これであなたも競馬通! これであなたも競馬通! 著:柏木集保

上がり三ハロン時計の本当の中身とは。
本を手にした私の心にガツンと衝撃が走った。だが著者名を見て納得。
やけに競馬に詳しい奴が仲間にいる ― あの日刊競馬・柏木集保が、
競馬界の趨勢から予想テクニックまで思うところを書き下ろした珠玉の一冊。
読めば、競馬はもっと面白くなる。

2006年09月01日

うちなーファイル vol.1 〜NO MORE シーサー〜

見えてきた!
見えてきた!
今旅へと至った経緯は突飛で偶発的なものだった。ドーバーの海に魅せられ感化されたまま帰国した男とハワイ、グアムと歩み今夏の遊泳先を模索していたうみんちゅ達のニーズがシンクロした結果、3度目の夏休み行使という弾丸ツアーができあがった。

沖縄タイムス
沖縄タイムス
那覇空港に到着後、レンタカーをゲットした一行はそのまま距離のさほど離れていない首里城へと向かうことに。

シーサー
シーサー
沖縄と言えばシーサー。競馬場のない沖縄に対し何ら興味を抱くことなく育った男にとっては現地入りを実感する数少ない名物のはずだったのだが・・・。

首里ほりかわ
首里ほりかわ
さすがにフライト時間が2時間半を超えれば国内線とはいえ機内食出るだろと羽田の空弁を買わずに乗り込んだ一味だったがその思いは空振りに終わる。空腹に業を煮やした男たちは首里に着くやいなや正門を横目に腹ごしらえに。

ソーキそば
ソーキそば
時間はすでに15時にさしかかろうとしていた。後に控えるディナーを鑑み(大)ではなく(中)のそばを選んだところに成長を感じる。味はどこかで食べたことがあるような塩ラーメンといった感じ。あっさりとした薄めな味付けが軽食としてはちょうどよかった。ちなみにソーキとは豚のあばら肉のこと。ソーキが入っていないそばは単に沖縄そばと呼ばれているようだ。

ラフテー
ラフテー
早い話が豚の角煮。事前に写真で見ていたのとは違う、豚汁のような味付けの汁に漬かった状態で登場。こってりとしていてコクがあってウマい。

どぅる天
どぅる天
メニューの一覧に並ぶ奇怪な文字に皆が反応。出てきたものは天ぷらではなくこのたこ焼きのような代物だった。原材料もわからぬまま半身をパクリ。ん、じゃがいもが入っていることはわかる。マズくて仕方がないわけでもない。しかし何か癖のあるアイテムが盛られていて頬張ることに抵抗を感じた。後にガイドブックを見て、その正体がシイタケであることを知る。沖縄と言えば、どぅる天。強制的に刷り込まれてしまうことになろうとは。

首里城 守礼門
首里城 守礼門
首里城の歴史や予備知識が何もないため見掛けたものすべてにとりあえずシャッターをきってしまう。

何たらかんたらの門
何たらかんたらの門
これもただの石門に見えて荘厳な歴史的背景があるようなのだが・・・。なんだったっけか?

出ましたシーサー
出ましたシーサー
門の両脇に聳えるシーサー。沖縄到着後、最初はもの珍しげにはしゃいで見ていた沖縄の守り神も民家の軒先や店の入り口、ホテルの屋上などそこかしこに大小様々な形で群れだっている姿を目にしすぎてシーサー中毒に。一人50シーサーと掲げたノルマもがっかりなハードルの低さでブームは急速に冷めていった。

首里城 奉神門
首里城
ここがメイン。しかしこのさらに奥の社へと進出するためには手持ちのギルを払わねばならず・・・。

首里城 有料ゾーン
首里城 有料ゾーン
結局受付の目の前で両手を高々と上げて中を写して首里城観光は終了。

西のアザナから見た沖縄市街
西のアザナから見た沖縄市街
その昔、敵の進軍を監視していた高台。夜来たらさぞかし爽快だったろうなぁと思われる。

西のアザナから見た首里城
西のアザナから見た首里城
この後、赤い建物はすべて首里城に置き換えられて旅は進んでいく。

シークァーサーアイス
シークァーサーアイス
見学を終え多量の汗を放出したところで一服。沖縄の至るところに出店していたブルーシールというアメリカ系の現地アイス会社。ゴーヤ味のアイスなんて誰が買うんだ?

ザビーチタワーホテルとサンセットビーチ
ザビーチタワーホテルとサンセットビーチ
そんなこんなで那覇から20kmほど離れた本島中部の都市・北谷にあるホテルに到着。写真の端にホテルを寄せているのにはワケがあり・・・

ビーチサイドビュー
ビーチサイドビュー
全室ビーチサイドビューという触れ込み。それは確かにその通りなんだけど・・・

なんでジャスコが・・・
なんでジャスコ・・・
ベランダから首を右に傾けるとドドーンとジャスコの巨体が。浜辺から撮るホテル写真にはもれなく「JUSCO」の5文字が食い込んでしまい、さらにホテルの立体駐車場に車を停車し降りてみればまさに気分はジャスコでお買い物。全然リゾートぢゃない。

サンセットビーチで拝むサンセット
サンセットビーチで拝むサンセット
「あの夕日にボクらの将来を委ねることにしようか」
なんてことはない、女の子2人組だった。

父と子
父と子
父「とうちゃんはだらしない男が大キライなんだ」
子「だってぇ・・・」
父「メソメソしてるヤツはもっとキライなんだ。置いてくぞ」
子「エ〜ン、わかったよぉ。ちゃんとシャツ仕舞うから待ってくれよ〜ぉ」

ザ南国
ザ南国
ジャスコに傷つけられたハートを癒すにはちょうどいいこれぞ南国情緒たっぷりな草。主要道路の大部分には中央分離帯と歩道沿いとにしっかりと足並みを揃えて植えられている。何て名前の草かは知らんけど。

アメリカンビレッジ
アメリカンビレッジ
この北谷地区で一番メジャーな観光地であるアメリカンビレッジも部屋から丸見え。しかし、右には例の建物が・・・。

観覧車
観覧車
沖縄で唯一の観覧車だとか。ここ北谷は嘉手納基地と普天間基地とに挟まれている土地柄からアメリカ人の姿が多数見受けられる。ゲーセンで軍人がたむろしてアトラクションに興じてるとこなんか逆ギレのとばっちりを受けそうでちょっとヤバめ。

スターバックス
スターバックス
出ました、沖縄で初対面のスターバックス。沖縄のタンブラーは海とシーサーをあつらった派手派手なデザイン。クールな自分とは対照的。

ステーキハウスに入店
ステーキハウスに入店
初日のディナーは何にしようかと彷徨っていたところステーキハウスを発見。予想外にもテーブル個々に鉄板が付いていてコックが目の前で演出を決めながら調理してくれる。ヴァカンスにはぴったりなちょっとばかし贅沢なムード。

270g+400g+400g+400gの肉
270g+400g+400g+400gの肉
特撰テンダーロインの270gにするか、400gにするかでひとモメ。約一名だけが270gの線を譲らずそのままオーダーに。後で後悔しても知らへんで〜と周囲から嘲笑。

ミディアムレアー
ミディアムレアー
「焼き加減はどうなさいますか?」
「ミディアムレアーで」「それで」「それで」
横に連なり口々に連呼してる様に笑。中身のある男はどんな場面でも個性をアピールしないといかんで。

テンダーロインステーキ
テンダーロインステーキ
モリモリと盛られた400g。柔らかすぎず硬すぎずミディアムレアーそのままの焼き加減がグッド。

見習い料理人?
見習い料理人?
塩コショウをする手元が速すぎて撮れない。しかし料理人にもランクがあるらしく8つの瞳のプレッシャーを跳ね除けられなかったのか、コショウの瓶をたまに落としよそったステーキの一片が勢いあまって皿を乗り越え股間に飛び込むオチも。帽子の色で赤→青→緑の格付けだったように見えたがどうだろう。

これにて初日は終了。ところでタイトルの「うちなー」とは沖縄語でおきなわの意。ちょうどホテルのTVチャンネルの1つに沖縄の紹介番組がありそのタイトルを借用させてもらった。ちなみに城は「ぐすく」、原は「ばる」と発音される。というわけで絶滅危機種のヤンバルクイナを漢字にすると「山原食いな」となる。あ、違うか。
posted by バイ男 at 07:17| Comment(0) | TrackBack(1) | 旅・グルメ・モバイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月22日

極厚生姜焼きランチ2000円?

極厚生姜焼き
極厚生姜焼き・・・ってこんなショボい画像じゃゴージャス感がまるで伝わらない。。。


 話は時を遡って昨年11月のこと。当時担当していた作業が一応の成功を迎えたということで豪華なランチに舌鼓を打つことにした。こうして当時昼飯を共にしていた3人はとあるとんかつ屋の門を叩きロースかつ定食(特上)2400円の味に酔い痴れる。その時余りのジューシーさに思わず発した言葉が

「じゃあ今度ウチの愛馬が初勝利を挙げたらまた来ましょうよ!」

だった。ちょうどカスケードが1番人気に推されたデビュー戦で5着となり先々に希望を抱いていた秋だった。波乱万丈を地で突き進んだアンセムの呪縛から解放されるのはもうすぐそこだと思っていたところまさかそれが9ヶ月も未来の出来事になろうとはこの時点ではパーティーの誰もが知る由もなかったわけだが。

 しかし悶々と待ち続けた甲斐もあってかカスケードは単調なレース内容に苦心しながらも決して腐心することなく見事8戦目で初めてのトップゴールを飾った。ライブ中継でのレース観戦後、すぐさまその旨を右斜め前のデスクに打診。思い出の引き出しのかなり奥の方から話を引っ張り出させて当日はしこたま腹を空かせてくる意向を確認し合った。

 決行日がやってきた。つい昨日のことである。ちょうど頃合いを同じくして自身の現場撤退も今月末と定まったばかりなこともあって久しぶりに遠出するには都合のいい条件が揃っていた。ただ、降り注ぐ灼熱の陽射しを除いては。

 雑居ビルが立ち並ぶ周囲の景観とは対照的に浮かび上がる由緒正しそうな古き良き佇まいの軒をくぐると外気とは一転して和の香りが鼻腔を擽る。席に通された一行に迷いはなかった。ランチメニューをあっさりと脇へ追い払うと正規料金のメニューを一瞥して写真からでも今にもその香ばしさが伝わってきそうな"そいつ"の存在を確認した上でオーダーを伝えた。

「極厚生姜焼き定食3つ。あ、ランチじゃなくて極厚の方で」

 なぜそこまで腹を凹ませてこなければならないのか、それはここを訪れた者にとって必ずや覚悟しておかなければならない本番へと辿り着くまでの気高き登竜門のようなものだからだ。まず席に着いた時点で常駐する器に並々と盛られているオイキムチ、キムチ、おしんこのオードブル。これがまずウマい。そして「こちら、ランチ時間帯のサービスになりま〜す」の声に乗せられて提供される絶品のもやし炒め。これだけで定食にできるんじゃあないのかと一同皆箸が止まらなくなっているところにトドメの一撃として繰り出されるのが大鉢に山盛りにされた生野菜サラダ。今か今かと食料の流入を待ちわびていた胃袋にとっては注意を払わなければこれだけで満腹中枢をノックダウンされること受けあいなのである。

 死のロードを耐え凌ぐとしばらくしてようやく目的のお豚様がお見えになった。玉ねぎとニラの炒め物の上に乗っているのはあの日店を出る際にメニューの写真を見て一目惚れしてしまった一品。それこそまるでビーフステーキかと見紛わんばかりの豚の極厚生姜焼きその物である。

 身はこの厚さにしてナイフの刃をざっくりとかつスムーズに飲み込んでいく。噛み切れないのではないかというこちらの懸念を当然のように愚問に伏し、そして濃厚なタレがまた舌を最高に刺激しライスはもちろん即お代わり状態。赤だしのなめこ汁が食いはしゃぐ大人に対し落ち着けと投げ掛けるかのごとく適度に箸のペースにアクセントを加えている。最後は調子に乗ってシャーベットで締めた。まだ昼である。

 こうして宴は終わった。主人の思惑に従うことなくいつも以上に反り返っている腹に対して気持ちは生き生きと若返ったのではとの思いすら込み上げるほどの満足感とともにいなくなる前に食せてよかったと気分良く会計へと足を向けた。テーブルの隅に置かれた伝票を取った連れが、「これ、『生』としか書いてないや」とポツリ呟くのが耳をかすめる。

 そして事件は起こった。1枚2000円の豚ロースにデザートを追加して単純計算でも3人で合計6千円は超えるはずのところキャッシャーの映し出した金額は4620円という何ともハンパな数字だった。それに先立って伝えた「別々で」の言葉に反応してその担当はそれぞれ個別での金額を自動的に口ずさみ始めている。

 先ほど連れが吐いたセリフが脳裏に甦りふと事態に気付いた瞬間、千円札2枚と100円硬貨2枚を差し出そうとしていた手が止まる。そして紙幣の1枚を引っこ抜き硬貨の追加を目論もうとしたその時だった。

「心持ち、値段が安い気がするんですけど・・・」

 「えっ・・・」という感嘆句に続いてレジの真正面にいた、日頃からやや天然の気のある根が正直なキャラが売りのおじさん(←当人の愛称であり実際は30代初頭)が置かれた状況を意識せず驚きの声を漏らしたのである。その場で右手で口を塞いでやろうかと思ったがそれでは自滅してるようなもの。鳴りを潜めて恐る恐る相手の様子を窺っているとこちらのヒントにも一向に気付く気配がない。おじさんが次に催すアクションが読めない2人は立て続けに支払いを済ますと何やらまごついているおじさんを前後に挟み込むような形で扉を抜け地上への階段を上っていた。今日はツイてるとの歓声を口々に挙げながら。

 簡単な話だった。伝票に残された『生』の字を見て担当は何の疑いもなくノーマルな生姜焼きランチ1280円だと勘違いしたのだ。昼時に値の張る通常料金の豪華メニューを頼む輩などいまいと。そして、コイツらがそんないいモン食えるわけないという勝手な思い込みを宿して。

 こうしてまた1つ伝説を刻んだおじさんの蛇足な発言の揚げ足を取りながら3人は満足気に家路についた・・・違う違う、職場へと戻った。午後、一番初めにやらねばならなかったことが食休みであったのは言うまでもない。


 久々のグルメネタも最後にこんなネタを挿むことになったがために店の実名を載せられなくなってもうた・・・激ウマなだけに紹介できないのが残念。わかる人にはわかるんだろうけど。ま、真面目に働いているといいこともあるということで。
posted by バイ男 at 18:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅・グルメ・モバイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月18日

ウインカスケード 勝つ!

感動のレース映像はこちら↓
http://movie.hokkaidokeiba.net/user-data/movie/20060817-09-b.wmv

 ここに至るまでのプロセスに対して言いたいことはたくさんあるけど何よりも1つ結果を出せたというこの事実をまず尊重しようと思う。カス、おめでとう。いつまで経っても万全の状態にならない脚元と戦いながらもよくがんばってくれました。これで我々のクラブも首の皮1枚繋がった状態ながらも希望溢れる明日を求めて継続運営していくことができそうだ。

 それにしても格は同じ未勝利クラスとはいえあのメンバーでは明らかに実績が上、当然の圧倒的1番人気に推されているにも関わらず直線に入ってからも何か飛んでくるのではないかと後ろが気になって気になって仕方がないレース振り。終いの脚が全くない現状からして行けるだけ行っての粘りこみという戦法は一生向き合っていかなければならない宿命みたいなものなんだろうけど・・・。今後とも小回りの1000mに狙いを定めて全国を行脚してもらいたい。目標は北海道スプリント、かな。

 涙で前が見えないためコメントは以上とさせていただきます。


ウインカスケード

8/17(木) 旭川 9R アリオト特別 ダ 1000 55.0 五十嵐 冬樹 1/8着

五十嵐冬樹騎手 スタート後、隣の6番(ホウヨウサイト)が来たんですが、焦ることはなかったですよ。スピードが違うことは分かっていましたし、案の定少し仕掛けたら、スーッと馬なりで上がっていけました。ただ、返し馬の感じでは、ちょっと切れる脚を使えるタイプではないなという感触があったんですよね。だから、3コーナーから早めにスパートしました。直線では、遊ぶようなところがあったので、気を抜かせないようにしながら最後まで追いましたが、まあ、それでもここでは力が違いましたね。

鈴木伸調教師 都合上、臨場はできなかったのですが、勝ち上がることができて本当に良かったです。能力がある馬だというのは分かっていたのですが、慢性的なソエに悩まされて、今まで結果を出すことができなかったのですからねぇ。でも、この勝利で時間的にも余裕ができましたので、今後はソエの治療など色々考え、馬の状態に合わせてやっていくことができます。今日の勝利は非常に大きい1勝でした。

WRC事務局:押田の目 今まで歯痒いレースが続いていたカスケードでしたが、今日は気持ちのいい勝ち方でした。確かに相手関係に恵まれたこともありますが、未勝利戦もこの時期まできてしまうと、1戦1戦が本当に大切になってきますから、こういう巡ってきたチャンスをモノにできたというのは、カスケードにとって非常に大きかったです。これで時間的にも余裕が出来ましたので、今後はずっと悩まされていた内側にこもっているソエに対する治療というのにも、本格的に取り組んでいけます。ソエの不安さえなくなれば、上のクラスでも通用するでしょうから、今後のカスケードの前進にさらに期待したいと思います。

グイッポオーナーズクラブ
http://www.guippo.com/GOC/
posted by バイ男 at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 一口馬主 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月14日

イギリスよいとこ一度はおいでチョイナチョイナ

⇒イギリス旅行第3部 vol.8(タイトルは完全パクリ)

7/24(Mon)のタイムスケジュール
 06:00 散歩
 07:00 宿で初めてのブレイクファースト
 08:00 チェックアウト
 09:00 ヒースロー空港着
   〜お土産戦争〜
 13:00 ヒースロー空港発

7/25(Tue)のタイムスケジュール
 09:00 成田空港着
 13:00 ラーメン
 19:00 焼き鳥


自分へのお土産(拡大するとコメントが見えます)
自分へのお土産
この写真を後輩に見せたところ、「ホントにもうどれだけ自分のこと好きなんですか!」というありがたいお言葉を頂戴することに。


 間が空いてしまったが最後に旅のまとめでも。毎度そうなのだが今回も大満足の毎日だった。絶対にやりたいこと、時間があったらやってみたいことなど1日ごとに挙げておいた希望が結果として全て思い通りの成果に繋がった。

 初日のナイター競馬を除けばどの日も21時前には宿に帰還しておりその後また飛び出して街をフラついたりとかパブに行ったりとかいろいろやれることはあったのだがその日達成できたことを黙々と反芻して満足感に浸り一日を最高の気分のままで終わらせたかったから自粛した。思えばとても保守的な姿勢だったわけだがそれだけ守りたい思い出が大きかったのだろう。お願いだから今回だけは飛行機落ちないで、と帰りのフライトも半ば祈る気持ちだったのだから。

 過去3回の英国チャレンジでもう単独行動でなければできない(もしくは同行者に迷惑がかかる)自己満足的なことは大体やったかなという気がする。まだまだやりたいこと自体は底なしで、スコットランドでスコッチの蒸留所を巡ったりウェールズでスノードン鉄道に乗ったりマン島でサイクリングしたりブライトンの海岸でロハスな気分を味わったり北アイルランドのジャイアンツコーズウェイでカラニシとマッチレースをしたりと挙げればいくらでも出てくるのだがこれらは独りで体感しても喜びが半減するものばかり。競馬関連でいうとロイヤルアスコットやグランドナショナル、チェルトナムフェスティバルなどを生で観戦してみたいがこれはもうイギリスという国を代表する文化のようなものだから誰か興味のない人間を連れていっても存分に満足できるものと思われる。もしかすると英国独り旅は今回でファイナルになるんじゃあないかとの予感も少しある。

 実は今回の旅を振り返って一番印象に残っているのがエプソムでもクライフでもジョンロブでもなくなぜか丘を越えて飛び込んできたドーバーの青い海だった。というわけでその潜在意識を尊重して8月末にもうひとっ飛びすることをすでに決めてしまった。京都→イギリス→大阪ときて次はWhere?しかしそれはまだ今は公にはできない内緒のお話ということで。乞うご期待。

Fin

posted by バイ男 at 12:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅・グルメ・モバイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月08日

リーズ・カンタベリー・ドーバー・グリニッジ周遊

⇒イギリス旅行記第3部 vol.7

7/23(Sun)のタイムスケジュール
 06:30 宿発
 07:30 ヴィクトリア着
   〜イングリッシュブレイクファースト〜
 08:45 ヴィクトリア発(ツアーバス)
   〜リーズ城見学〜
   〜カンタベリー大聖堂見学〜
   〜ドーバー海峡見学〜
   〜グリニッジ天文台見学〜
   〜テムズ川クルーズ〜
 19:00 エンバンクメント着
   〜スタバマグカップ探しの旅〜
 22:00 部屋で身支度整理中に昇天


リーズ城
リーズ城
この日は日曜日で国内の列車の本数が大幅に減ることがわかっており地力での遠出はちと時間の無駄が多く骨が折れるということから現地のバスツアーに便乗することに。アイルランドでのトホホな経験がしっかりと活かされている。
集合時間の1時間半も前に現地入りしたものの起床時から不協和音を奏でていたお腹の調子がここにきて最悪に。慌ててレストランのトイレを拝借しようとしたところ声を掛けて制されトイレの看板を指差しながら「ノーノー。カスタマーオンリーネ〜」だと。こちとらそんなことに拘ってる場合じゃないんだよ!と「後で買ってやるからちょっと待ってろ」と伝え突進。この辺り、見事に日本人の評判を下げることに貢献している。まあその後発言通りポテトのたっぷり乗ったモーニングセットは買ったわけだが。

リーズ城とトロリーバス
リーズ城とトロリーバス
参加したのは以前ストーンヘンジとバースまで連れて行ってもらった会社の「リーズ城・カンタベリー・ドーバー終日観光」というコース。これまで一度もイギリスの海を見たことがなかったためドーバー海峡にすごく興味を持っていたのだ。

リーズ城正面
リーズ城正面
というわけで外人多数の中、最後部に日本人の一味を乗せたバスが発進し最初の目的地・リーズ城に到着。この近辺は列車が走っていないためリーズ城は車でなければ来れない要所になっている。

リーズ城別館
リーズ城別館
城の離れには庭園もあったのだがこんなところに野郎一人で来てもなぁと淡々と見学は進み、そして城の内部へ・・・

ワイン樽
ワイン樽
この樽がちゃんとチャーされているのかどうか、ただそれだけが気掛かりデ。

ワイン倉
ワイン倉
現在も使用されていて併設のレストランでオーダーするとここのワインが飲めるらしい。

騎士の甲冑
騎士の甲冑
その昔実際にこれを纏ってフェンシングでもしたのかな。

ゴールデンミラー
ゴールデンミラー
唯一関心を惹いた対象がこれだった。

説明文
説明文
この城の領主がオーナーだったようで。チェルトナムゴールドカップを5回も勝つとはスゴい。

カンタベリー城壁
カンタベリー城壁
バスはリーズ城からカンタベリーの界隈へ。部分部分だが城壁は今もなお残されている。

カンタベリーマップ
カンタベリーマップ
当時の街を取り囲むようにして城壁が構築されたのか、城壁ができたその内側いっぱいに街が形成されていったのか。城壁が美しい楕円を描いている。

カンタベリー大聖堂
カンタベリー大聖堂
まるでガイドブックに載っているかのような1枚。ツアーが始まった時点で「今日はあいにく大聖堂の見学ができません」と聞かされていたのだが運良く?14時までなら入れるとのことで大急ぎでランチ(フィッシュ&チップス)を頬張り13:50頃に入場を果たした。

お祈り所
お祈り所
正式名称は知らず。由緒正しき場所のようだ。

中庭
中庭
墓地、なのかな!?

礼拝堂
礼拝堂
ケアルでダメージを受けそうな男には到底近寄りがたい厳かな雰囲気が漂っている。

ステンドグラス
ステンドグラス
この画の1枚1枚がすべて連なって1つのストーリーになっているという話。

ラクリマクリスティ
ラクリマクリスティ
リーズ、カンタベリーとまともな感想を書けないところからどれだけガイドさんの話を聞き流していたのかがわかってしまう。

カンタベリー市街
カンタベリー市街
あっという間に大聖堂見学を終えバス乗り場までの道を行く。聖なる街とはいえ市街の様子は普通の街と特に変わるところはなさそうだ。一番奥に城門の半分が見える。

海辺の街・ドーバー
海辺の街・ドーバー
変わり映えのない草原の道を進んでいたバスが小高い丘に乗り上げ下りへと傾きを変えた瞬間、視界が緑から青一色へと急転換したそこに港町が広がっていた。ドーバーである。

ホワイトクリフ
ホワイトクリフ
ここの土壌は白亜紀に蓄積された石灰岩を基に形成されているため切り立った崖は白い壁(ホワイトクリフ)となって見る者を鮮やかに楽しませてくれる。

フランスっ!
フランスっ!
ドーバー海峡のイギリスとフランス間の距離は35km。天候が良く霧が出ていなければはるか水平線上にフランスの大地が拝めるのだが・・・じ〜っと見つめていると目が慣れてきたその時、「見えた!!!」

ドーバー城とホワイトクリフ
ドーバー城とホワイトクリフ
ツアーの関係上、ドーバーでの滞在期間はわずか10分しかなかったため城には行けずホワイトクリフの崖っぷちから下を眺めるなどという体験もすることはできなかった。

絵はがきカット1
絵はがきカット1

絵はがきカット2
絵はがきカット2

絵はがきカット3
絵はがきカット3

砲台と馬
砲台と馬
この丘の上に設けられた砲台で海から襲ってくる外敵の監視を行っていたという。

カティサーク
カティサーク
ツアーの最終目的地・グリニッジへ到着。ウイスキーで有名なカティサーク号と対面。

魔女が掴んだ馬のしっぽ
魔女が掴んだ馬のしっぽ
男を追いかけた魔女がその馬のしっぽを掴まえたが逃げられた云々という壮大なストーリーを聞いたはずがすべてド忘れ。てゆうかこの魔女、おっさんにしか見えんのだが。

グリニッジピアー
グリニッジピアー
ここからエンバンクメントまで1時間超のクルージングを愉しむ。だがその前に・・・

グリニッジマップ
グリニッジマップ
クルーズが混雑しているため急遽20分ばかり自由時間となった。「20分あれば天文台も行けない距離じゃないですけどあそこは上りになってるのでとてもツラいと思いますよ」とはガイドの声。一瞬躊躇したが男の独り身がここで頑張らずしていつ頑張るんだと勝手な使命感に燃えてしまっていた。

子午線
子午線
ツラいですよとは言ってもどうせ普通の丘だろう、フフ〜ン♪程度に捉え駆け足で進んでいたら半分を過ぎたところで傾斜がキツくなり残り1/4辺りのところで完全なる急坂になった。おい、こんなの聞いてないよ。外人がたむろしてフラフラと行き来している隙間を縫うように駆け上がっていく。気分はまさに箱根駅伝の第5区そのもの。

リバースアングル
リバースアングル
経度0度。苦労して上ったおかげで世界の東西を股にかける男の栄誉を獲得。

子午線跨ぎ
子午線跨ぎ
予備知識も何もなく何が何だかわからぬままシャッターをただ切るのみ。

オマエ誰やねん
誰やねん
ようわからんけどこれが世界標準時間なのか!?

グリニッジ天文台からの眺望
グリニッジ天文台からの眺望
とてもいい眺め。しかしこれに見とれているヒマはなかった。行く手には上りより厳しい下りが待ち受けている。

クワガタみたいなクルーザー
クワガタみたいなクルーザー
結局のところ船着場からの往復時間は17分。天文台方向から肩で息をしながらトボトボと歩いてくる私を見て事態を察したようで日本人のツアー同行者のおじさんおばさんが拍手で迎えてくれた。タオルを巻かれてその場に転がり込みたい心境に。

いざ出発進行
いざ出発進行
ツアー客には優先権があるのか、乗り込む順番を優遇され船の先端のポジションをゲットすることができた。しかしこれが大誤算。陽が船の窓ガラスをフィルターにして凝縮された光が全身に照射されもう暑くて仕方がなかった。確かに見晴らしは最高だったが。

帆を意識した住宅
帆を意識した住宅
こうしてどうでもいい画を・・・

由緒あるパブ
由緒あるパブ
いっぱい撮っていたら・・・

海上警察
海上警察
デジカメの電池がなくなり・・・

タワーブリッジ
タワーブリッジ
これが最後の1枚に。なんとこの後、右にいる巨大な船を通すためにタワーブリッジが開いた。滅多にお目にかかることのできないイベントを川の上から眺める機会を得ていながら写真に残すことができないなんて。なんでこうなるの!かくなる上は・・・

逆M字開脚
逆M字開脚
携帯で抵抗。ショボっ

なっ、一日が長すぎる。コメントを書く集中力が保たん。まとめはまた後ほど。最後に旅その後の総括もしないとなりませんのう。
posted by バイ男 at 20:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅・グルメ・モバイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月07日

デニスベルカンプテスティモニアル

⇒イギリス旅行記第3部 vol.6

7/22(Sat)のタイムスケジュール
 *** こけら落としだ!エミレーツスタジアムの続き ***
 16:15 オープニングセレモニー
   〜ベンゲルによる始球式〜
   〜両イレブンのウォーミングアップ〜
   〜ベルカンプの引退セレモニー〜
 17:00 アーセナルvsアヤックス
   〜前半はプレシーズンマッチ〜
   〜後半は伝説のプレイヤーたちの豪華共演〜
   〜去り行く英雄にスタンディングオベーション〜
 20:00 アーセナル駅発
 22:00 部屋でユニフォームを抱き締めながら酩酊


ベンゲルによる始球式
ベンゲルによる始球式
エミレーツスタジアムのオープニングセレモニーのひと幕。ベンゲルが蹴った風船のボールはゆらゆらと空中を舞い直接ゴールに吸い込まれるか!と思いきや惜しくもバーを叩いた。

スタムとスネイデル
スタムとスネイデル
セレモニー終了後、ひと脚早くアップに出てきたアヤックスメンバーからスタムとスネイデルをキャッチ。スタムがアヤックスに移籍していたことを忘れていて一際背の高い巨人を見つけてまず驚き。昨季のエールディビジ得点王・フンテラールやマドゥロの顔がわからない・・・。

アーセナルイレブンの登場
アーセナルイレブンの登場
続いてアーセナルのメンバーも登場。セスクやファン・ペルシーなどW杯出場組は休暇中のため非出場組と若手が中心。まだベルカンプの姿はなく。

ベル様〜♪
ベル様〜♪
ようやくピッチに姿を現した本日の主役。歓声が沸き起こる。これが最後のゲームになると頭ではわかってはいてもそう思いたくもないところだが。

空からも歓迎
空からも歓迎
ヘリを使ったアプローチも。ロンドン市街地からも見えたかな!?

引退セレモニー
引退セレモニー
プレミアリーグに参加するチームのフラッグ、もしくはこれまでベルカンプが戦ってきた相手チームのフラッグか。そしてセレモニーはクライマックスへ。

ベルカンプ一家
ベルカンプ一家
一男三女と奥さんを引き連れ6人でセンターサークルに登場。

円満退社?
円満退社?
絵に描いたような幸せな家庭を勝手に想像してしまう。息子マイケル・ベルカンプにU世な活躍を期待。

ベルカンプの最後の90分が始まる
ベルカンプの最後の90分が始まる
残されたわずかな時間、一挙手一投足その全てをこの瞳に焼き付けておきたい。

アヤックスサポーターのご乱心
アヤックスサポーターのご乱心
試合開始直後、アヤックスのサポーターエリアから発せられたウェーブがスタジアムを1周、そしてまた1周。しかし突然左側が騒然とし始めたので見てみるとブロックのド真ん中でサポーター同士が殴り合いの乱闘を始めた様子。すぐさま警備員が集まり騒動の中心へとダイブ。数名が次々と摘み出されていった。大枚をはたいてわざわざオランダからこの試合を観戦に来たというのにもったいなさすぎる愚行。

目の前でフリーキック
目の前でフリーキック
主に右サイドから中盤でプレイしていたベルカンプがフリーキックを打つため左サイドに。決めろ!デニス!!しかし無念にもボールは枠の外へと外れていった。

ベルカンプとベンゲル
ベルカンプとベンゲル
ベンゲルの望むべき理想の戦術を完全に理解し実現してみせたベルカンプ。自身のゴールとともに味方の才能を引き出す働きも顕著だった。アーセナルが今後更なる飛躍を遂げるためにはベルカンプの後継の早期発掘が望まれる。

お疲れデニス
お疲れデニス
後半戦に備え30分過ぎにベンチへと退いたベルカンプ。

アーセナルレジェンズ vs アヤックスレジェンズ
アーセナルレジェンズ vs アヤックスレジェンズ
マッチデイプログラムには載っていたのだが雨に濡れるのがイヤで開封していなかったため知らずにいたこのスペシャルマッチの存在。なんとアーセナル、アヤックス双方に所属していた歴代のヒーローたちが集結。イアン・ライトと残留を決めてからサポーターの前に初登場となるアンリ、そしてビエラへの声援がズバ抜けていた。逆にCL決勝でアーセナルの夢を打ち砕いたライカールト、ファンブロンクホルストにはブーイング。中でも昨季終盤リーグ戦でのトテナムとの直接対決でアンフェアなゴールをお膳立てしたダーヴィッツへのものは強烈でプレイ中も45分間ずっと止むことはなかった。

最強にして最高のパートナー
最強にして最高のパートナー
お互いにその存在を最大限に認め合う二人。アンリがいたからベルカンプは安心してトップからシャドウストライカーのポジションに引き下がることができた。そしてベルカンプがいたからこそアンリは世界最高のストライカーとしての素質を開花させることができたのだ。

オーフェルマルスのドリブル突破
オーフェルマルスのドリブル突破
今もキレを失うことのないサイドから中央への切り込み。

反省デニス
反省デニス
ゴール前、キーパーと1対1の決定的な場面でセービングに遭いションボリするベルカンプ。これが2回目。

クライフとファンバステンの20世紀最強ツートップが実現
クライフとファンバステンの20世紀最強ツートップが実現
そんなまさか!クライフがスーツからユニフォームへと姿を変えピッチに登場。そして後半開始前の選手紹介ではコールされていなかったサプライズゲスト、ファンバステンの出場。ゴール前でトラップからボールを浮かしディフェンスを交わしてのボレー。引退から11年経過するもそのテクニックに衰えは見られなかった。対するクライフはファーストタッチでバランスを崩しヨロヨロ。

アーセナルイレブン
アーセナルイレブン
これは試合終了直前の出場メンバー。スタメンにはシーマン、ディクソン、ウィンターバーンやプティ、エドゥ、パーラーらの名前もあった。

アヤックスイレブン
アヤックスイレブン
そしてアヤックス。アーセナルのゲームを毎試合真剣に観るようになったのがスカパーを導入した21世紀以降のためレジェンズの名前を見て感動したのはむしろアヤックスサイドの方でだった。1990年代初頭のオランダ代表に魅せられフットボール(観戦)の虜になった人間にとってファンバステン、ライカールト、デブール兄弟らが並ぶラインナップはまさに涙もの。ヴィンター、ブリント、ロイなんて懐かしすぎる。中でも一番心を揺さ振られたのは地味なところでヨンク。あの優しい笑顔とベルカンプとの代表中盤のホットラインが今も心を掴んで放さないからだろう。これで一番好きなグーリットの名前があれば本当に泣いていたかも(アヤックスではなくPSV所属のため参加資格なし)。クーマンがいたら弾丸フリーキックも見たかった。

アーセナル 2-1 アヤックス
アーセナル 2-1 アヤックス
試合終了。アンリとカヌのゴールでアーセナルが勝利。しかし前半のプレシーズンマッチではフンテラールのゴールでアヤックスリード(0-1)での折り返しだったため実質的には負け?後半途中で得たPKをF.デブールがドカンとバーのはるか上に蹴り上げアーセナル勝利のためにわざと外したのも印象的。結局ベルカンプは3たび訪れた決定的なチャンスをものにできずノーゴールに終わった。全部キーパーが見え見えに倒れている方向にボールが飛ぶんだからなぁ・・・。

健闘を称え合うベルカンプとファンバステン
健闘を称え合うベルカンプとファンバステン
写真左側、オランダ代表1990年代前半のエースと後半のエース同士の抱擁。「オレだって引退直後フットボールから身を引いた時期もあったけど、オマエもちゃんと戻ってこいよ!」。そんな声が聞こえてきそうだ。

デニスとマイケル
デニスとマイケル
59000人余りのファン総立ちの中、息子マイケルの手を取りスタジアムを1周するベルカンプ。

偉大なるNO.10を忘れない
偉大なるNO.10を忘れない
もはや何も言葉にならない。できない。このベルカンプの引退を機に私のフットボール史の1つの章が区切りを迎えまた今季新たな1ページが始まるんだろうと思う。

アンリとビエラに肩車されるベルカンプ
アンリとビエラに肩車されるベルカンプ
レジェンズの中でも一番フレッシュな二人に抱えられ少し照れ気味に歓声に応えていたベルカンプ。ビエラがカットしたボールをベルカンプがワンタッチで捌きアンリがクールにゴールを決める。無敗優勝を飾った当時のアーセナルが見せた数々のカウンターはそのいずれもが絶品でまた限りなく美しかった。

"飛べないオランダ人" デニス・ベルカンプの一ファンとしてあの日あの場に立ち会えたことがどれほどうれしかったことか。もう胸は溜め切れないほどの溢れる想いでいっぱいだった。「もう今日は他に何もしなくていい。思い出作りはまた明日からでいい」とハイネケンに手を伸ばし、そして白夜の中に果てた。
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2006年08月05日

こけら落としだ!エミレーツスタジアム

⇒イギリス旅行記第3部 vol.5

7/22(Sat)のタイムスケジュール
 *** UKロックの聖地巡礼の続き ***
 13:00 アーセナル駅着
   〜ラストハイベリーに酔う〜
   〜オフィシャルショップでお買い物〜
 15:00 エミレーツスタジアム入場
 *** デニスベルカンプテスティモニアルへ続く ***


ハイベリー ノースバンク入り口
ハイベリー ノースバンク入り口
もうこのゲートがフットボールのゲームのために開かれることはない。

ハイベリー イーストスタンド右手より
ハイベリー イーストスタンド右手より
試合当日はあれだけ活況に湧いた通りもどこか寂しげに映る。

ハイベリー イーストスタンド左手より
ハイベリー イーストスタンド左手より
そういえば日本からの英語での電話予約に失敗しててスタジアムツアーに参加できなかった前回の騒動も今ではいい思い出である。

ハイベリー 1913-2006 THE FINAL SALUTE
ハイベリー 1913-2006 THE FINAL SALUTE
一人の勇者の幕引きと時を同じくして一つの壮大な歴史にも終止符が打たれた。

新スタジアムへの通用ゲート
新スタジアムへの通用ゲート
何もかもが新しい。今日のイベントに向けてギリギリ間に合ったというのは事実のようでこの右側にはまだ建設途中の建物も。

オフィシャルショップ「ALL ARSENAL」とお馬様
オフィシャルショップ「ALL ARSENAL」とお馬様
前々日の練習公開によるプレオープンはともかくとして、地元のサポーターも訪れるのはこの日が初めてとあってショップには大量の行列が。ハイベリーに引き続き「荒くれ者はオレたちが許さ〜ん」とのたまうかのような警備馬。

センス溢れる看板
センス溢れる看板
ちょっとした飾りにも最先端のデザイン技術が結集されている。赤とグレーはグイッポの基本カラーと構成が同じ。

今年も頼むで〜
今年も頼むで〜
ショップ内の壁。17歳ウォルコットが代表に選ばれたことから最近はより前面に押し出してチームとしてのフレッシュ感をPRしているように見える。まだアーセナルのトップチームでのプレイ経験がないにも関わらず。ユニフォームは予め背番号をプリントしてあったのが、アンリとセスクとファンペルシーの3選手だけ。どれにしようか迷いに迷ったが残留してくれた感謝の意を込めて同い年のティエリーに。

見えてきたぁぁぁ!
見えてきたぁぁぁ!
通用ゲートからの一本橋を渡るといよいよ。

エミレーツスタジアム
エミレーツスタジアム
エミレーツスタジアムに到着。新たな伝説はここで刻まれてゆく。見てわかるようにこの旅で唯一、アーセナル駅到着からスタジアムに入るこの時、この数時間の間だけ強烈な雨に見舞われた。

スタジアム内部
スタジアム内部
スタジアム移転に伴い入場にあたってはメンバーズカードを使ったIC認証が必要になった。ダフ屋にとっては死活問題なのではないかと思われる。

18ブロック12列目565番
18ブロック12列目565番
このメモリアルゲームをこんな前で観ることが許されていいのかとただただ感動。過去2回が後方寄りのシートだったこともあり、帰ったらJALワールドプレイガイドにお礼のメールしてあげよと心までもが寛大に。

広角全開
広角全開
これはスタジアムの全景も収めておかねばと初日の競馬以来久々に一眼レフに陽の目が。38000人収容のハイベリーから一気に増えること60000人。これで名実ともにビッグクラブの仲間入りと言っていい。

後ろはどうなん
後ろはどうなん
座席に挿んである白い袋はスタジアムをブロック毎に色分けしてデニスを迎えようと目論んだTシャツとオレンジフラッグ。白と赤とオレンジと黒(スタッフ用?)がありピッチから見上げると「DB10」と「ICEMAN」のオレンジの文字が浮かび上がるように考えられたもの。私の席は白シャツだったが全ての人が確実に身に纏えるようにとXL、それも現地サイズで統一されているものだからジャケットの上からでも容易に被れるほどガバガバでプライベートでは全く着こなすことのできないプレゼントになった。

なかなか微笑ましく思えたエピソードが1つ。スタジアムでのゲームが初めてなら当然サポーターもこのシートに座るのは初めてということになる。ゲームが始まり自チームがチャンスになると前列から次々と席を立って声を揚げるのがプレミアのサポーターの流儀。ハイベリーではそれに合わせて木製の座席が跳ね上がり背もたれと衝突することでパタパタと響きのいい効果音を鳴らしていたのが乙だった。しかし今回は誰もがまだ座り慣れていないシートに変わったことで立ち上がった後に皆が示し合わせたかのようにわざわざ後ろを振り返っては座席を手で下ろして腰を落ち着ける様子が見てとれた。これは今ならではの光景かもしれない。
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2006年08月04日

UKロックの聖地巡礼

⇒イギリス旅行記第3部 vol.4

7/22(Sat)のタイムスケジュール
 06:20 宿発
 07:00 ピムリコ着
   〜バターシー発電所〜
 08:00 スローンスクエア発
 08:30 オックスフォードサーカス着
   〜ベリックストリート〜
   〜スタバでモーニング〜
 10:00 JALいぎりす屋(フットボールのチケット受取)
   〜ウエストミンスター寺院でダ・ヴィンチ・ムード〜
   〜コヴェントガーデンでラザニアランチ〜
   〜チョコミントアイスで腹を下す〜
   〜ナショナルギャラリーで岩窟の聖母見学〜
 *** こけら落としだ!エミレーツスタジアムへ続く ***


宿の前のロード
宿の前のロード
相変わらず寝覚めが良い。(この時期の?)ロンドンは朝早いうちは曇っていて大気もひんやり冷たくむしろ半そででは少し肌寒いくらいなのだが陽が煌々と輝き始める9時を回る頃にはもう早くも体感温度が不快なゾーンへと達してしまう。梅雨の長引く東京の気温が25度前後に終始していた時、連日30度を超える酷暑に襲われた雨男。しかも新潟並みに直射日光が痛かった。

今回の滞在先
今回の滞在先
宿は毎回訪れるたびにランクが下がり、今回はいよいよB&Bと言っても過言ではないのではと思われるレベルに突入。まあ独り旅では眠る場所と荷物の安全さえ確保できれば見栄えも格式も全く問わないわけだが。

ピムリコっ!
ピムリコっ!
私がメールアドレスの頭に付けているpimlicoは米プリークネスSを開催しているピムリコ競馬場より拝借したものだが名称の発祥元かと思われるご本家イギリスでのピムリコ駅で初めて下車。地上に出ても何の変哲もない住宅街で観光客が来るところではまるでなかったが長年連れ添っている名前の街で一人しみじみと感慨に浸る。

バターシー発電所
バターシー発電所
ピムリコ駅から南下しぶつかるテムズ川沿いを上流へと歩いていくと見えてくるこの巨大な建造物。その昔石炭火力発電所として稼動していたが現在は文化・商業複合施設として生まれ変わるための工事が続けられている。対岸から眺めているだけでもそのスケールに唖然としてしまうばかりだった。カマーチョと同じくらい、雰囲気を持っている。

ピンクフロイド アニマルズ
ピンクフロイド アニマルズ
なぜわざわざこんなところに足を運んだのか。その答えがこれ。飛んでるのは豚の代わりにジャンボだが。

オアシス (What's The Story) Morning Glory?
オアシス (What's The Story) Morning Glory?
続いてはロンドン中心部に進出してこちら

ベリックストリート
ベリックストリート
ちょうど今回のイギリス遠征を決めた頃に発売になった雑誌「TITLE」でロックで旅するイギリスという特集が組まれていて、いつまでもビートルズしか知らないのもどうかなと思いその中に掲載されていた10組程度のアーティストの曲をザッピングして聞いたことがきっかけ。今では浜崎を失った我が家に毎夜流れるテーマソングの1つとなってしまっている。

スターバックス 何店?
スターバックス 何店?
アイスラテと何か食べ物をペロリというのは日本と何ら変わらない朝の過ごし方。落ち着く。

アヤックスサポーター見参
アヤックスサポーター見参
まだ朝だというのにどのサポーターも試合が待ちきれない様子。とはいうもののあんたら、ドーナツ屋で一杯やっているのかい。

ピカデリーサーカス
ピカデリーサーカス
ここを通ったらシャッターを切ってしまうね、やっぱり。

ロンドンといえば・・・
ロンドンといえば・・・
いつ見てもこの景観には圧倒されてしまう。

ビッグ弁
ビッグ弁
さすがにこんなもので胃を塞がれたらオエッってできないな、ってオイっ。
真下から見上げてみようの画。この日は土曜日、ようやく人間の活動時間帯に差し掛かったこともあり周囲が観光客で埋め尽くされるようになってきた。

ウエストミンスター寺院
ウエストミンスター寺院
ダ・ヴィンチ・コードが縁。映像を重ね合わせる形で標識をカットインさせてフォーカス。映画ではこの文字が「WEST MINSTER 何ちゃら」となっていたはずなんだがなぁ。

ナショナルギャラリー
ナショナルギャラリー
またもやダ・ヴィンチ・コードより。以前大英博物館を5分で見学打ち切りにした男がここでは迷宮のような館内でパンフレットも持たずに右往左往。とても辿り着けないと諦めかけ出口へと歩を進めた瞬間に発見したのはそう、岩窟の聖母の画だった。

キングジョージW世像
キングジョージW世像
Y世の像だと思って飛びついて撮ったものが実はWだったというオチ。

これまでイギリスを訪れていてもその過半数を郊外か他国で過ごしている。今回も4日のうちロンドン市内を彷徨ったのはこの日の半日だけ。そのスタンスは変わらない。だからこそ毎回歩いていて斬新感が味わえるのかもしれない。しかしオープンなレストランでこの旅唯一のまともな食事になるラザニアを食べた後コヴェントガーデンで無料で配っていたチョコミントのアイスを咥えたところから腹に異変が。凡庸な市内観光が一転、トイレ探しの珍道中へと趣きを変えることとなった。
午後はいよいよ今回の旅のメイン、ベル様の引退試合リポートへ。
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2006年08月03日

ホワイトハウスコックスレクイエム

⇒イギリス旅行記第3部 vol.3

7/21(Fri)のタイムスケジュール
 *** made in ノーザンプトンの続き ***
 13:00 ノーザンプトン発(国鉄)
 14:00 バーミンガム着
 14:20 バーミンガム発(バス)
 15:00 アルドリッジ着
   〜ホワイトハウスコックス社の外観見学〜
 16:30 アルドリッジ発(バス)
 17:10 バーミンガム着
   〜競馬DVD購入〜
 18:00 バーミンガム発(ヴァージントレイン)
 20:00 ロンドン着
 22:00 部屋で革靴に頬擦りしながら泥酔


鉄道その4
鉄道その4
この日最大のイベントだった靴工房4社への立ち寄りノルマを全うしたのが午後1時前。この後ロンドンへ踝を返すか、さらに北へと進路を向けるか、選択肢は2つあったが後者を選択。バーミンガム行きの車両へと乗り込んだ。エアコンがなかった先ほどの車両とは居心地が雲泥の差で束の間の休息を快適に愉しむことに。しかしミネラルウォーターだと思って買ったペットボトルがガス(炭酸)入りで開けた途端に暴発し辺り一面を水浸しにしてしまったりもした。

バーミンガムニューストリート駅
バーミンガムニューストリート駅
ロンドンからリヴァプールやマンチェスターを目指す際の中継点とされるバーミンガムも中部地方では一番の大都市。人口もイングランドではロンドンに次ぐ第2位を誇るとのこと。

バーミンガムの街並み
バーミンガムの街並み
歴史ある建物と今風の商用ビルが混立する街並みが面白い。どことなく雰囲気が町田に近いものを感じたのは気のせいか。

バーミンガム教会?
バーミンガム教会?
バーミンガムに来たことにはワケがあった。この街の郊外のとある場所を訪問したかったからだ。しかし調べではその付近を通っていた鉄道がすでに1970年代に廃線となっており今は5kmほど離れた最寄駅Walsall(ウォルサル)までしか辿り着けないことが事前にわかっていた。

バーミンガムインフォメーションセンター
バーミンガムインフォメーションセンター
そんな折り、バーミンガムの駅を降りて構内を彷徨っていると写真のi(インフォメーションセンター)を横切った。思いつきで入ってみると壁越しにはズラリと並べられたパンフレットの数々。ここで閃いた。そうか!バスを使うか、と。

アルドリッジ商店街
アルドリッジ商店街
路線図の書いてある一枚のパンフを手にタイミング良く現れたバスへと乗り込む。しかしこちらのバスは停留所に差し掛かっても一言一句アナウンスを発しないため自分で現在地を確認して降り過ごしを防がねばならない。地図に書かれたストリートの名と車窓の風景だけを頼りにただただその瞬間を待った。

アルドリッジな景色
アルドリッジな景色
およそ40分ほどで目的地周辺と思しき地名に差し掛かり他の乗客らとともにバスを降りた。街の中心こそスーパーやショップが集まってはいたがものの5分も歩けば早くもこんな風景に。

アルドリッジの倉庫街
アルドリッジの倉庫街
メーカーサイトの住所から場所を割り出しいざ尋ねては来たもののこんなところに本当に会社があるのかと深く抱えた疑念がこの案内板を見てホッと晴れたことを覚えている。私が日頃使っているブライドルレザーの財布や定期入れなどを全てハンドメイドで製造している革小物のブランド、ホワイトハウスコックスの本社(F1に注目)である。

ホワイトハウスコックス社前
ホワイトハウスコックス社前
ノーザンプトンの靴メーカーと違いどのガイドブックにも、そして個人のサイトにもファクトリーショップなる情報がなかったためただ会社を見るだけになってしまうかもなぁとわかっていながら訪れたわけだがこんな草原をくり貫いて設けられた倉庫群の一角に工場兼オフィスがあるとは思わなかった。

ホワイトハウスコックス社工場
ホワイトハウスコックス社工場
ここで幾多の名牝、おっと、名品が製造されている。次は名刺入れが欲しいんだ。

ホワイトハウスコックス社正面
ホワイトハウスコックス社正面
普段こんなところに一般ピーポーが出現するはずもなく不審に思われたのか、掃除のおばちゃんが入り口から突然顔を覗かせたことにびっくり。語学力が2年前の状態であればとことこ受付まで行って見学の交渉なりもできようものだが今となってはチンパンジーと人間が応対するようなものだろうと思い出を胸にしまいひっそりと姿を消した。

ヴァージントレイン
ヴァージントレイン
バーミンガムへと戻りこのままロンドンに直帰するのも味気ないかなと街を散策。たまたま入ったヴァージンメガストアでは「HORSE RACING'S Greatest Ever RACES」というタイトルの2枚組DVDを発見、当然購入する。中身はヨーロッパの平地と障害レースそれぞれのベストレース25本を掻き集めたものであるようだ。
通勤客に雑じって特急列車に乗車。前回ユーロスターにも乗ったし残るは蒸気機関車にでも乗れば鉄道発祥の国でほとんどのタイプの列車に乗ったことになるのではないかと思うとジーンときた。
その後無事ロンドンへ帰着し部屋で買ったばかりの宝物たちを目の前に侍らせながら乾杯。銘柄は、ここ最近飲めるようになったギネスに決めた。
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2006年08月02日

made in ノーザンプトン

⇒イギリス旅行記第3部 vol.2

7/21(Fri)のタイムスケジュール
 06:40 宿発
 07:50 ユーストン発(国鉄)
 09:30 ノーザンプトン着
 09:50 クロケット前まで移動(タクシー)
   〜クロケット&ジョーンズ〜
   〜ジョンロブで革靴購入〜
   〜トリッカーズ〜
   〜ノーザンプトンマーケット〜
 12:00 ランチ(ハンバーガーとチップス)
   〜チャーチで革靴購入〜
 *** ホワイトハウスコックスレクイエムへ続く ***


ユーストン駅発車案内板
ユーストン駅発車案内板
目覚ましは相当余裕を持って5時半に設定。しかし予想通り鳴る前、それも4時台に早々と目が覚める。もはや長い付き合いになるこの体の旅先での性質は解っている。寝転がり続けることを諦め行動を開始すると1本早い30分前の国鉄に間に合ってしまった。

鉄道その3
鉄道その3
まだ時間は早いけどいいや、乗ってしまえとばかりにホームへGO。もし前日エプソムダウンズ競馬場に行けていなかったらこの日はロンドンから北に直進してノッティンガム近郊にあるサウスウェル競馬場でしがない障害レースを観ているところだったが、見事に初日のノルマをクリアしたことで本格的なお買い物というイギリス旅行3度目にして初めての試みに踏み切ることができた。目的地はロンドンから北西に1時間ほど離れたところにある街・ノーザンプトン。あの列車に乗って行こう〜♪

車内
車内
列車は順調に進んでいたものの終点まであと2駅と迫ったところで急に停止。車内アナウンスが入り(当然英語で理解不能)その後30分足止めをくらった。もしこれが昨日だったらひでぶっ!なところだったがこの日は時間にゆとりがありあり。変わり映えのしない車窓の緑を眺めながら物思いに耽った。それはもうナーバスになるほどに深く、そして重く。

ノーザンプトン駅到着
ノーザンプトン駅到着
ノーザンプトンと言えば・・・

クロケット&ジョーンズ ファクトリーショップ入り口
クロケット&ジョーンズ ファクトリーショップ入り口
そう、知る人は知っている、英国内有数の革靴の名産地。出国前にたんまりと印刷しておいた街の局地的な詳細地図からして目標地点までの距離は3km。歩いて行けないこともないがまだ朝早いし先は長いということで駅前に連なるタクシーを拾った。

クロケット&ジョーンズ ファクトリーショップ建物
クロケット&ジョーンズ ファクトリーショップ建物
愛想のいいタクシーの運ちゃんと別れ正面の少しだけ開いていた扉に手を掛け中に入ってみる。人の気配がない。いや、何より暗い。玄関には堅く閉ざされた2枚の扉があった。右手に螺旋の上り階段があったのでそれを登ってみる。配送業者が靴が入っていると思しき包みを届けた形跡はあった。が、やはり2階もガラス越しに見える部屋は暗かった。うろたえること5分ほど、階下で物音がし白髪の男性が2階へと上がってきた。こちらもびっくりだが向こうも通路に佇む黒髪の少年にたじろぐ様子が窺えた。二言三言会話を交わすと初老間際の男性は扉の中に入りそして暗がりの中から別の男性を連れてわざわざ外に出てきてくれた。
「金曜はショップの営業は14時からなんですよ」
Oh、なんたる勇み足。そりゃ建物全域が暗いわけだ。出直すしかなかった。

ジョンロブ ファクトリーショップ
ジョンロブ ファクトリーショップ
失意のクロケット&ジョーンズ前から北へ1kmほど、左手に大きく広がる公園に沿って歩き拓けた交差点を路地裏に1本入ったところにある建物。エドワードグリーンと並ぶ英国革靴トップブランド2強の1角、ジョンロブである。

ジョンロブ ファクトリーショップ受付前
ジョンロブ ファクトリーショップ受付前
ドアの向こうには一体どんな世界が待ち受けているものかと恐る恐る開けてみれば相手をしてくれたのはとても感じのいい受付の女性。こちらのカタコトの英語に従いあれやこれやとサイズの合う靴を数足出してくれた。ホワイトとダークブラウンのローファーの選択で悩み最終的に決めたのは・・・まあ後ほどまとめて紹介。

トリッカーズ ファクトリーショップ
トリッカーズ ファクトリーショップ
ジョンロブ、クロケットのショップからは駅に向かって半分ほど戻ったところにあるトリッカーズ。英国王室御用達を示す玄関上に掲げられた王冠が歴史の重さを物語る。

トリッカーズ 工場
トリッカーズ 工場
入り口に掲示された営業時間を見る限り、オープンしていておかしくない時間帯だったが扉は堅く閉ざされたままだった。もうブーツを一足持っているからいいかとあっさり諦める。

ノーザンプトンマーケット開催中
ノーザンプトンマーケット開催中
駅とトリッカーズの中間地点の辺りに大賑わいのショッピングセンターがありスーパーやショップが軒を列ねていた。ちょうどマーケットが開催中で広場には露店が溢れている。どうもこういうところで買い物する気になれないのは韓国のトラウマのせいだろうか・・・。

何たら聖堂
何たら教会
日本にないものを見かけると意味がわからなくともシャッターに指が掛かってしまう。

チャーチ ファクトリーショップ1
チャーチ ファクトリーショップ1
マーケット脇にあったレストランのハンバーガーとたっぷりポテトで腹ごしらえを済ますと今度は駅を渡って少しのところにあるチャーチのショップに向かった。ここは建物の上にも大々的に看板が出ていたりしてひと目に付きやすかったのがグッド。

チャーチ ファクトリーショップ2
チャーチ ファクトリーショップ2
サイズ別に陳列されたアイテムの中から気を惹くものがあれば買おうと思っていたが。

ノーザンプトン産マイコレクション
ノーザンプトン産マイコレクション
というわけでこれは帰国後のワンショット。一生履ける25万ほどのコレクションには左からトリッカーズ、ジョンロブ、クロケット&ジョーンズ、チャーチとノーザンプトンに本拠を置く4社の靴が揃った。以前から所有していたトリッカーズとクロケットに続いて、ジョンロブではプライベート用にとダークブラウンのチェスターを購入した。そしてチャーチでは珍しいバーガンディブラウン(レッド?)のハイグローブを購入。
革靴の箱を2つ携えて徒歩旅行を続けるのはそれはそれは難儀なことが想像され、「14時に開くよ」と言われていたクロケットについてはこれ以上お供が増えるのは勘弁と募る心を説き伏せ再来を割愛する決断に到った。
posted by バイ男 at 00:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅・グルメ・モバイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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