみると、ソル(・キャンベル)は長期休養からの復帰戦にしては上々の出来を披露し、セスクのセンスも随所に光っていた。低調気味だったピレスもこの日は攻守に渡りチームに貢献し、そしてジウベルトは強かった。

 1つ収穫に思えたのはフレブの可能性について。普段はサイドで使われることが多いが1人足りないことが逆に好転してか、この日は途中交替でワントップのレジェスの後ろに流れトップ下のようなポジションからパスを各方向へ散らばす役割が実によかった。平時ではツーラインが並ぶ4−4−2のセンターで守備を含めてどうかという評価が必要になってくるがこれまでにない巧さを感じることができた。ベルカンプ二世はもしかして・・・今後へかすかな希望の光が広がった。

 とはいうもののデニス、今回のゴールで「また1年続けよう」とか言わないものかなぁ。


【05/09/16追記】
どうやらエバートンが今朝UEFA杯を戦った影響でプレミアでの対決が月曜に延期になっていたようで。情報に疎い疎い・・・
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2005年09月14日

どこよりも早いCL開幕戦リポート

リヨン 3−0 レアルマドリード
 21分カリュー 26分ジュニーニョ 31分ヴィルトール

 リヴァプールの劇的な優勝から4ヶ月、2005-06シーズンの開幕を迎えた。アーセナルのマッチが組まれていたのは翌日だがスカパーが初日の8ゲームをすべて生中継してくれるということでこの大盤振る舞いに便乗することにした。

 さて何を観よう。おいおい、オリンピアコスvsローゼンボリなんて誰が観るんだ、いったい・・・。全試合中継のサービスが微笑ましく思える。チェルシーの機械的なフットボールなど観たくもないしイタリア勢の冗長な試合も後で早起きを後悔することが多い。結局無難なところでフランスのチャンピオンチームと古の巨人との激突を選択することにした。


 レアルは怪我のジダンと出場停止中のロナウドを欠いていた。というわけでオフェンスはラウールとロビーニョのツートップ、後ろにはジュリオ・バチスタとベッカムが控える形。グラベセン、パブロ・ガルシアと実質2枚の守備的ミッドフィルダーを敷いたことでアウェイで守備の意識を高めた布陣と言えよう。

 この観戦ゲームチョイスは成功した。リヨンのフットボールは実に爽快だった。対するすでに地に堕ちて久しい銀河系軍団は国内リーグが開幕して間もないことを差し引いてもまったくイケてない。チームプレーでは国内リーグ4連覇のリヨンに敵うわけもなく個の戦いを強いられるがこれがまたさっぱり。ジュリオ・バチスタなどまるで自分の良さが活かせていないのではないか、とその実力すら疑わせるほど精彩を欠いている。これではアーセナルのスピーディな攻撃に加わることもできなかっただろう。

 チームとして機能しないとなるともはやいつものように個の力に頼るしかない。しかし瞬発系デブを欠くこの試合において何かが生まれるのはロビーニョが前を向いたときだけ。リヨンはこのベビーフェイスのゴール前での個人技だけを注意していればよかった。そして新加入のプレイヤー4人を抱えどうにもならないレアルをあざ笑うかのように成熟したチームワークが得点を重ねた。次から次へとボールに絡んでくるそのシステマチックなボール運びは見応え十分。どことなくアーセナルに似たものを感じた。ヴィルトールのせいか!?


 前半終了後、ハーフタイムに窓から迷い込んできた蛾との格闘を終えた時点からこの項を書き始めてしまっていたが後半の頭からパブロ・ガルシアをグティに替え攻撃の枚数を増やすことで幾分攻守のリズムが整ってきているようにも思える。このチームはやはり根底からどこかおかしい。

 さて、明朝はいよいよ(手負いの)アーセナルの開幕戦である。
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2005年09月09日

ベルカンプ 今季限りの引退を決意

 とうとうきた。きてしまった。これまでシーズンオフを迎える度に「限界を感じたらユニフォームを脱ぐ」と常々洩らしては撤回を繰り返していたが今回はどうやら本気らしい。アッシュバートングローブの新スタジアムでのこけら落としにデニスの姿がないなんて、信じられない・・・。春には今一度現地に飛んで、ハイバリーの最後の雄姿ともども心に刻み込まねばならぬ必然が生まれた。残るシーズン、今後のガナーズを背負って立つ後進たちにその偉大なる背中を可能な限り魅せてやってほしい。

最強のツートップ

36歳のベルカンプ、今季限りでの引退を発表
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20050909&a=20050909-00000014-spnavi-spo

 ニュース自体は前日に知っていたものの今日になってヤフーのトップを飾っていたので思わず(全国規模のニュース沙汰が嬉しくて)取り上げてしまった。で、今日本来取り上げようとしていて一面差し替えの目に遭った記事がこれ。

有馬記念でペリエとロブロイが対決
http://www.nikkansports.com/ns/horseracing/p-hr-tp0-050909-0009.html

 久々の競馬ニュースだったのだが。ロブロイが秋3冠を横典→デザーモ→デザーモで挑むというのは既報の通り。こりゃ3戦続けて2着だなと思っていたところに怒涛の有馬記念4連覇を目指してペリエ来襲の報。確かデルタブルースの復帰戦(アル共杯)は武豊が御すとの報道もあったはずだが。ディープインパクトが菊→JCで年内休養(仮説)ともなれば有馬記念で武⇔コルモバルクの変則タッグも可能性あるかも(あくまで仮説)。これはこれで面白そう。
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2005年09月08日

オランダ代表 ドイツ行きに王手

オランダ 4−0 アンドラ
 23分ファンデルファールト 27分リマ(OG) 42分89分ファンニステルローイ

 ワールドカップ出場に向け残る3戦のうち2勝すれば自動的に権利が転がり込んでくるオレンジ軍団。この日の相手は格下のアンドラだった。前節のアルメニア戦では攻守がまるで噛み合わぬちぐはぐな試合運びに終始し苦戦を強いられた(結局はアウェイ0−1の辛勝)が今回は前線からのプレッシングもしっかり機能し地力通りの快勝劇となった。

 何よりスタメンがものの見事にハマっていた。中盤にはファンデルファールト、コク、スネイデルの3枚が並び、ファンニステルローイをトップにロッベンとファンペルシーが左右に開く。まるで自らがウイイレでフォーメーションを組んだかのようなネームバリューと実力を兼ね備えた観る者には堪らない布陣。アーセナルサポーターにとってはたとえウイングとしてでもカイトよりファンペルシーが出る方が好ましいのは言うまでもない。

 先制点はファンデルファールトの絶妙なループシュート。ハンブルガーSV移籍が復権への発奮材料となり往時のキレが蘇りつつある。そしてロッベン。敵に回すとこれほどイヤなプレイヤーもいないが味方としてライン際でボールを受けた際など今度はどう切り込んでくるのかとそのキレ味には思わず乗り出して見入ってしまうほど。これでドイツ2006へのチケット獲得まであと1勝となった。次節・10/8のチェコ戦が名実ともにグループAのクライマックスとなる。


 3:30キックオフのゲームを観終えてからでも2時間の仮眠が取れる体にとても優しいオフピークな制度。不満を挙げるなら清潔感溢れるトイレながらもウォシュレットの水温と便座の設定温度が変えられないこと。あーちーちーあーちー尻が火ぃ吹くっちゅうねん。
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2005年08月25日

アーセナル ゼロからのリスタート

アーセナル 4−1 フルアム
 イェンセン シガン アンリ アンリ シガン

 前節の敗退から中2日で同じくロンドンダービーを迎えた。昨年、そして3年前とビッグゲームの敗戦を機に、気持ちの切り替えがうまくできずズルズルと覇権争いから後退してしまった前科があるだけにここは結果を出しておきたい一番だった。

 試合は前半5分、アンリが得たPKであっさり先制かと思われたが(なぜか)キッカーに指名されたラウレンがまさかの失敗。これで気を良くした相手ゴールキーパーがファインセーブを連発する間に逆にフルアムのトリッキーなゴールを許すことに。

 一方的に攻めておきながらゴールが割れない展開に嫌なムードが漂い始めるところだったがそこは格の違い。アンリの同点ゴールが入ると後はもう逆転も時間の問題。落ち着き払った自分たちの形でボールを回すと次々と追加点が生まれていった。完勝。

 セスクがよかった。チェルシー戦と比べて守備面の負担に余裕があるのは明らかで隙を見てはペナルティーエリアに出没しフィニッシュまで至る。理想的なセンターミッドフィルダーの道を歩み始めている。それとアシュリー・コール。ウェイン・ブリッジとの左SBの代表争いがどうとか言われていた2、3年前のプレイを思い浮かべると格段にうまくなっていることに気付く。無尽蔵のスタミナも含めて現在世界最高の左サイドバックとも言えそう。これなら週給2.5倍増の要求に首を縦に振る首脳陣にも納得がいく。

 ベルカンプがチェルシー戦を欠場したのは背中を痛めていたからとの話。この日は乾坤一擲のフル出場で健在をアピール。いざというところでだけ全力での突破を試みるそのインパクトにはやはり痺れる。あとは8月中にゴールキーパーをどうしても見つけてくるというベンゲルの言葉に期待を向けよう。
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2005年08月22日

幻滅

チェルシー 1−0 アーセナル
 73分ドログバ

 どうコメントを残せというのか。試合後、腸が煮え繰り返る思いを滅することができず3時間寝付くことができなかった。自陣を固めるだけ固めておいて折りを見計らってセンターフォワードにロングパス1本。たまの守備のミスを突付いて1点をもぎ取るとそのままフタをして逃げ切るだけ。こんなサッカー見ていて面白い人間がいるんだろうか。チャンピオンのサッカーは観る者すべてを魅了して止まないものではないのか。こんなものなのか。打ち合いに臨んだところをスッと交わされ消化不良。勝ち続けることに見合う爽快感や高揚感がない。勝つことを至上命題に掲げ結果を完璧なまでに追求したフットボール。それがモウリーニョイズムではあるのだろうが、ゲームとしては勝ち負け以前の問題の気がした。あくまで個人的なサッカー感の問題だが。今回はこれで終わり。あームカつく。

 負け惜しみ、か・・・なぜベルカンプを出さないんだ、ベンゲル・・・
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2005年08月18日

オランダ代表 ドイツと分ける

 試合は終始優勢に進めたオランダが前半で2点を先制する。ホームで楽勝かと思いきや、後半に追いつかれ結局ドロー。ここまでの対戦成績が通算8勝8敗5分の五分だったドイツとのライバル対決はまったくのイーブンを保ち次戦を待つこととなった。もしかすると本大会で今度は立場を変えての激突もあるかもしれない。

 というゲームだったが、このオランダの2点をたたき出したのがロッベン。両方ともキレ過ぎているドリブルで相手のマークを完全に振り切ってのゴールだった。半端なディフェンスでは数で囲んだところでお互いの守備範囲の隙間、いわゆる人間の意識の盲点を突いてくるロッベンのドリブルは止められずまんまと切り裂かれてしまう。守備に問題を抱えるチームとして一人で局面を打開できるプレイヤーほどイヤな相手もない。

 前夜、愛馬の地方出稼ぎの報を肴に一杯。その酔いも覚めやらぬまま早起きこそ決めたものの週末に雌雄を決する相手として観ているのがイヤになり目を逸らした。そういえば、V.ニステルローイももたついた昨季とは異なりプレミア初戦でさっそくゴールを決め今シーズンへの意気込みの高さを窺わせている。アーセナル、ますますヤバいか。

【05/08/19追記】
オランダ 2−2 ドイツ
 3分46分ロッベン、49分バラック、81分アサモア

 ネットのニュースを見て思い出したのだが、言われてみればロッベンの2点目は後半開始早々のゴールだったような気もする。いや、確かにそうだった。好きなチームのプレイながらどれだけ虚ろな眼をしていたのかがバレバレのようで。
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2005年08月14日

アーセナル なんとか開幕戦V

アーセナル 2−0 ニューカッスル
 アンリ 81分(PK)、ファンペルシー 87分

 いやぁ、危なかった。とてもヒヤヒヤした。つい先ほど終了した試合は、アーセナルがホームでニューカッスルに2−0で"辛くも"勝利し翌週の大一番に向けてまずは結果を残してくれた。

 今日観ていて一番思ったことは「センデロス、下手になってないか?」ということ。一対一のマッチアップでほとんどが後手に回っていたように思う。半分以上の局面でその相手がシアラーだったとはいえ、安定さを欠きディフェンスラインにボールが絡んでくるたびに心中穏やかではいられなかった。

 課題のゴールキーパーについては評価のしようがない。90分を通じてニューカッスルが放ったシュートはわずかに1本。それも枠外シュートでありゴールマウスに飛んだ球は1つもなかったのだから。道理であの新しくなったオレンジのキーパーユニフォームを目にする機会がなかったわけだ。

 結局のところ、前半でジェナスが退場してしまい、もはやドローを狙うしかなかったニューカッスルに対して81分にどうにかPKで先制点を奪い、後は惰性でファンペルシーの巧みなゴールが生まれた。まだ全体を通じて調整過程にあるのだろうが次節を思うと詰めの甘さが不安にもなる。

 この日、セスクに一番の歓声が送られていたのはコミュニティーシールドで貴重なゴールをたたき出したからだろう。ピレスに代わって入ったフレブへの歓迎振りも微笑ましく感じた。早いところで1点取ってチームの一員として解けこんでもらいたい。ファンペルシーが今日のゴールで昨シーズンのレジェスのように波に乗ってくれるとポジティブなイメージを描くことができるのだが。

 何より今日は勝ててよかった!と同時に、「やっぱり生で味わいたい」という自らの欲求を封じることの難しさも感じた。テロ・・・かぁ
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2005年08月13日

プレミアリーグ開幕!!!

 いよいよ、2005-06シーズンのプレミアシップが今夜開幕する。アーセナルは明日ホームにニューカッスルを迎えての初戦となる。当然毎年この時期は丸3ヶ月もの間遠ざかっていたゲームに涸渇し、期待に胸躍らせただただ観たい!という本能の赴くがままに生活を支配されるわけだが、今年は些か様相が異なる。


 なぜかと問われれば、それは不安が先に立っているからということになろうか。チェルシーやユナイテッド、そして欧州王者・リヴァプールまでもが前向きな(時に過剰な)補強を成功させ順当なオフを過ごしたのに対して、アーセナルだけがどこか乗り切れなかった感がある。

 絶対的な主力・ヴィエラ、エドゥーの移籍に代わって新たに加入するのはフレブと17歳ソングしか目立つところがない。最大の懸念材料であるゴールキーパーの獲得に至ってはウルグアイ代表セバスティアン・ヴィエラとメディカルチェックまで話が進んでいながら結局契約が流れてしまった(アーセナルサイドが拒否したわけだが)。

 アンリ、ベルカンプ、リュングベリ、ピレス、レジェス、ファンペルシー、フレブ、ジウベルト、セスク、フラミニ、ソング・・・と、言わずもがな蒼々たるメンバーが揃う前線に対して後ろの方は控えに値するプレイヤーが存在するのかどうかも怪しいところ。ひ弱過ぎる。失点が恐い・・・


 必要以上の戦力の流出が避けられたことは幸いで、今季もスピーディで流れるような美しい攻撃は健在であろう。どうにか毎年起こるチャンピオンズリーグが始まってからの疲労に伴うパフォーマンスの下降を最低限に抑え、覇権奪回へ尽力してもらいたい。まずは開幕2戦目、いきなりの頂上決戦となるアウェイでのチェルシー戦がエベレストになる。
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2005年08月01日

松井大輔 仏1部デビュー戦でアシスト

 何かと「デビュー」ネタに事欠かない最近の当ブログ。昨夜はまた1つ、フランスに渡って1年が経った松井大輔のフランスリーグ開幕戦に着目してみた。

 すでに存在を忘れている人もいるかもしれないので松井について簡単過ぎる補足を(というか、私も詳しくは知らないけど・・・)。日本では京都パープルサンガに所属し、日本代表としてはフル代表のひとつ下であるU-21だかユース代表だかで中盤を務め豊富なテクニックを披露していた。そして昨シーズン、勇躍フランスリーグの2部だったルマンというチームへの移籍を決め、見事にシーズン2位になり昇格を果たした上での今季初戦だったわけ。


 そんなルマンの初戦の対戦相手がなんとリーグ4連覇を達成し、今季史上初となる5連覇を目指す王者・リヨンだった。2部上がりのチームがいきなりフランス全土への全国中継の標的となったのである。松井にとってはフランス国民に名前を売る最大のチャンスが訪れた形。

 キックオフ目前。私はかつて中村俊輔がレッジーナでデビューしたときの様子が繰り返されるのではないか、と想像していた。そこで繰り広げられていたのはミランやユヴェントスのサッカーの質とはほど遠い、ジュビロやアントラーズの方が上なんじゃないかとも思わせるほど、簡単なトラップをミスしシュートが枠に飛ばない、"セリエA"のサッカーだった。

 その予想はいい意味で裏切られることとなった。初戦を迎えた王者のパフォーマンスが物足りなすぎたのだ。技術の差は運動量でカバーとばかりにホームのルマンイレブンはよく動いた。色は違えど拮抗したゲームはそれだけで見応えがある。そして松井である。事前の監督インタビューで

「松井はうちのアイドルだからね。当然スタメンだよ」

のようなVTRが流れていた。アイドル?単なる外人のリップサービスに過ぎないんじゃないのか。

 現実は違った。松井のファーストタッチ、スタンドの至るところからこの日一番の歓声が揚がったのだ。「ダイスケ〜!」と。別段いいプレーをしたわけではなく、ただボールが渡ってきただけだったにも関わらず。そこには、チームNO.1の技量を認められ「松井なら何かやってくれる」という昨年為しえてきた実績が物語るサポーターに愛されている証だった。

 しかしがむしゃらに動き回るチームメイトに比べ、松井の動きはどこか緩慢に見えた。時おりアップで映される表情も冴えがない。2部ってのはこんな程度で評価されるものなのか?しかし答えはやや違ったようだ。後半で途中交替することとなったのだが

「やっと体が慣れてきたところで代えられてしまった」

というコメントを本人が洩らしている。王者と同じく松井自身も、長いシーズン通して活躍するための調整をしてきた結果だったように思う。そしてその100%でない出来でも松井は魅せてくれた。1点リードされて迎えた後半、中盤から弾き出されたスルーパスに飛び出すとペナルティーエリア左からしっかりと中央の状況を確認し的確なラストパス。味方選手はただ合わせるだけで事足りたのだった。


 ゲームの方は失点後にすぐあっさりと突き放すという格の違いを見せつけたリヨンが2−1で順当に制した。そしてリヨンの先制点を挙げたのはあの男だった。そう、他でもない、元アーセナルの一員だったヴィルトールである。現在のピレスと同様、1年契約を頑なに主張するクラブ側と対立しチームを飛び出して1年、紛れもないフォワードのエースとしてチームを見事に牽引している。

 遡ればアンリ、ジダンなど数多のスタープレイヤーを輩出しているフランスリーグだが欧州列強のトップリーグとはクラブチームレベルでは一線を画するところがある。そのため誰しもに名前が売れているのはピエールとナポレオンくらいなものか(^^;)オランダと同じく、優秀な若手輸出リーグとして伏兵の名を一層轟かせてくれるとまたチャンピオンズリーグもより面白くなる。


 昨日は結局宝くじの一件の後、日本代表戦とバルサTVのクラシコVTR、そして上述のゲームと3試合観た(ヒマ人?)のだが印象深かったリーグ開幕戦を取り上げた。いよいよフットボールシーズンも幕開けの時期。そして相変わらずシーズン前のテストマッチは無敗のアーセナル。また楽しみな1年が訪れようとしている。
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2005年07月29日

リュングベリの残留が決定

 他のどんなニュースよりも待ち望んでいた、喉から手が出るほど手繰り寄せたかった思いが結実した。リュングベリの2007年までの契約更新が成立したのだ。

 25得点を挙げ2004-05シーズンも得点王に輝いたアンリ。その身に故障を抱えながらも抜群のスピードと流麗なテクニックで次々とゴールを攫った。しかし一たびアンリがサイドに流れたとき、チームとしての得点力が減少傾向にあったこともまた事実だった。それはリュングベリが怪我で戦線離脱していたとき、より顕著に現れた。

 流れを見極め的確な判断で前線に顔を見せていたヴィエラがいなくなった。残りのセンター・ミッドフィルダーであるジウベルト、セスクやフラミニはまず第一に安定した守備をすること、そして攻撃の起点となることにプレーの比重を置いている。そのためそこまで大胆な飛び出しを見せることは数多くはなかった。

 生粋のセンターフォワードを欠き、時にぽっかりと前線にスペース、というか"穴"ができるアーセナルオフェンス陣にとって、突如としてゴール前に現れる神出鬼没なリュングベリの存在はそれはもう必要不可欠なものだった。それだけにこの残留報道はたかが一サポーターの肩の荷を随分と軽くしてくれている。今年も怪我に負けずにがんばってくれ、フレディ。


 昨夜、ArsenalTVの再放送でバーネットとのテストマッチを見物。開始2分で新加入のフレブがゴール。チームに溶け込む一発としてこの上ない好スタートをきったことになる。まだ球出しの間が遅れたり、フリーでゴールに迫る際のタイミングを図ったりと慣れが必要ではあろうが、持ち前のユーティリティ振りを発揮してチームに貢献してもらえたらと思う。

 これで残すところはまたレアルにチョッカイを出されているジュリオ・バティスタとキーパーの問題かな。自軍ディフェンスの冷静な分析をホント頼んますよ、プロフェッサー。ではちょっくら新潟行ってきます。
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2005年07月16日

Vieira, whoa-oh oh

「たまにはどこか連れていきなさいよ!」

 顔中をススまみれにしたVAIOがそう投げ掛けているような気がしたので買い物ついでに持ち出すことにした。というわけでただ今モバイル中。


 ヴィエラがいなくなった。ここ2、3年レアルへの移籍の噂が後を断たなかったが、今年は浮いた話は他のプレイヤーに向いていた節があったので安心していた。そんなところにユヴェントス移籍決定の報が。しかも移籍金はわずか20億だとか。確かに昨シーズンのどこか集中力を欠いたプレーを見ている限り、環境を変えるのが一番彼にとってはいい選択だったのかもしれない。9年間アーセナルを率いてくれた恩は忘れない。それにしてもビアンコネロのシャツが、あの褐色で長身の身なりにものすごくマッチしそうなのが何とも。

 ヴィエラに続いてピレスもユヴェントス入りするのではないかという話もある。そしてリュングベリやアシュリー・コールにも移籍の噂が後を絶たない。エドゥーに至っては、コンフェデ杯の日本戦でアナウンサーが

「バレンシアのエドゥーが出てきました」

とまあ移籍した事実を試合最中に知らされる始末だった。


 シュツットガルトからフレブが新加入したほか、レジェスとクリシーがそれぞれ長期の契約を結んだが、今年は2007年の新スタジアムこけら落としに向けて大切な1年になるはずである。

「チェルシーの補強が終わらない限り、我々は動くに動けない」

とヴェンゲルも弱音を吐いていて、いったいアーセナルはどういう布陣で今季の開幕を迎えるんだろうか。余りにも不安だ・・・


 ではお呼びがかかったので、これにて埼玉県民が群れる東池袋より失礼する。
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2005年06月22日

コンフェデ杯 独亜それぞれの思惑は?

 予選リーグ最終節。開催国ドイツ、そしてアルゼンチンともにここまで2戦2勝で早々と決勝トーナメント進出を確定させていたわけだが、関心をそそられたのは準決勝での対戦相手についてだった。メキシコがブラジルを破るという番狂わせを起こしたがためにグループBの1位に座るのはメキシコとなることがほぼ決定付けられている(ギリシャのコンディションがユーロ2004当時のものとはほど遠いため)。従ってこのゲームに勝利しA組1位の名誉を手にすることとはそのままセミファイナルで"ブラジルと当たる"ことを意味していた。そんな状況下に置かれすでに次のステージへの権利を手中に収めている2強がどういう作戦でこのゲームに挑むのか、そこに拘りを持って見届けたく、炎症の残る体を圧して生観戦することに決めた。

 体裁だけを取り繕って大幅にメンバーを落としてくるのか、それとも消極的な戦法に終始して無難に負けてみせるのか。しかし発表されたスタメンから自らの浅はかさを早速痛感させられることとなる。フタを開けてみればドイツはベストと思える布陣からバラック、フリンクスの2枚が欠けただけ、アルゼンチンに至ってはほぼベストメンバーであった。

 ゲーム内容も予期していたものとは異なり濃いものだった。序盤こそドイツにペースを握られアルゼンチンは形を作れず押し込まれていたが次第に勢力は拮抗へと向かった。極めつけはこのシーン。前半の何分くらいだかは覚えていないがアルゼンチンの選手(誰だか忘れた)がペナルティエリアのすぐ外でボールをもらいすぐさま反転、前を向きラストパスを放とうというその瞬間にドイツの3バックの隙間を縫ってアルゼンチンの4人の選手が一斉に飛び出したのだ。得点にこそ至らなかったもののこれぞアルゼンチンサッカーの醍醐味とも言うべきスペクタクルな仕掛けを味わい、後半10分、満足のうちに眠りに落ちたのだった。。


 結局のところワールドカップの本番でもあるまいし空虚な戴きを得るために連携を試す貴重な時間を捨ててまで小細工を弄する必要などなかったのだと。特にドイツ(というか、クリンスマン)としては自国サポーターの前で今あるべき代表の姿をわずか5戦の間にアピールせねばならない義務を背負ってもいるわけだ。そして何よりドイツもアルゼンチンも、そしてブラジルも、相手がどこであろうと絶対に自分たちが負けるはずがないという尊大なる自負を持っている。

 アーセナルの華麗で繊細なタッチのゲームストーリーとは一線を隔した代表戦。日頃クラブチームで培われた組織力に個の力を結集させて、偶発的かつ感覚的な絡み合いの中で生まれる即興的なチームプレーの数々もまた多様な美しさを秘めている。果たして、覚悟を決めたゲルマン魂を拍子抜けさせることができるのかどうか、今度はブルーイレブンの自負を窺うことにする。
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2005年05月26日

CL優勝を果たしたリヴァプールの今後

 今朝行われたチャンピオンズリーグ決勝の大一番は、21年振りの栄光を夢見るリヴァプールが一昨年以来の優勝を目指したミランを大逆襲の末のPK戦(3-3 PK 5-4)で下した。リヴァプールはこれで準々決勝からユヴェントス、チェルシーに続き決勝でも番狂わせの主役として立ち回り、CL史の1ページにその名を刻むこととなった。通算では5度目の優勝となる。

 意外なところでは、この結果によりミランの今季無冠が決定したということ。このご時世、レアル・マドリッドの無冠はさしも日常茶飯事のように受け入れられるようになったものだがイタリアの常勝軍団までもが寸でのところでリーグ、カップの両タイトルが共にするりと抜け落ちることとなってしまった。


 さて、ゲームの感想に移る。今回は自らの観戦時の振舞いに些か後悔の念が立つ。リヴァプールボールでキックオフされた前半だったがレッズの選手はみな地に足が付いていないように思えた。パス回しもすぐさまミランにボールをカットされ、準決勝でのチェルシー封じではあれだけ見事に機能していたディフェンス網が幻であるかのようにところどころチグハグに。こうしてファウルで与えた右サイドからのフリーキックをノーマークのマルディーニがボレーで叩き込みミランが実にあっさりと先制する。ここまでの所要がわずか50秒前後。守り合いをベースにしたカウンター合戦の展望を大きく覆す1点だった。

 このゴールが「ミランが自陣ゴール前に鍵を掛けて残り89分、中身をなくす"仕事"をして終わりだろ、あ〜ぁ」のような勝手なシナリオを想像させた。一昨年の空虚な決勝シーンが蘇る。リヴァプールの動きの悪さには、ミランとの経験の差に加えてここ(決勝の舞台)まで進出できたことでレッズの選手にどこか満足感が生まれてしまったのではないか、という推論も浮かんだ。が、いずれにせよ、私の中でいくらかの興味が薄らいでいったのは確かだった。このあとの1時間はとりわけ語るに及ばない。ノートPCでブログの移行作業に取り掛かり片手間での観戦となる。攻勢に出たリヴァプールに対して奪ってからの瞬時のカウンターで仕留めたミランの2点目は鮮やかだった。


 かくしてゲームは後半へ。実況に呼び寄せられ顔を上げるとジェラードのヘッドがゴールに吸い込まれている。しかしそれでもまだたったの1点、栄光に片手を掛けたロッソネロの影はまだまだ遠かった。ところがその5分後、スミチェルの巧みなミドルシュートが再びゴールネットを揺らす。「これはひょっとするかも」と遅まきながらテレビへとかぶりついた矢先だった。ペナルティエリアに飛び出したジェラードにガットゥーゾの手が掛かりリヴァプールにPKが与えられた。キッカーはシャビ・アロンソ。一度ジーダに弾かれるもこぼれ球を押し込みなんと3-3、ゲームは振り出しに戻ったのだ。それにしてもわずか6分間で3失点。PSV戦でも顕になっていたようにここ最近見せるミランディフェンスの悪い癖、集中力切れによるマークミスがこの、他でもないシーズン最終戦でまたもや出てしまった。

 これで一挙に盛り上がるかにも思えたが両軍とも前半から動き回ったツケが出たのか、格段に動きが遅くなる。パスが繋がることもなければ、スペースに走り込むこともない。このときすでにピッチでは選手間で延長に向けての覚悟を図っていた、との話。そんな意志もあってか、お互いが慎重になり試合の行方は15分ハーフの延長戦へと持ち込まれることとなった。

 延長戦のハイライトは後半の終了間際に訪れる。ミラン、セルジーニョが上げたクロスにヘディングでシェフチェンコ。決定的な一打もデュデクがファインプレーで防ぐ。さらに圧巻はその後。こぼれ球に襲い掛かるチェンコが豪快にシュートを放ったところを体勢を崩していたデュデクは頭部を投げ出して決死のブロック。最大にして最高のピンチを身を呈して凌ぐと続くPK戦では2本のシュートを止め(もう1つが枠外)、シーズン序盤には不振に陥り控えに甘んじたこともあった男がリヴァプール優勝の立役者となったのだった。


 「リヴァプールの今後」なるタイトルを付しておきながら内容の大半をパパッと終えるつもりでいたゲームの流れで費やしてしまった。やるかたなし。優勝を遂げたことで来季のCL出場権論争は今後本格的に混迷をきたし、さらには移籍が確実と言われるバロシュ&ヒーピア、そしてジェラードの去就とオフもにぎやかなマージーサイドになりそうだ。


 前半にミランが3点、後半にはリヴァプールが3点。そしてPK戦もそれらのゴールと同じサイドが選択されたということは・・・逆サイドの観客にとっては悪夢の決勝戦だったのかもしれない。
posted by バイ男 at 22:44| Comment(0) | TrackBack(0) | フットボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月22日

アーセナル 薄氷のタイトル奪取

 FAカップ優勝おめでとう!サポーター的にも防戦一方だった試合内容はまったく誉められたものではなかったが、どうにか残されたタイトルを獲得した結果をまずは評価。しかしアンリ、リュングベリが欠けたときのゴール前の手薄さはやはり致命的で今後の戦術面の課題が浮き彫りになった。

 また、なぜシーズン最後に限って残留をアピールするがごとくスーパーセーブを連発するんだ、レーマンよ・・・。攻めて攻めて120分攻め続けても1点が奪えずPK戦で敗退したユナイテッド、特に涙のファーディナンドにどこか同情の念が立つ。来季、この悔しさをバネに闘争心剥き出しで挑んでくるであろう相手とまた、頂点で雌雄を決してもらいたい。

 今年も1年間、血の滾るファイトの数々をありがとう。おつかれさまでした。
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2005年05月19日

UEFAカップを制したのはCSKAモスクワ・・・らしい

 2004-05シーズンもいよいよ佳境(というか終息気配)に突入。アーセナルのリーグ最終戦は放送すらしてくれなかったので、残り少ない生中継の機会を逸してはならんと週末のFAカップ観戦のためだけにフジテレビ739に加入(正確には、フットボールキングダムセットへのプラン変更)してしまった。準備は万端。

 そのFAカップと、そして来週のチャンピオンズリーグ決勝へと繋がる"王座決定戦シリーズ"の第一戦、UEFAカップが今朝行われた。スポルティング・リスボンとCSKAモスクワ。両軍とも日頃耳慣れぬメンバー揃いなのだが、"決勝戦"の重みに惹かれどちらかの初優勝の歓喜と場を同じくすることにした。


 3:15起床。キックオフは45分からだったが30分間予習の時間があれば大体のチーム事情は把握できるだろうと前説に耳を傾ける。なるほど、両チームとも若いブラジル人フォワードがキーマンのようだ。

 しかしこのひたむきな姿勢が裏目となった。起き掛けはすこぶる元気だったものの、ジョジョにパワーは失われていきキックオフの笛とともにその身はふとんと同化。溜まったワイシャツにアイロンを掛けながらの観戦を予定していたのだが1枚も、いや、アイロン台に触れることすらなく次節持ち越しとなってしまった。

 途中、大歓声にうたた寝を妨げられモニターに目をやると白と緑の横縞が画面上でぐちゃぐちゃに交わっている絵が飛び込んできた。「そうか、スポルティング先制か」。その記憶を強くキャッシュしたまま朝を迎える。「きっと2-0くらいで決着したんだろう。ホームチームの優勝は5回目か、めでたしめでたし」とネットで確認してみると、なんと結果は真逆。1-3でスポルティングは敗れていた。


 すぐさま思い浮かんだのがアブラモビッチの含み笑いを浮かべたあの顔だった。ご存知の通り、CSKAモスクワはチェルシーと同じくアブラモビッチが出資しているチームであり、今季の予選リーグでは同胞対決が何かと話題を呼んだ。

 なんという強運だろうと思う。チャンピオンズリーグでチェルシーは2年連続ベスト4で姿を消すこととなった。それでも準決勝までは来ている。我らがアーセナルがただの一度もたどり着いたことのないポジションに・・・。そして、残るもう1つのカップ戦をそのCLで敗れ道を別った故郷のチームが、不利と思われたアウェイでの戦いも意に介さずロシアに初のUEFAカップのタイトルをもたらすなんて。

 幼き頃に両親を失い孤児として育てられた男はクラブチームの運営に対して金に糸目は付けないが、日本のどこかの球団のように選手のやりくりにおいて現場に口を挿むようなこともない。昨季チェルシーを買収し大量の軍資金で選手を買い集めたときは金持ちの道楽と揶揄され、飽きたらクラブごとポイ捨てにされるのでは!?との懐疑的な見方が圧倒的だった。しかし蓋を開けてみればびっくり、ほとんどの試合でスタンドまで健気に足を運ぶ優良オーナーの姿がそこにはあった。ゲームに目を注ぐそのどことなくあどけない表情は、まるで幼少期に、自身ができなかったボール遊びをはるか現代において達成することができた夢叶えし子供のようにも見える。


 これが最近プレミアリーグをにぎわしている1つの話にオーバーラップした。2年越しでユナイテッドの買収に成功したマルコム・グレイザーの件である。果たしてこのアメリカの借金王が何のために世界一の経常利益を誇るフットボールクラブを買収したのか。まだ目的は定かではないらしいが、チェルシーのように金に物を言わせて選手を青田刈りしてくるようではますますロンドンの"庶民派"クラブ・アーセナルをホスピタリティとしてしまう自分がいる。

 近況奮わぬユナイテッドだが、いくら地に落ちても球界の盟主が巨人で変わらないように、プレミアリーグの顔と言ったら憎々しいがまだレッドデビルのことを指すだろう。ファンの猛反対を受けてもなお強引に事を進めるのか、揺れるビッグクラブの今後にはやはり注目していきたい。

 しかし塩を送るのもここまで。まずは何よりライバルに対して目先の勝利を。今季対戦成績2戦2敗の事実を忘れようはずがない。


 最後にひと言。松坂の甲子園での7年振りとなる公式戦を一名勝負ファンとしてひと目拝みたかったな。
posted by バイ男 at 23:21| Comment(0) | TrackBack(0) | フットボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月04日

リヴァプール CL決勝進出

 たった今ゲームが終わった。足の指の股にまでじわりと汗がにじみ出てくる展開。6分という長い長いロスタイムの終了を告げるホイッスルの果てには今年一番の歓喜に沸くアンフィールドがあった。


リヴァプール 1−0 チェルシー
 スコアラー:4分ルイスガルシア


 慎重に慎重を重ねた第一戦とは異なり試合はいきなり動いた。ジェラードの浮き球にバロシュが飛び込みツェフと交錯、そのこぼれ球をルイスガルシアが流したボールに対してライン際、ギャラスがクリアしたのだがこれがゴールラインを割っていたという判定になる。

 思いも寄らぬ開始早々の先制点に爆発的な熱狂が巻き起こりそれを伝えるカメラもスタンドの様相をそのまま表すべくグラングランと揺れに揺れた。ホームアドバンテージを持つレッズにとってはこの上ない最高の立ち上がりとなった。

 その後前半15分辺りからチェルシーの攻める機会が増え始める。先制したことでリヴァプールがまず守りありきの選択をしたからだ。しかしボールこそ保持しているものの決定的なパスが繋がらないチェルシー。浅はかだが私が思ったベニテスの対チェルシー対策を書いてみたい。

 まずは、ドログバへの高さ対策としてカラガをマンマークに付ける。スピーディな連携に加えてセンターのドログバに放り込んで左右に展開するというポストプレーでの攻撃パターンも持ち合わせるチェルシーに対してその仕事をほぼさせなかった。

 続いて、もう一つの武器である連携を封じるために前線と中盤を分断する策。フィールドプレイヤー全員が高い位置でプレッシャーを掛け続けることで主にランパードを機能させなかった。攻撃の起点としてパス出しとミドルシュートを封じられたランパードは下がり目でボールをもらうしかなくなっていた。

 中でも守備で随所に光るプレーを見せたのはルイスガルシアだろう。攻撃面だけでなくボールがチェルシーに渡った際にまずプレスを掛け実際に1対1でのカットを頻繁にみせてもいた。意外にもチームプレーに徹するスペイン人に対してリスペクトを抱いたりもしたものだ。

 こうして終盤のチェルシーの猛攻を防ぎ枠内シュートをわずか1本に抑えたリヴァプールが見事に20年振りとなる決勝へと駒を進めることになった。個人的にモウリーニョの吠え面が拝みたかっただけに感極まって興奮を抑えるすべもなかったが、しかし試合後自軍のチームメイトだけでなくリヴァプールのプレイヤーにまで率先して手を差し出し、かつ対する選手たちも健闘を素直に称え合いモウリーニョとの握手に応じているシーンを目の当たりにして私自身も心が洗われた気がした。


 さて、チャンピオンズリーグの決勝はひとまず置いておくとして、この今季のプレミア王者を倒したチームと今週末アーセナルはリーグ戦で激突する。もちろん現在の2位を死守するためにも勝利を逃すことは許されず、これまた激しい戦いになりそうだ。もちろん、相手にとって不足はない。来季の目標はアーセナルvsリヴァプール観戦!? ウ〜ン、最高かもしれない。

いかん、こりゃ興奮極まって眠れん。
posted by バイ男 at 06:28| Comment(0) | TrackBack(0) | フットボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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